時給そのままで負担だけ増加、だからバイトはつらいのだ!

副業で稼ぎたい        2016年04月20日

Pocket

居酒屋のアルバイト

(この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。)

  • 僕のライフワークは、飲み屋で偶然出会った人に、不躾に根掘り葉掘り、色んな質問をして嫌われることだ。
    先日、偶然立ち寄ったチェーン居酒屋で働いていたアルバイトの大学生が非常に悲しい話をしてくれたので、今回はその話をしたい。

    役職の責任と対価が見合ってないバイトリーダー

    このチェーン居酒屋、はっきり言って自分に店を選ぶ権利があったら絶対に入らない、程度の低い店だ。知人がこの店を選んだので、渋々入ることにした。

    店の中は8割ぐらいの席が埋まっていた。フロアの中には若いスタッフが右往左往して接客に追われている。ちょうど土曜日の夜だったこともあって、いつもよりも忙しかったんだろう。

    さっさと帰りたかったけど、つまらない話ばかりが続き、結局この店が閉まる時間帯まで居座ることになった。あまりにつまらないので、閉店作業中のバイト大学生を捕まえて、色々と話を聞いてみた。

    この大学生、かなりてきぱきと仕事をしていて愛想もいい。しかしながら、見た目には明らかに栄養不足でガリッガリ。聞けばバイトリーダーなのだという。

    僕は「そうなの、で、バイトリーダーになると儲かるの?」と聞いたところ、彼の顔は曇った。バイト先でバイトリーダーなる役職を与えられた結果、

    「給料ほとんどそのままに、負担だけが増えました」

    と愚痴ったのである。初対面の僕に対して、いきなりこういうことを言うってことは、普段から相当思うところがあるんだろう。

    責任だらけで良いことない!(本人談)

    負担が増えるというのは、従来の業務に加えて、現場を取り仕切る責任も増えたということのようだ。バイトの休憩を管理したり、クレームが発生したら対処にあたったり、欠員が出れば休日返上でシフトに入ったり、まあこういったことを負担の一例として紹介してくれた。

    そもそも彼によると、バイトリーダーになりたいと思ったこともなく、それどころか店長からの打診を、再三固辞していたという。最終的には根負けしてしまったが、バイトリーダーになったからといって、時給がかなりアップするわけでもない。労働の対価として、全く見合ってないクソ時給だということだ。

    さらに彼の言葉の奔流は止まらない。

    「そもそもこんなチェーン居酒屋で終わるつもりはない。学生の本分は勉強して、学費を出している両親にも報いること。それなのにシフトをいじられて仕事をさせられては堪らないんですよ。何がなんでも、僕は間もなくここを辞めます。自分の夢のために、いつまでもこんなところに居ちゃいけないんです」

    報われない労働はする意味がない

    現在、労働に対価が見合っていないアルバイト業界は少なくない。不景気だから仕方がない一面はあるが、しかし中には、「学生アルバイトだから」と雇用側が舐めてかかっていることもある。

    少し前に、「しゃぶしゃぶなんとか野菜」のどっかのチェーンの女店長が、アルバイトの学生に「殺すぞ」などと脅して仕事をさせていたことが発覚したが、こういう程度の低いチェーン飲食もある。まあ、あの件に関しては、被害者にも言いたいことが山ほどあるが、何にせよ、意味のない労働を続けていても心が腐るだけだ。

    仕事なんか生きるためにするためだけの作業であって、十分な蓄えがあるならしなくても良い。そもそもこの地球上では人間だけが、勝手に通貨を作り、勝手に時間を作り、勝手にそれに縛られている。アルバイトなんてほどほどの労力で済ませていれば、それで良いのだ。

    (文・松本ミゾレ 写真・twoKim / Shutterstock.com

    【アルバイトの関連リンク】

    会社員が副業で飲食店のオーナーに?年間1億円以上稼ぐ例も

    コンビニ夜勤vsネットビジネス!副業するならどっち?

    飲食店の副業で儲けられるのはどっち?経営者vsアルバイト

    タグ:
    松本ミゾレ
    松本ミゾレ
    2011年活動開始。恋愛コラム、パチスロホール取材記事、某大手企業専属ライティングなどを手広くこなす、ゆるふわ系三文ライター。著作出版の経験も意欲もない、地方都市在住の意識低い系物書きを是非応援してください。ちなみに特技はタイピングと、松前漬けをほぼ無尽蔵に食べ続けることです。

    orette.jp

    orette.jp

    TOPへ

    ページトップへ戻る