実際、社長って年収いくらもらっているの?

年収を上げたい        2015年11月10日

その平均年収3181万円!実際、社長っていくらくらいもらっているの?

(この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。)


  • 社長よりも副社長の方が収入が多い!?

    雇用・賃金などに関する情報誌を発行している産労総合研究所が上場企業1,500社、非上場企業2,000社を対象に『役員報酬の実態』のアンケートを行ったところ次のような結果が出ました。

    【社長の平均収入】

    • ボーナスありの場合 3797万円
    • ボーナスなしの場合 2763万円

    企業の規模や上場・非上場によるばらつきはあるものの平均すると3181万円となります。これも結構な金額ですが、企業には社長よりも稼いでいる役職があります。それは副社長です。社長よりも実務に近い仕事をこなすことが多いためより収入が高くなるようで、その平均はなんと3482万円。社長よりも300万円も多いことになります。

    では社長はあまり働かずに給料だけはもらえて楽かというとそうでもありません。不祥事が起きたり業績が悪化したりすると企業のトップとして対応を迫られる立場にあり、場合によって解職ということもあり得ます。

    そうは言っても高収入はやはり魅力的。20代、30代の非役職者が高収入を得るにはどうしたらいいのでしょうか?

    高収入への近道とは?

    厚生労働省が発表した『平成24年賃金構造基本統計調査』によると役職別の平均年収は次のようになります。

    • 部長 約1072万円
    • 課長 約832万円
    • 係長 約624万円

    2024歳の男性の非役職者の年収が約320万円なのに比べると、部長で約3倍超、課長で約2.5倍、係長でも1.9倍にもなります。

    年収を上げるには何年も同じ会社で働き、地道に努力を重ねて出世すること、数年間働き十分な経験を積んだところでより給与が高い会社に転職すること、などの方法が挙げられます。ひと昔前のような年功序列制度ではなく実力・成果主義が推奨される現在の企業形態ははたしてビジネスマンにとって利点となるのでしょうか?

    年齢に関係なく実力のある者が結果を出すことで出世が約束される欧米スタイルの実力・成果主義は努力が給与に反映されることによるモチベーションの向上がメリットと言えますが、結果が出せなければ逆に減額となる可能性もあります。

    一方、年功序列制度では長く働けば順調に昇給するものの、先輩・後輩の位置づけが強固であり、若手が出世しにくく、自分の能力が認められていないと感じられることもあるかもしれません。

    【関連記事】実際、年収3000万円ってどんな暮らし・仕事なの?

    思い切って起業しちゃう!?

    思い切って起業しちゃう!?20086月に一般サービスを開始したエバーノートは、写真、文書、Webページなどさまざまな情報を効率的に保存できるクラウドサービスで、わずか4年あまりで4000万人ものユーザーを集めました。このサービスを提供するエバーノート社の社長フィル・リービン氏は起業家を目指す人たちへ次のようなメッセージを送っています。

    「メディアなどでは成功したベンチャー企業ばかりを取り上げますが、実は新規に創業した会社の95%から99%は失敗しています。」

    ビル・ゲイツ氏やスティーブ・ジョブ氏など大成功を収めた起業家は数多く存在しますが、それはごく一部という厳しい指摘です。

    起業家を目指す人々が会社を興す理由は主にお金、地位、そして自由な時間と言われますがこれについても、

    「生涯収入を最大にしたいなら、その最も良い方法は、できるだけ給与の高い仕事を見つけてしがみつくことです。銀行の幹部、弁護士、専門医などはオススメです。一番高給が支払われる職業を選びましょう。親から多額の財産を相続できる人なら、これがおそらく一番でしょう。」

    「起業家になれば名声や権威が付いてくると思うのは大間違いです。スタートアップ(ベンチャー)を起業してCEOになってみると、実は自分以外が全員ボスのように感じられるものです。」

    24時間中20時間働くというなら自分で働く時間を管理できますが、それ以上の自由はありません。」

    と、語っています。

    一念発起して起業家も目指すも、今の会社で頑張るもあなた次第です。

    私の本業である翻訳業もフリーランスなので、上司も部下もいないぶん人間関係など余計なストレスがたまらないのが最大の利点ですが、月々の収入も仕事量もまったくバラバラ。

    夜中過ぎまで仕事をしている週もあれば2週間何の仕事もないことも。規模は違いますが、そういう一種のギャンブルのようなところが自営業の面白いところかもしれません。

    (文/森野万弥)

    合わせて読みたい タグ: ,
    森野万弥
    森野万弥
    翻訳家、ライター。日本語教師養成課程修了。元英国空軍(RAF)隊員。2010年より翻訳業・執筆業(現地の大学の発行する日本語教材の執筆を含む)開始。英国在住。

    TOPへ

    ページトップへ戻る