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30歳で年収700万は何割いる?生活はどのくらいの余裕があるの?

投稿日:2016年6月3日 更新日:


「理想の年収はいくら?」と聞かれたら、なんて答えますか? 500万? 800万? 1000万や1億などという人もいるかもしれません。

しかし、1年で1億円を稼ぐというのは、やはりあまり現実的な数字ではありません。実際に稼げる程度の金額で、なおかつ「勝ち組」になれる理想の年収って、一体いくらくらいなのでしょうか?

年収700万円はどれくらいいる?

国税庁による民間給与実態統計調査(平成26年版)によると、年収700万の男性は全体の5.9%です。あくまでも給与に関する調査なので、フリーランサーなどは含まれていませんが、ある程度の目安にはなるでしょう。

また、調査元が異なりますが、一般企業による調査で、30歳でちょうど年収700万円の男性は6%という結果が出ているものもあります。これらを踏まえると、年収700万円というのが全体の男性の1割にも満たない数字であることは確実だと言えるでしょう。

30歳で年収700万円を実現している業種には、メーカーや医療系、金融、ITベンチャーなどが挙げられます。また、高年収が可能な企業のほとんどが、従業員数が多く資本金額も大きい大企業となっています。

ただし、今まさに伸び盛りのベンチャー企業の場合は、数年で大きく化けることもあるため、この限りではありません。

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年収700万円の手取り

年収700万円を、ボーナスを考慮せずに12で割ると、月の給与は約583,333円となります。ここから、社会保険を引いてみましょう。独身で扶養親族のいない30歳男性と仮定すると、平成28年の場合、

  • 厚生年金が52,592円
  • 健康保険が29,382円(※保険組合によって税率が変わるが、ここでは協会けんぽを想定)
  • 雇用保険が2,333円
  • 所得税が31,370円

です。

583,333円-52,592円-29,382円-2,333円-31,370円=467,656円

ここからさらに住民税が引かれます。住んでいる土地によっても変わりますが、30,000円から40,000円ほどだと考えられます。仮に35,000円と仮定すると、月の手取りは432,656円となります。これは、手取り年収に直すと約520万円になります。

年収700万円の暮らし

さて、年収700万円の暮らしは、月の手取りが約43万円の暮らしということがわかりました。月43万円あったら、一体どんな暮らしができるのでしょうか。

モデル例1(平均的な例)

家賃 100,000円(そこそこ都会の新しめのマンション、1LDK)
光熱費 10,000円(ちまちました節約は不要)
通信費 30,000円(課金も通話もためらいなくできる)
食費 90,000円(1日3,000円。全て外食でも、自炊しながら1日おきに飲みに行くことも可)
レジャー費 120,000円(毎週末ごとに30,000円)
日用品 50,000円(ちょっといい家具や家電もためらいなく買える)
貯金 30,000円(備えも忘れずに)

モデル例2(趣味を楽しむ系)

家賃 200,000円(誰もがうらやむ自分の城を手に入れる)
光熱費 10,000円
通信費 10,000円(普通に使える)
食費 30,000円(そこそこ自炊もする)
趣味費 150,000円(車も旅行もし放題)
予備費 30,000円(こんなに使ってもまだ余裕が)

どんな風に43万円を使うかは、その人次第です。中には、「足りない!」と思う人もいるかもしれませんが、普通に考えればかなりの贅沢ができることは間違いないでしょう。

日々の食事を節約したり、ちょっとした買い物を我慢したりする必要がないのが年収700万円の生活です。最後に、「堅実な年収700万円」のモデルケースを見てみましょう。

モデル例3(堅実系)

家賃 60,000円(一般的な関東圏での一人暮らしの家賃)
光熱費 10,000円
通信費 10,000円
食費 30,000円
その他 20,000円
貯金 300,000円

なんと、年間で360万円も貯められます。一生昇給がなくても、10年で3600万円、退職までの40年間だと1億4400万円も貯まってしまうのです。これだけあれば、退職時に一括で終の棲家を購入したり、ちょっといい老人ホームに入って優雅な老後を過ごすこともできます。

年収700万円は、なんでも叶う夢の数字とは言えませんが、「ちょっと贅沢な暮らし」「趣味を満喫」「資産形成」など、やりたいことひとつであれば、概ねどれでも叶えられる収入だと言えるでしょう。

目標が漠然としている30歳男性は、まず、年収700万円の暮らしを手に入れることを目標にしてみてはいかがでしょうか。

30歳、年収700万円の生活はかなり余裕

30歳で年収700万円、かつ独身であればかなり悠々自適に暮らすことができます。

堅実に貯金をするタイプでお金を使わなくても、貯金が相当できるので老後のための蓄えも比較的短い期間でできますね。

また、そのお金を投資に回して資産運用をする余裕も産むことができるので、現実的な金銭感覚を保ちつつも増やせるお金を持っているという面ではもしかしたら最強かもしれません。

結婚をして家族が増えるとまた事情は変わってきますが、30歳のこの時期にお金の使い方を上手くつかんでおくことでこれから先の人生も順風満帆な明るい未来が待っているかもしれませんよ!

(文/平野恵子)

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