年収を上げたい

世帯年収5000万円の家庭、なんと1000分の1!?

投稿日:2016年12月26日 更新日:


高年収は多くの人にとってあこがれの的。厚生労働省が発表したデータによれば、世帯年収が1,000万円~2,000万円の家庭は全体の12を占めています。

全国の平均世帯年収は556万2,000。それを考えても、世帯年収が1,000万円を超えている時点で高所得だといえます。

しかし、上には上がいるものです。中には世帯年収が5,000万円を超えている世帯もあるそうです。

世帯年収が5,000万円に達する世帯の割合についてははっきりとしたデータはないのですが、世帯年収2,000万円以上の世帯が占める割合が1.3%だというところから推察して、世帯年収5,000万円の世帯は0.1%程度なのではないかと推察されています。1,000世帯当たり1世帯という割合ですね。

1,000世帯に1世帯。それでも多い気がするのは筆者だけでしょうか?

1,000人の知り合いがいる中で1人は年収5,000万円の家の出ということ。そういう高所得世帯は港区などの高級住宅地に集中しているのでしょうか?少なくとも、筆者には思い当たる友人がいません。そもそも人の家の年収なんて聞いたことない、というのもありますが。

どんな仕事をしているの?

気になるのは、世帯年収5,000万円も稼いでいる家ではいったいどんな仕事をしているのか?ということ。有名な企業に就職できたとしても、年収1,000万円にとどいたら高い方ですよね?

大企業の管理職に就いて、やっと1,000万円にとどくものです。ですから、年収5,000万円は普通ではありえない年収と言ってもいいでしょう。

では、年収5,000万円を稼いでいる世帯はいったいどのようにして稼いでいるのでしょうか?そこで調べてみると、世帯年収5,000万円稼いでいる人がしている仕事に多いのは、

  • 家族ビジネス
  • トレーダー
  • 一部の開業医
  • プロスポーツ選手
  • 芸能人
  • 士業

などであることが分かりました。

以下、ひとつずつ分析してみます。

家族ビジネス

家族ビジネス(同族経営)で成功すれば、得た利益が他に流れることがないので世帯年収が増やせます。

夫や妻、それぞれが持っている才能を発掘し、家族ビジネスに踏み出してみるのはいかがでしょう?家族のきずなも強まりそうです。

トレーダー

証券の売買などを行う専門家。トレーダーになればだれでも年収5,000万円稼げるというわけではなく、成功すれば、の話。この分野で成功するには、かなりの知識と専門性、判断力などの才能が求められます。

しかし、トレーダーで年収5,000万円儲けているのはごく一部です。

一部の開業医

開業医でも年収5,000万円にとどくのは滅多にないことです。

保険診療で年収5,000万円に達することはまずないので、開業医としてこの域に達するには自由診療で突き抜けることがポイント。歯医者であればインプラントや審美歯科などの分野で年収を伸ばせます。

プロスポーツ選手

ある野球選手の推定年収は28億円、あるテニス選手は23億円、あるゴルフ選手は15億円の年収を稼いでいます。プロスポーツ選手は背負っているものも大きく、毎日のトレーニングも過酷なので、これは見合った金額なのではないでしょうか?

芸能人

ネットで検索すると、有名な芸能人の推定年収が出てきます。多くの芸能人が推定年収3億を超えています。中には5億、8億、13億の年収を稼いでいる芸能人も……。

テレビって有名になると儲かるんだな……、と改めて思ってしまいます。

士業

士業とはつまり、名称の最後に「士」がつけられる職業のこと。

  • 弁護士
  • 司法書士
  • 行政書士
  • 税理士
  • 弁理士
  • 公認会計士

などです。こうした仕事をするためには、難易度の高い国家試験に合格する必要があり、場合によっては高年収につながります。

不動産運用しているだけの場合も

年収5,000万円を稼いでいる世帯の中には、広い土地や山を持っており、それによって収入を得ている場合もあります。その場合、大して仕事をしなくても数千万円という年収が稼げます。

不動産運用で稼いでいる世帯では、土地にアパートを建てて賃貸として貸し出していたり、月極め駐車場にして収入源としていたりするケースが多いです。持ち物が多いとそれだけ管理やクレーム処理などの煩わしさもありますが、管理のみで安定したお金が入ってくるのは魅力的ですね。

世帯年収5,000万円の生活ぶり

ところで、世帯年収5,000万円の家庭の生活ぶりはいったいどうなのでしょう?

これは本人の性格やタイプにもよるところもあるでしょう。いくら資産があっても質素・堅実に暮らしている人もいますよね?逆に、あればあっただけ、海外旅行や美食、趣味に使ってしまう人もいます。

でも、年収が多ければお金に糸目をつける理由もなくなるので、自然と贅沢な暮らしをするようになるものです。家賃を参考にみてみましょう。年収5,000万円以上稼いでいる場合、家賃は数十万円が基本。イメージとしては白金や六本木の辺りでしょうか?

中には家賃100万円の家に住んでいることもあります。住まいにこだわりを持っている人の場合、タワーの最上階などは見晴らしも良く、プライバシーも保たれやすく、気持ちよく過ごせます。

都会のタワー最上階に住むとなれば、家賃も100万円近くします。家賃100万円でも、年収が5,000万円もあれば何不自由なく生活していけます。

年収が5,000万円もあればマイホームを購入している人も多いですが、マイホームは何かと管理も大変。それに、プライバシーのことも考えて数年単位で引っ越しをしたいという方もいます。それで、あえて賃貸に住んでいる人も多いようです。

自動車が好きなら、高級車を2~3台持っている場合もあるでしょう。

東京で車を数台持つ場合、それと同じ数の駐車場も必要。駐車場一台分でも数万円するので、それと車検代、修理代などを含めると、管理するだけでも高額な出費になりますね。年収が5,000万円あればそれも問題ないでしょう。

税金だけで2,000万円も取られる!

ただ、年収が5,000万円あった場合、5,000万円を自由に使えるのかというとそうではないのです。

まず、5,000万円に対して所得税がかかります。支払うべき所得税は約1,500万円住民税が400万円と推定すると、その時点ですでに手取りは3,000万円程度になります。

それにしても、税金2,000万円というのはスゴイですね。全国の平均年収が400万円ちょっとだということを考えると、大勢の人にとっての年収の5倍近くが税金として納められているということです。高額です。でも、これが年収5,000万円の現実です。

また、考えておかなければならないことがあります。税金は、前年の収入に対して計算されます。なので、前年の収入が5,000万円あったとして、今年商売がうまくいかなかった場合、税金の請求だけがきて、手元にはお金がない、という事態も生じ得ます。

実際に、税金が支払えなくて困っている高年収世帯も多いようです。年収5,000万円稼げたのがたまたまその年だけだった場合、翌年税金の支払いに苦しむことになります。そんなわけで、年収が安定していない場合には、いくら5,000万円稼げたとしても生活レベルを上げるのは危険が伴います。

安定するまではともかく、生活レベルを変えることなく、堅実に、質素に生活しているのが安全だと言えそうです。

ここまでで、世帯年収5,000万円の世帯の仕事、生活、税金事情について考えてみました。

お金はあればあるほど選択の幅が広がるので、やはり大勢の人にとって高年収は魅力的に感じられると思います。芸能人やスポーツ選手などは数億円という稼ぎがある、というのも、改めて考えるとその額の高さに驚きです。

(文/河原まり)

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