夫婦のデート

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夫婦デート予算は9千円?サプライズは堅実な生活あってこそ

投稿日:2016年4月25日 更新日:


結婚して夫婦になって、子どもができて家族になって、日々生活に追われるなかでも恋人気分は忘れたくないもの。「夫婦デート」について調査してみると、夫婦になってもデートしたいという人が8割以上いました。

特別な演出もプレゼントも必要ない、ちょっとした相手への思いやりを感じられるような時間を欲しいと思っている夫婦がとても多いようです。夫婦デート、あなたもしてみませんか?

8割以上の夫婦が「夫婦デートしたい」

妊活サプリメントを展開するゲンナイ製薬株式会社は配偶者がいる20歳以上の男女を対象に「夫婦デートに関する調査」を実施しました。その結果、8割以上の夫婦が「夫婦デートしたい」と回答しました。

しかし8割の夫婦がデートしたいと思っているのに、実際約3割が「この1年間デートしていない」と回答しています。特に乳幼児を子育てしている夫婦の半数は「夫婦のデートをしていない」と回答しています。育児が生活の中心となり、夫婦二人きりの時間の確保が難しくなっているようです。

夫婦デートについて結婚歴別にみると次のような結果になりました。

恋人気分を味わいたいのは女性よりも男性

今回の調査で驚くのが「恋人時代のようなラブラブデートをしたい」と回答した夫は7割半、一方妻は6割強で、恋人時代のようなデートをしたいと思っているのは夫の方が多いようです。

さてこのデートをどんなときにしたいのか、今回の調査によると

  1. 「結婚記念日など夫婦の記念日のとき」
  2. 「家事や仕事のことを忘れてリフレッシュしたいとき」
  3. 「バレンタインなどイベントごとがあるとき」

とトップ3が並びました。恋人時代を懐かしみつつも、やはり夫婦デートは夫婦として生活を共にしているからこそしたくなるのではないかと思われます。

男女別にみると「家事や仕事のことを忘れてリフレッシュしたい」ときに夫婦デートしたいと感じるのは女性に多く見られ、「パートナーに感謝したいことがあるとき」「ふとパートナーを愛しく思えたとき」に夫婦デートしたいと感じるのは男性に多くみられるようです。

そして注目したいのは「イベントごとのとき」に夫婦デートしたいのは女性よりも男性の方が多いという点です。イベントを重視する傾向は「パートナーにされたら嫌なデート中のNG行動」からも明らかです。

男性の回答では「普段着のまま、おしゃれしない」、そして「年相応ではない、度を越した若作りをする」といったファッションに関することが多く、女性にもそのような意見は多かったのですが男性になくて女性にあったのは「家計の状況を顧みない、大盤振る舞いをする」でした。折角だからと張り切り過ぎてしまい、不相応なお金の使い方は女性にとってマイナスにうつるようです。

サプライズは予算に注意!

夫婦間でのサプライズデートやサプライズプレゼント、驚かせたいという想いから色々計画を練るでしょうがサプライズデートについては相手によるので注意が必要です。

まずはサプライズデートについて一般的な傾向です。「非常にして欲しいと思う」が2割強、「少しはして欲しいと思う」が5割弱で、「して欲しい」と感じている夫婦は全体の7割弱になりました。イベント時の夫婦デートでサプライズを用意されたら嬉しいと思う人が多いようです。

次に予算ですがサプライズデートの予算「高すぎはNG」は8割半、「安すぎてがっかり」は5割半、今回の調査の結果からパートナーにひかれない安全圏は6,000~9,000円、さすが夫婦デートです。家計に無理のないデートを希望する人が多いようです。

デートは時間がとれないからプレゼントをと思って奮発する夫婦もいるでしょう。しかしサプライズプレゼントも「高すぎはNG」は7割強、「安すぎてがっかり」は4割という結果になりました。多少プレゼントの方が値段は安くても気にしない人が多いようです。しかし恋人同士ではなく二人は夫婦、「高すぎる」と感じるプレゼントの値段も低めです。

【高すぎてNGだと感じる予算】

  • 9000円のプレゼント … 10.3%
  • 10,000円のプレゼント … 24.9%
  • 20,000円のプレゼント … 38.0%
  • 30,000円のプレゼント … 47.4%

家計への影響が心配になってしまうのでしょう。予算に気をつけなくてはせっかくプレゼントも台無しになってしまいます。

「ほどほど」が夫婦の鉄則

夫婦デートというのはちょっとした息抜きやパートナーへの気遣い・愛情から「したい」と感じるもののようです。夫婦だからこそ互いの気持ちを重視するのでしょう、値段よりも気持ちが大切のようです。

逆に過剰にお金をかけてしまうと相手がひいてしまう、家計が心配になってしまう、と逆効果になってしまうようです。「やり過ぎはほどほどに」が夫婦デートのテッパンのようです。

(文/高橋亮)

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