野村総研といえば、平均年収ランキングでいつも上位に挙がっているので気になっている方も多いのではないでしょうか?転職や就職を考えているなら、高年収を狙いたいのは当然ですよね?
ここでは、野村総研の年収や社風、魅力、仕事内容についてみていきたいと思います。
野村総研の概要とは?
まず、野村総研の概要についてウィキペディアを参考に調べてみます。野村総研の正式名称は「株式会社野村総合研究所」。NRIと略されることもあります。
野村総研は1965年に設立した、国内で最大のシンクタンク、システムインテグレーター、コンサルティングファームとして有名な企業です。簡単にいえば、社会のいろいろな分野の専門家が集まった研究機関ということです。
本社は千代田区丸の内1丁目にあります。
野村総研(NRI)の仕事内容とは?
事業内容については、ナビゲーションとソリューションの相乗により、トータルソリューションを提供すること。分野は社会のあらゆる分野に及んでいます。
- マネジメントコンサルティングやシステムコンサルティング
- 金融ITソリューション
- 流通ITソリューション
- 産業ITソリューション
等々です。
野村総研(NRI)の年収は?
野村総研の年収について、「平均年収.JP」というサイトで調べてみます。野村総研の平均年収は1,112万円。
ここ数年の平均年収の推移をみてみます。
- 平成27年は1,156万円
- 平成26年は1,089万円
- 平成25年は1,091万円
さすがに高年収トップクラスの企業です。連続して平均年収が1,000万円を超えていますね。
ところで、野村総研の年代別の平均年収はどうなのでしょう? 同じサイトにデータが掲載されていたので見ていきます。
- 20代前半・・・・・・633.8万円
- 20代後半・・・・・・789.5万円
- 30代前半・・・・・・867.4万円
- 30代後半・・・・・・989.7万円
- 40代前半・・・・・・1,112.0万円
- 40代後半・・・・・・1,245.4万円
- 50代前半・・・・・・1,334.4万円
- 50代後半・・・・・・1,323.3万円
- 60代前半・・・・・・900.7万円
入社したてはそんなに高くもないのでは?と思っていましたが、さすが野村総研、20代前半にしてすでに600万円代の年収となっていますね。
年収が一番高い年齢層は50代後半で、1,334.4万円にもなっています。課長になると約1,570万円、部長になると約1,700万円だそうなので、この年代で課長や部長に昇進する人がもっとも多いことが予測されます。
データによれば野村総研の従業員数は5,560人、平均年齢は37歳、平均勤続年数は11年。他の企業と比較すると平均年齢が若く、平均勤続年数が短めです。仕事内容がハードなことが予測されます。
ハードだがエリート中のエリートで、高嶺の花だ
野村総研に入社しているのは、一流大学をトップクラスの成績で卒業した人たちのみ。つまり、エリート中のエリートだといえます。
入社に当たっては厳しいレベルのスキルが要求され、入社後も激務となります。野村総研といえば高年収なことに注目しがちですが、そのハードさに見合った金額であるともいえます。
社内の雰囲気も気になりますね。そこで仕事をしたことのある人の声を参考にしてみます。
さまざまな分野での専門家の集まりだということもあり、常に難解な情報を分析しているイメージのようです。デスクに向かって黙々と調査や分析を行って研究を進めていくため、社内は静かで、業務に集中しやすい環境だということです。
研究、データ分析が好きな方には向いているといえるでしょう。同僚の中に仲のよい友だちを見つけてワイワイ楽しく仕事がしたい!という方には向いていないかもしれません。
インターンシップが人気
野村総研はインターシップが人気です。形だけのインターシップではなく、実際の案件を社員さんと一緒に扱うことができます。実体験で適性を試してみましょう。
応募期間は9月後半から10月前半ごろです。実際に体験する期間は5日間で、12月から1月前半にかけてです。
野村総研への入社を検討するならこのチャンスは逃せませんね。
(文/河原まり)
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