働き始めてから数年目で浪費癖が激しい若手社会人は、周囲から「そろそろ貯金したら?」と言われることも多いと思います。
「まずは月3万円から貯金しよう」という方針は、HOW MATCH上でも多くの方が執筆しているので、今回は3万円貯金のコツをご紹介します。
支出は余分なものからそぎ落とす
日々の生活での浪費を抑える最大のポイントは、余分な支出をそぎ落とすことです。
例えば、安売りされている商品を買ったにもかかわらず、結局は使わなかったということはしばしばあります。まず、必要なときに必要なものを買うことが大切です。
余分な支出をそぎ落とすときのコツは、あらかじめ予算を決めることに尽きます。一日あたりの買い物の限度額を決め、その金額を上回らないようにすると、余分な支出を減らすことができるはずです。毎日少しずつ節約できると、余分にボーナスを得ることができます。
また、定番の手法ですが、あらかじめ買うものを決める方法は効果的です。予算を決めたうえで買うものを決めていけば、間違いなく余分な支出を防げます。慣れるまでは労力がかかりますが、次第に節約できるようになるのです。
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断捨離思考のコツ
少し前、断捨離という言葉が流行しました。実は、毎月3万円貯金を目指すにあたって、断捨離は重要なキーワードです。もう一度、おさらいとして断捨離について見てみましょう。
- 「断」 買い物するものを選ぶ、要らないものはもらわない
- 「捨」 物を売る、リサイクル、要らないものを捨てる
- 「離」 自己肯定感を得る
断については、余分なものから「支出は余分なものからそぎ落とす」という点でご理解いただけたと思います。次に大切なことは「物を売る」という点ですが、こちらについて次の項目で見てみましょう。
捨て方のルールを作ろう
ここからは、具体的にモノを捨てる方法を見てみましょう。
量で捨てる
洋服や本を捨てるときのポイントですが、タンスやクローゼットに入っている量を基準にしてみましょう。
たとえば、「タンスの中身へ8割以上入れない」などを基準にすると便利です。最近では、洋服を売るお店やオークションサイトもあるので、ブランド物がある場合などは試してみるのもよいかもしれません。
期限で捨てる
食べ物や薬のように消費期限や賞味期限が決まっているもののほか、シーズナリティのあるものは、期限で処分するのがおすすめです。もし、少しでもお金にしたいと思う場合、消費期限や賞味期限が切れる前に売ってしまうとよいでしょう。
断捨離の「離」の思想を持とう
月3万円貯金するにあたって、断捨離の「離」という思想を身に付けておくことがおすすめです。
モノに執着することから離れるようにすると、いつの間にか節約体質に変身できると思います。断捨離ができると、よい意味で「節約しよう」という意識そのものが薄くなり、無駄にお金を使わなくなるはずです。
断捨離ができるようになると、月3万円の貯金が簡単になると思います。さらに、断捨離は仕事の能率を上げる効果もあるそうです。
仕事能率が上がった結果、出世の可能性も待っているかもしれません。収入が増えることから、より貯金体質に変化できるのではないでしょうか。このような点から考えても断捨離をすることがおすすめです。
3万円貯金のために支出削減とモノを捨てよう
毎月3万円貯金する方法はたくさんありますが、簡単に言えば計画的にお金を使うように心がけることです。
そのために、「必要以上に財布にお金を入れない」「家の中に余分なものを置かない」など、さまざまな工夫をしてみるとお金が貯まるライフサイクルに変わっていきます。
ぜひ、毎月3万円の貯金を目指し、支出削減と断捨離を心がけてみてはいかがでしょうか。
(文/三堂有人)
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