30代夫婦共働きの平均貯金額

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30代夫婦共働きの平均貯金額…理想的な毎月の貯蓄額とその内訳

投稿日:2016年6月28日 更新日:


近年、日本全国における給与総額は減少傾向にあり、将来の年金も当てにできないため、貯蓄や住宅の購入、自動車購入費、教育費などの出費を考えると、共働きが増える、というのは自然な流れです。そんな中、子どもがいるいないに関係なく、30代前半の世代で共働きをしている夫婦も数多くいます。

ダブルインカムの人たちであれば、世帯収入は少なくとも500万円から600万円ほどあるのではないでしょうか。どちらかが大きく稼いでいるご家庭の場合、世帯年収は1000万円を超えるケースも少なくはありません。

世帯年収が500万円以上のご家庭の場合、毎年の貯金額は100万円以上が常識だと言いますが、皆さんの家計の状況はどのようになっているのでしょうか。

世帯年収500万円のモデルケース

世帯年収500万円台の会社員のご家庭では、どのような家計簿になっているでしょうか。ここでは、『子育て主婦の無料家計簿診断』のブログをもとに、一般的な共働き夫婦(子供なし)のモデルケースを見てみたいと思います。

【手取り給与】合計38万円~43万円
月収250,000円
月収150,000円~190,000円
ボーナス 0円
【支出】合計35万円前後
家賃 100,000円
電気代 5,000円
ガス・水道代 7,000円
携帯電話代 15,000円
インターネット・固定電話代 8,000円
食費 30,000円
生命保険 30,000円
お小遣い 60,000円(夫婦で30,000円ずつ)
日用品等 10,000円

毎月50,000円ずつ貯金できる計算ですが、ボーナスがないこともあり、年間100万円の貯金には及びません。この場合、もし奥さんが妊娠・出産し、専業主婦になったときに、そのままの生活レベルだと、支出の割合が増え、急に赤字に転落してしまう可能性が高いです。

節約できそうなポイントは、

  • 「家賃」
  • 「携帯電話/インターネット代」
  • 「お小遣い」

だと言えます。

世帯年収500万円での貯金の方法

先ほどのモデルケースで節約できるポイントを見てみましょう。

家賃

地域差によりますが、家賃・住居費は高くても手取り収入の3割以内、理想は2割で収めるべきです。上記の場合、まだ毎月20,000円程度節約できると考えられます。固定費である住宅費は極力低くとどめるのがポイントです。引越しのタイミングであれば、もう少し家賃が低い場所を選ぶのもよいでしょう。

また、持ち家で、住宅ローンを利用している方は、繰り上げ返済や住宅ローンの借り換えによって毎月の返済額を減らすことができないか検討してみましょう。住宅ローン借り換えキャンペーンを実施している銀行もありますので、興味のある方は一度相談してみて下さい。また、インターネット上でも金融機関の多くの情報が掲載されています。それらの有効活用も合わせて検討してみてはいかがでしょう。

携帯電話代/インターネット・固定電話代

毎月、通信費の合計が23,000円となっています。携帯電話を格安スマホに代えたり、固定電話を外したりすると、節約できます。毎月のランニングコストに影響するので、固定費の節約効果は高いです。月々の節約効果は5,000円程度かもしれませんが、年間で60,000円から100,000円の節約効果があります。当たり前に払っている費用ほど、少しの工夫で大きく削減できるものなのです。

お小遣い

夫婦共働きの場合、結婚後も独身気分が抜けきらず、それぞれがお小遣いを別にしていることも少なくありません。しかし、お小遣いは夫婦で30,000円から40,000円程度に抑えるのがよいです。月々20,000円から30,000円程度の節約効果が期待でき、出費が抑えられます。お小遣いを決める基本は自分たちの所得に見合っているかなのですから。

