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スマホの通信料を不便なく節約する方法を徹底解説!

投稿日:2017年4月8日 更新日:


手軽で便利なスマホは、1人1台以上持っているのが当たり前の時代となっています。そのため家計の中でかつてはなかった通信料という項目が増えている上、その平均は年々増加している傾向にあります。

便利な分だけ利用頻度が多く、その分通信料がかさんでしまうスマホの月額料金を少しでも下げる方法はないものなのでしょうか?この記事では不便なくスマホの通信料を節約する方法を分かりやすく解説します。

みんなどれくらいの通信料を支払っているの?

あなたのご家庭ではスマホの料金はいくらぐらいかかっているでしょうか?スマホは固定電話のように1家に1台というわけではなく、家族がそれぞれ持っていることが多いので、それらの金額を合計すると家計の中でかなりの割合を占めることとなります。

総務省統計局の2人以上の世帯における品目別支出金額データによると、スマホの平均利用金額は年々上っています。

移動電話の平均月額料金

  • 2008年:7,675円
  • 2009年:7,933円
  • 2010年:8,055円
  • 2011年:7,990円
  • 2012年:8,131円
  • 2013年:8,326円
  • 2014年:8,783円
  • 2015年:9,251円

統計項目ではスマホ限定ではなく移動電話通信料という項目となっていますので、携帯電話全般ですが、いずれにせよ、それなりの金額である上に毎年上昇していることが確認できます。

移動電話の平均年間料金

  • 2008年:92,098円
  • 2009年:95,200円
  • 2010年:96,656円        
  • 2011年:95,884円        
  • 2012年:97,571円        
  • 2013年:99,907円        
  • 2014年:105,398円      
  • 2015年:111,013円

ちょっと油断すると、せっかく他で節約したとしても大きな出費となってしまいますので、不要な通信をしないように、しっかりと管理する必要があります。

自宅のインターネットとスマホをまとめて大きく節約

スマホの月額料金を節約する方法はさまざまな方法があります。その中でも誰でも簡単に節約する方法としては、お使いのスマホとご自宅で利用されているパソコン用のインターネットをまとめてしまうという方法です。

昔は光ファイバー回線といえば、NTT西日本とNTT東日本が提供しているフレッツ光や、関西電力が提供しているイオ光など、サービス提供者は限られていましたが、最近では多くのプロバイダーなどの事業者がNTTの設備を借り受けて、独自の光ファイバーサービスを展開しています。

そのため、ユーザーの利用状況合わせたプランを選びやすくなっています。ここでは大手であるドコモ光・auひかり・ソフトバンク光と携帯をまとめた場合の割引について紹介します。

ドコモ光のセット割とずっと割で賢く節約

ドコモ光の月額料金はマンションにお住いの場合は4,000円、戸建てにお住まいの場合は5,200円で、この中にプロバイダ料金も含まれています。プロバイダとは、インターネットにつないでくれる事業者のことをいいます。

通常、インターネットにつなごうと思ったら、NTTのような通信事業者と接続してくれるプロバイダとの2つの契約が必要です。高速道路でたとえると、NTTが道路そのもので、プロバイダは料金所といったところでしょうか。

しかし、ドコモ光の場合はプロバイダ料金も込みなので、シンプルに分かりやすく利用することができます。ドコモ光とスマホをまとめると、セット割が適用される上、長期間利用することでずっとドコモ割が適用されます。

ドコモのスマホのデータ通信料は、利用データ量を家族で分け合うシェアパックがお得で、たとえば大容量データ量の「ウルトラシェアパック100」を利用し、4年間ドコモを使い続けた時のスマホ代の割引額は4,200円となります。

