【この記事の目次】
自己資金ゼロで不動産投資する場合
「不動産投資ってどんなイメージですか?」と聞かれると、新築の区分マンションに投資をする方法を思い出す人が多いと思います。
この不動産投資方法は、「自己資金ゼロでマンションの一部屋が購入できて、老後には返済が終わって、年金の足しになりますよ」と、こんな感じで話が進んで行くものです。
家賃収入から返済して、手残りが毎月2,000円程度だと思います。物件を購入することによって年間24,000円位のお金が手元に残ります。その中なら固定資産税などの税金を支払います。
そうなると、アパート経営の収支はマイナスになるんですが、マイナスになれば、毎年給料から差し引かれている税金を取り戻すことができるんです。マイナスにならなければ、手元に現金が残り、仮に、マイナスになれば税金の還付が受けることができる。
入居が付かなくなったり、滞納などがあった場合はどうなるのか?そんな質問がくることは承知しているので、不安を感じる人には物件を販売している会社が一括借り上げをして保障をしてくれます。
この投資は放置していてもできるし、自己資金がなくてもできてします不動産投資方法で、本来は所得の高い人が、節税目的で行う不動産投資方法です。
銀行に預けた場合
例えば手元に300万円の現金があって、銀行に預けていた場合金利はどうなるでしょうか?
銀行の金利は年0.1%以下ですから300万預けても年間3,000円です。では、300万円の現金で区分マンションを買うと、どうなるでしょうか?「300万円でマンションが買えるの?」そんな声も聞こえてきそうですが、首都圏でも探せば意外とありますよ。
現金を不動産投資する場合
ただ金額が小さいから、不動産会社があまり宣伝しないだけです。その300万円の区分マンションを購入すると家賃収入があります。仮に家賃が30,000円としましょう。そうすると年間360,000円の家賃収入があるんです。利回りで言うと12%になります。
銀行に預けているのと、不動産に投資をするのってどっちが良いかは一目瞭然ですね。
でもこれは入居者いた場合の話です。
不動産投資の年間収入とは?
しかし、区分マンションには管理組合がありまして、毎月管理費と修繕積立金が発生します。
- 管理費が4,000円
※管理費とは、そのマンション全体清掃や共用部分の維持費として支払います。 - 修繕積立金が3,000円
※修繕積立金は、将来大規模修繕を行う際に必要となる資金の積み立てをマンション全体で行っている資金です。
そうるすと、毎月30,000円の家賃から、4,000円と3,000円がなくなるので、手元には23,000円が残ることになります。そうすると、年間276,000円になり、利回りでいうと9.2%になります。銀行に預けているのと、不動産に投資をするのってどっちがいいですか?
他にかかる費用ですが、固定資産税が毎年かかります。この規模だと20,000円前後です。276,000円から20,000円の税金を支払わなければなりません。そうなると256,000円が手元に残ることになります。利回りでいうと8.53%になります。
銀行に預けた場合は多くても3,000円程度。これが不動産投資だと、256,000円になるのだと、どっちがいい?ってことですが、不動産投資にはリスクがあります。
不動産投資のリスクとは?
ここまでの話は、入居者がいることが前提の話です。誰も借りてくれなければどうなるのでしょうか?
それは、管理費、修繕衝立金と固定資産税を支払わなければなりません。この状態が一番よくないので、部屋を借りたいって人を探さなければなりません。いわゆる空室リスクです。
でも銀行に預けていても年間3,000円です。空室リスク・事故、事件・火災など沢山のリスクと言われることはあります。でもそのリスクを知ることによって不動産投資は楽しくなってきます。保険などでカバーできることも沢山あります。
融資を利用して行う不動産投資もあります。新築、中古、一棟、区分マンションや目的や夢によって、不動産投資の購入物件は異なります。
不動産投資=ギャンブルではありません。不動産投資って言葉より、アパート経営というひとつの事業として考えていくと面白いと思います。
はじめての不動産投資というあなたを歓迎します!
300万円を銀行に預けとくのもひとつの方法、マンションを購入して、アパート経営をしてお金を増やすのも方法のひとつです。
本やネットで調べるより、投資物件を専門に取り扱っている会社に相談するといいかもしれませんね。ある程度の知識をみにつけて、ちゃんと理解してからはじめてはいかがでしょうか?
弊社、富士企画では不動産投資ははじめてというあなたを歓迎します。
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(文/新川義忠)