一人暮らしをしていると、どうしても外食に頼りがちにはなってしまいませんか?お店で食べる食事は美味しいですし、なんといっても調理の手間がないのが魅力ですよね。
しかし、自炊と比べると、どうしても費用がかかってしまいます。コツを掴んで自炊ができれば、大きく節約できるんです。今回は、安上がりにできる自炊のコツをご紹介していきましょう。
【この記事の目次】
買い物での節約術
まず、自炊で食費を抑える上で大切なのが、食材を買いに行くときです。調理法を工夫して節約しても、買い物で無駄遣いをしていては節約になりません。
まず、より食材を安く購入するために知っておくべきなのが、食材ごとの平均の値段です。大体の平均の値段がわかると、どの食材が高くてどの食材が安いのかがすぐ分かります。
特に知っておいて欲しいのは、ちょっと値段が高めの肉などです。日によって、肉の値段は同じスーパーでも変動するものです。
私がいつも行っているスーパーでは『食肉デー』が週に1回あり、いつもより安く肉を購入できる日があります。たとえば、いつもより100gあたりの値段が10円下がっていれば、500g買った場合50円得をします。そういった、少しの節約の積み重ねがとても大切です。
買い物は事前に買うものを決めてから
また、スーパーへ買い物に行くときにはチラシなどを見て、その日の安い食材が何かを知っておくと良いですね。
何を買うのかしっかり事前に決め、メモしておくのも良いかもしれません。欲しいものを明確にしておくことで買い物時間も短縮でき、無駄な買い物を防ぐこともできます。
チラシをこまめにチェックし、お目当ての商品だけを安い日に買いに行くのも一つの手段です。
ただし、頻繁に買い物に行くと余計な物を購入してしまい、結果安いものを買いに行っても出費が増えてしまうケースもあります。いろいろな商品に目移りしてしまうという方は、一度にまとめ買いをして買い物に行く回数を減らすのも出費を抑えるテクニックの1つです。
お米はまとめて炊きましょう
料理や炊飯などをその日ごとにする方は多いかと思いますが、節約においてはNGな行為だとご存知ない方も多いでしょう。
実は、ご飯を炊くのに使う炊飯器は、保温状態にしておくと電気代がかなりかかるそうです。5合炊くのに13円から15円程度の電気料がかかりますが、保温状態にしておくと、それ以上の電気代がかかってしまうのだそうです。
ご飯が炊き上がったら保温状態で放っておかず、1食分ずつ小分けにして冷凍しておきましょう。「レンジで温めると電気代がかかってしまいそうだ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は炊飯器を保温状態にしておくよりも、冷凍して電子レンジで温めなおすほうが電気代は安いのです。
おかずもまとめて作りましょう
また、調理に関しても1日ごとに作るより、数日分をまとめて作る方が光熱費の節約になります。
私も旦那のお弁当のおかずを作る時、1週間分まとめて数品作り置きして、冷凍保存して、使うときに温めていました。
光熱費の節約はもちろんですが、1度に作り置きをしておくと時間の短縮にもなるのでオススメです。休みの時間がある時、まとめて作っておくと良いでしょう。
節約を意識して自炊をすることが大事
自炊をしても外食をするより食費が高くなる原因は、何も考えず自炊することだと私は思います。
食材の組み合わせによって、外食よりも値段のかかるメニューになってしまうこともあるからです。また、買ってきた食材を上手に使わないと腐らせてしまって無駄になってしまうことも……。
私は主婦になって3年以上経ちますが、買ってきた食材を綺麗に使い切るということが苦手です。だいぶ減ってきましたが、いまだに食材を腐らせてしまうこともあります。
そこで、無駄遣いを防ぐためにオススメなのが献立を決めておくことです。あまり食費のかからないレシピなどを調べて献立に入れておけば、買い物に行くときに買うものも明確になります。
また、事前に献立を決めれば、食材のロスも格段に減るはずです。そういった小さなことの積み重ねが節約につながっていきます。
食費を月ごとに記録しましょう
買い物などのレシートをとっておき、1ヶ月にかかった食費をノートなどに記帳しておけば、より節約を意識することができます。是非挑戦してみてはいかがでしょうか?
自炊は手間がかかってしまいますから、一人暮らしですとついつい外食に偏ってしまいそうですが、お財布と健康を考えると自炊がオススメです。
節約には手間がかかります。しかし、節約によって貯金が増えたり、他のことにお金を使ったりする余裕が生まれます。自炊で節約をして、自分の生活をより豊かなものにしていきましょう。
(文・マオ)