ドコモ光セット割+ずっとドコモ割(4年間)のスマホ代の割引額

プラン名 パケットパック セット割 ずっとドコモ割 合計割引額
ウルトラシェアパック100 25,000円 -3,200円 -1,000円 4,200円割引
ウルトラシェアパック50 16,000円 -2,500円 -800円 3,300円割引
シェアパック15 12,500円 -1,800円 -600円 2,400円割引
シェアパック10 9,500円 -1,200円 -400円 1,600円割引
シェアパック5 6,500円 -800円 -100円 900円割引

auひかりのスマートバリューで上手に節約

auひかりの月額料金はマンションが3,800円、戸建てが5,100円で、戸建ての場合は2年目が5,000円、3年目が4,900円で光ファイバー回線を利用することができます。auひかりもプロバイダー料金が込みですので、契約もauの1社のみとシンプルです。

auひかりとスマホをまとめると、スマートバリューという割り引きが適用され、プランに応じて毎月1,410円から2,000円がスマホから割引となります。

auスマートバリュー

データ定額30 毎月2,000円割引 2年間で合計48,000円割引 3年目以降も毎月934円割引
データ定額5 毎月1,410円割引 2年間で合計33,840円割引 3年目以降も毎月934円割引
タブレット
(LTEフラット for Tab/Tab)
毎月1,410円割引 2年間で合計33,840円割引 3年目以降も毎月934円割引

また、固定通信サービス1回線にごとに、家族全員のスマホやケータイが割引となり、台数によって2,000円から6,230円の割引が適用されます。

ソフトバンク光のおうち割光セットでしっかり節約

ソフトバンク光もプロバイダ込みの契約となっていて、ドコモ光やauひかりと同様にシンプルなプラン設定で速度の速い光回線を利用することができます。ソフトバンク光の月額料金はマンションが3,800円、戸建てが5,200円で、スマホとまとめることでソフトバンク光セットという割引の適用が可能です。

ソフトバンク光セットもデータ定額プランごとに割引額が異なり、月額500円から2,000円の割引が受けられます。

ソフトバンク光セット割引

  • データ定額30GBの場合:毎月2,000円割引
  • データ定額20GB、5GBの場合:毎月1,522円割引
  • データ定額ミニ2GB、1GBの場合:毎月500円割引

また、家族のiPhoneをまとめた「おうち割光セット」に加入すると、家族のiPhone台数に合わせて1,522円から6,088円の割引となり、よりお得に利用することが可能です。

スマホの通信料を節約の盲点をご紹介!

スマホは通話やアプリの利用、インターネットの利用やビデオ通話など、利用シーンごとにデータ利用量が異なります。そのため、知らず知らずのうちにたくさん利用していて、気が付けば速度制限がかかってしまう場合があります。

速度制限がかかると、通常速度に比べて圧倒的に遅い利用モードとなってしまい、翌月まで使い勝手が悪い状態となります。通信量の残りデータ量は管理メニューにログインすると確認できますので、小まめに確認されることをおすすめします。ログイン方法が不明の場合にはご利用のキャリアに確認しましょう。

このように、通信制限がかかってしまうと、ワンランク利用料の高いプランにしがちですが、その前に通信量の節約術を身に着けることをおすすめします。では、最後にスマホ通信料節約の盲点を紹介します。

LINEモバイルもWi-Fiを利用する

LINEは手軽にメッセージのやり取りができる便利なツールですが、LINE電話を使えば音声通話も可能です。通話料がかからないので使い放題と思っている人もいらっしゃいますが、ネットに接続する通信データは利用していますので、Wi-Fiを利用することで節約をしましょう。

自宅のWi-Fiか、外出先のWi-Fiのある所に移動してから電話をすると節約が可能となります。

キャリアにこだわる必要はない!

ドコモやau、ソフトバンクのようなキャリアと呼ばれる通信業者は、販売したスマホを自社でしか通信できないSIMロックをかけています。

しかし通話SIMのロックを外したSIMフリーのスマホを利用すれば、より格安で利用することが可能なので、キャリアにこだわる必要はありません。

まとめ

スマホの普及に伴い、世帯ごとの通信料は年々上昇しているという現状があります。そんな中で少しでも節約するためには、さまざまな工夫が必要です。

中でもご自宅でパソコンのインターネットを利用しているご家庭の場合には、スマホとセットにすることで大きな割引が期待できます。

どこのスマホもどこの光回線も高品質ですので、どうせなら1社にまとめて、お得に利用したいものですよね。早速キャリアやプランを見直して、あなたのご家庭にあったところにまとめてみませんか?

(文/田中英哉)

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