これらを行うと、毎月50,000円程度のコストダウンが期待できます。その結果、年間120万円の貯金ができるのです。

もっとも大切なことは、目標貯蓄額や家計管理方法についてきちんと話しあいしっかりしたデータを元にシミュレーションを行うべきでしょう。手取り額が多いからと贅沢な暮らしをしてしまい、お互いが毎月どれほど使っているかも知らず、「もっと貯金してくれていると思っていた」という事態になってしまっては手遅れです。
今は子どもがいませんが、子どもができ大きくなるにつれ「やれ家が狭くなったので住宅購入をしなくては……」「保育園の送り迎えに自動車が必要だが、その前に車購入費がない」また、近所の保育園に空きがない場合などは必然的にどちらかが子どもの面倒をみる必要が出て来るため、共働き家庭の生活をあきらめて男性あるいは女性だけの収入で家計をまかなっていく必要もでてきます。
加えて大学受験、それも私立大学となるとかなりの出費です。
このように、長期的なスパンで自分たちの手取り月収などの収入と今後必要であろう車購入費やローン金額などの支出を基本情報として、老後の安定した生活を送るための未来予想図を作っておくべきでしょう。

世帯年収1000万円のモデルケース

世帯年収1000万円の場合、ご家庭の状況や生活レベルによりますが、家計の無駄が多いケースも少なくありません。もし、夫婦共働きでお子様がいる場合、よくない家計簿ができ上がっている可能性は高いです。

ここでは、お金に関するサイト『ももねいろ』が取り上げる世帯年収1000万円のメタボ家計簿をヒントに、コストダウンのポイントを見てみましょう。

【手取り給与】月間55万円
月収300,000円
月収250,000円
ボーナス 0円
【支出】合計51万円前後
家賃 150,000円
食費 70,000円
光熱費 30,000円
保険 50,000円
通信費 30,000円
教育費 30,000円
お小遣い・趣味 100,000円

本来、旦那さんの収入だけでも十分な生活ができるケースです。この家族形態なら妻の給与をすべて貯蓄に回せば、夫婦ともの収入で年間300万円程度は貯金できる見込みですが、収入の多さに甘え、ルーズな生活をすると支出額が多くなりこのような生活になってしまいます。

もし、家計簿を管理できる余裕がある場合、家計状況を把握でき、大幅に家計をスリムにできるので、チャレンジしてみましょう。忙しくて家計簿をつける暇もないという方は、クレジットカード等の明細をよく見て、支出に無駄がないかチェックするだけでも節約意識が高まります。

ルーズな家計管理に気を付けよう

ルーズな家計管理を続けていると、いくらお金を稼いでも貯金はできません。皆さんのライフスタイルの無駄な部分を見ていると、自分たちも同じようなミスをしていることに気が付くはずです。仕事が忙しい、という理由で外食が多くなったり、日々の生活費に余裕があるため、普段から「ちょっといいもの」を購入する、また、ついつい付き合い事が多くなり交際費がかさんでしまうなど浪費癖がつきがちです。

また、住居費、通信費、生命保険料、ローン返済額などの毎月決まって支払う固定費は、自動口座振替やクレジットカード払いにすることが多いため、そのまま見直すことなく、放置される傾向にあります。この固定費を見直すことこそが、家計のスリム化に大きな効果をもたらします。

今、確かに生活のレベルは高い方と言えるかもしれませんが、大手企業もこぞって倒産をしている時代です。これは他人事とは言えません。「給料が減った」どころか「勤続年数や年代にかかわらないリストラ」さらには「雇用を打ち切られた」などの現実が襲ってくる可能性もないとは言えません。
そんな事態を迎えた時、備えるべきものは備えておきたいものです。
気が付いたら最後は生活保護を受けるしかなくなった……。
高齢者になりそんな辛い目に合わないためにも日々の節約は大切です。
家計簿をもとにしながら、家族で協力してコストダウンできるポイントを探し、資産を残すため毎年100万円以上貯金できるような生活を目指しましょう。

(文/三堂有人)

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