節約・貯めたい

自動車保険を基礎から徹底解説!保険料が安いのはズバリここ!

投稿日:2017年4月5日 更新日:


自動車保険は万一の交通事故の際にしっかりと補償をしてくれる頼れる存在です。しかし、中には月々の保険料と補償内容のバランスが取れていないかけかたをしている人がいらっしゃいます。車の利用頻度の割には補償内容が不足していたり、逆にほとんど乗らないのに高額な保険料を支払っているなど、アンバランスなケースが多々あります。

そこでこの記事では自動車保険の補償にはどんな種類があるのかを知っていただいた上で、少しでも自動車保険を安くするために、自動車保険満足度ランキングを紹介します。ぜひ最後まで気軽にお読みいただき、自動車保険選びの参考にしてくださればと思います。

まずは自賠責保険と任意保険をしっておこう!

まずは自動車保険の基本中の基本から解説します。自動車保険は大きく分けると「自賠責保険」と「任意保険」の2種類があります。自賠責保険は強制保険とも呼ばれており、車やバイクには自賠責保険をかけておく義務があります。

ただし、自賠責保険の補償内容は最低限度の内容であるため、まかないきれなかった補償金額の残額である実費分は高額な金額が残る場合があります。そこで、大抵の人は任意保険にも契約をし、不足分をまかなえるように対応しています。この記事では各保険会社が取り扱う任意保険の解説をいたします。

任意保険の補償にはどんなものがあるの?

任意保険の補償内容には、具体的にどんなものがあるのでしょうか?自動車保険の加入を検討する際に役立つ基礎知識を紹介します。これらの内容を知っておけば、担当者との打ち合わせもスムーズですし、見積もり内容や契約条件、契約内容も理解しやすいかと思います。

対人賠償保険

対人賠償保険とは、人に対して保証される保険です。事故によって相手を死亡させたりケガを負わせた場合におりる保険です。対人の場合が最も賠償金額がかかりますので、保険選びの際に最も慎重に選ぶべき保険といえるでしょう。

搭乗者傷害保険

もしもの事故の場合に人を死亡させたりケガをさせるのは、自分たち以外の人だとは限りません。ひょっとすると一緒にあなたの車に乗っている人が死亡やケガをする可能性もあります。その場合に補償をしてくれるのが搭乗者傷害保険です。これは運転者の補償もされますので、対人賠償と合わせての加入がおすすめです。

自損事故保険

自損事故保険とは、完全に運転者が悪いような自損事故の場合に補償されている保険のことで、電柱にぶつかったとか、停まっている車に激突したなどのケースに対応しています。自損事故保険は対人賠償保険にくっついているので、新たに加入することは必要はありません。

無保険車傷害保険

無保険車傷害保険とは、その名前の通り保険がない車との事故を補償してくれる保険です。もしも交通事故の被害者になった時、相手が保険に入っていなかったり、補償を満たすほど十分な保険ではなく、支払えない状態となった場合に補償してくれます。

人身傷害保険

人身傷害保険は、運転者も含めた搭乗者の死亡や障害、ケガを補償してくれる保険です。この保険の特徴は、実際にかかった治療費や慰謝料を全額補償してくれるというところです。

通常保険は、事故をした相手との過失の割合によって、自分が3割悪くて相手が7割悪いなどの過失割合が判定されます。もしも自分が3割悪い場合にはその分の保険金は差し引かれますが、人身傷害保険の場合は全額補償となります。

自動車保険でよく聞く通販型と代理店型ってなに?

自動車保険選びは、通販型と代理店型の選択から始まります。通販型はダイレクト系、代理店型は対面系と呼ぶこともあります。それぞれの特徴を見て行きましょう。

通販型自動車保険の特徴

通販型(ダイレクト系)の自動車保険は、インターネットを利用して手続きをする保険で、保険料が相対的に安い上、複数社の見積もりを同時にとって、より安い保険に加入することができるというメリットがあります。

また、ネット割引や早期割引など、割引率が良い上、全て自宅にいながら手続きが完結するので、とても手軽に手続きが可能です。手続きは自分でやらなければなりませんが、それほど複雑な手続きではないので、普段からネットを利用している人であれば問題なく手続きできるでしょう。

ただ、年齢や等級に厳しく、事故を起こしやすい10代から20代半ばの人は保険料が高くなるというデメリットがあります。

代理店型自動車保険の特徴

代理店型(対面系)の自動車保険は、専門知識を持った担当者に直接質問が可能な形式で、分からないことや不安なことは直接質問することができるというメリットがあります。

反面、保険料が割高で、こちらに知識がない場合には不要な補償や特約を勧めてくる担当者が一部にいるようです。信頼できる担当者選びが代理店型自動車保険選びのカギを握ります。

自動車保険ランキングをご紹介!

では、具体的にはどこの自動車保険が安くてお得なのでしょうか?具体的な保険料はあなたの車種や保険等級などによって異なるので、契約者から見た保険料満足度という基準で自動車保険をランキングしてみました。

参照元:価格.com「自動車保険 満足度ランキング(2017年)」
http://kakaku.com/kuruma_hoken/ranking/

保険料満足度ベスト3

1位:SBI損害保険         

2位:セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)

3位:チューリッヒ保険会社

1位のSBI損害保険は、保険料が安いとの定評どおり、ランキング開始の2010年から2017年までの7年間1位をキープしております。2位のセゾン自動車火災保険は、40代から50代の中年世代の保険料が安く、事故率の低い世代をターゲットにした明確な戦略が満足度に反映されている印象があります。

3位のチューリッヒ保険会社もCMでお馴染みで、高い知名度とともに満足度も高い結果となっています。

総合評価での自動車保険ベスト3

保険料だけでなく、損害補償やロードサービス、事故対応力なども踏まえた総合評価も見てみましょう。総合評価のランキングは以下の通りです。

1位:セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)

2位:SBI損害保険         

3位:ソニー損害保険

1位と2位の順位は保険料ランキングとは入れ替わりましたが、同じ2社が占め、3位にソニー損保が浮上しています。ソニー損保は事故対応も踏まえた良質なサービスに定評があり、総合評価が高い自動車保険として知られています。

自動車保険を安くするコツとは?

自動車保険を安くするコツは、ネットの一括見積を利用するという方法がおすすめです。価格ドットコムを含め、複数のサイトで利用可能です。無料で利用できる上、見積もり項目の入力も手軽であるため、誰でも簡単に相見積もりを取ることが可能です。

見積金額の最安値と最高値では2倍以上の差がでることもあり、何も知らずに自動車保険に加入していれば、かなりもったいないことになっている可能性もあるでしょう。少しでも保険料を下げたい場合には、一括見積を利用しましょう。

まとめ

自動車保険には自賠責と任意保険があり、自賠責の不足分を補うために、任意保険に加入することが一般的です。任意保険にはさまざまな補償内容が用意されていますので、あなたに合った補償内容を選ぶと良いでしょう。

保険選びは通販型と代理店型を選択した上で、各自動車保険を選びます。保険料で満足度の高いのはSBI損害保険、総合的にはセゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)がおすすめです。これらを踏まえ、保険料を少しでも安くするために、一度ネットで一括見積をしてみましょう。

(文/田中英哉)

年収をどうにかあげたいという方は、「転職で年収って本当にあがる!?転職成功者の年収アップ体験談」を読んでみてください。悩む前に、自分の年収アップ可能性を探ってみましょう!

Copyright© HOW MATCH , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.