窓口も通帳もないのにネット銀行はなぜ人気がある?

節約・貯めたい        2016年05月02日

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(この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。)

  • インターネットが普及したことで爆発的に増えたのがネットバンクです。通常の銀行がインターネットサービスを行うきっかけになったのも専業のネットバンクが普及したことが理由であり、利便性の高いものとなっています。

    ネットバンク初の500万口座を突破の楽天銀行

    楽天市場などを展開する楽天グループのネットバンクが楽天銀行です。ネットバンク業界では早い段階から営業を開始しています。サービスが豊富であり、利便性が高く、楽天グループとの提携が強いことなどから口座開設数は500万口座を突破し、ネットバンクの口座数としては日本最大となっています。独走状態の楽天銀行ですが、なぜこんなにも利用者数が伸びたのでしょうか。少し詳しく見てみましょう。

    ハッピープログラム

    楽天市場でショッピングをしたことがある人は楽天スーパポイントの存在は知っているでしょう。このポイントが楽天銀行でも特定の取引をするごとに付与されるようになっています。

    特定の取引には給料の受け取りや年金の受け取り、クレジットカードの引き落とし、確定申告の還付金の受け取りなどがあり、比較的クリアしやすいものが多いのです。

    付与されたポイントは楽天スーパーポイントとして楽天市場で利用することができ、お得にショッピングをすることができます。このサービスをハッピープログラムと呼び、楽天銀行の口座と楽天会員のリンク登録をすることで利用できます。

    短期定期預金の金利が高いことも

    楽天銀行は定期預金の金利キャンペーンを定期的に行っているので通常の定期預金でも金利がメガバンクよりも高いことが多いのですが、1週間や2週間など短期的な定期預金の場合は特に金利の改定が多くあり、時には0.5%、0.4%など信じられないような高金利になることがあるので短期的に預けて利息で資産を増やすことができます。

    楽天系列ということもありキャンペーンをよく行うので、さまざまなメリットを得ることができ、普段から楽天を使う人はもちろんのこと、使わない人でも持っていて損はない銀行口座なので、口座開設数も多いのではないでしょうか。

    ネットバンクには窓口も通帳もない!

    インターネットが普及したことでさまざまな情報を瞬時に得ることができるようになりました。これと同時にインターネットを利用することで自宅にいながらさまざまなことができるようになったのです。ショッピングなどが代表的なものでしょう。中にはインターネットを使って株や為替などの取引をしているという人も多いのではないでしょうか。

    そこで便利なアイテムとして登場したのがインターネットバンキングです。一般的にはネットバンクと呼ばれており、店舗がほとんどないので、インターネット上で残高の確認や入出金の照会、振込みや振替、送金などができます。店舗やATMなどを探す必要がないのです。

    ネットバンクの種類は3つある

    ネットバンクには専業銀行と銀行のネット支店、通常の銀行の3つに分けられます。

    ・都市銀行や地方銀行、ゆうちょ銀行などの通常の銀行
    みずほ銀行であればみずほダイレクト、三菱東京UFJ銀行であれば三菱東京UFJダイレクト、三井住友銀行であればSMBCダイレクトなどで普通預金口座を開設してインターネットバンキングに申し込むことで窓口やATMと併用して利用することが可能となっています。

    ・銀行のネット支店
    普通預金口座を開設して利用するインターネットバンキングとは違い、スルガ銀行や愛媛銀行などではインターネット取引専用の支店をインターネット上に開設していることから、これらの支店に口座を開いて利用するのがネット支店です。入出金はATM、取引はネットでというような使い分けができるこのタイプは地方銀行に多くなっています。

    ・インターネット専業銀行
    ネットバンクと呼ばれる代表的なものがインターネット専業銀行です。専業銀行が普及したことによって通常の銀行のインターネットサービスが充実したと言っても過言ではなく、ネットバンクと言うとインターネット専業銀行を指すことも多いでしょう。

    楽天銀行やジャパンネット銀行、ソニー銀行などがこれにあたります。原則として実在の店舗がなく、全ての取引をインターネットを使ってする銀行であり、現金の入出金はATMを利用します。

    インターネットを使って取引をすることができるので、お金が予定通りに入金されているか、引き落としの残高は足りるかなどわざわざATMや窓口に行かなくてもパソコンやスマートフォンから確認することができ、専業銀行の場合はカードのみで通帳もなく、全ての確認はインターネット上で行います。

    ネットバンクを利用するメリットとは

    ネットバンクを利用する上で得ることができるメリットは時間と金利です。

    1.時間に縛られることなく自由度が高い

    ネットバンクの大きなメリットはなんといっても時間の節約ができるという点でしょう。公式サイトにアクセスして自分の口座を開いて操作するだけで残高の確認や振替、振込、送金などができるので、混雑する窓口やATMにわざわざ出向いて並ぶ必要もありません。

    またネットバンクは基本的に24時間365日メンテナンスしているときを除いて利用可能となっているので平日の昼間に銀行に行く時間がなくても仕事の合間や就寝前などいつでも取引をすることができ、時間が自由になります。

    そして最後に時間がかからないというのもメリットとなるでしょう。通常の銀行での振込であれば時間外になってしまうと翌日や翌々日の反映になってしまうのですが、ネットバンクのほとんどがリアルタイム決済となっているのでネットバンク同士であればリアルタイムで振込が反映されるようになっているのです。

    2.手数料や金利がお得

    ネットバンクを利用する上で多くの人がメリットだと感じているのが手数料の安さと金利の高さです。これにはネットバンクならではの理由があり、ネットバンクは本店や支店などの店舗がないことから人件費もかかりません。

    通常の銀行よりも経費が安く運営することができるので、ここで浮いた分の利益を手数料や金利で顧客に還元しているのです。

    (文/中村葵)

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    中村葵
    中村葵
    主婦をしながらライター業に勤しむ福岡県在住の主婦。小学1年生の息子との時間を最優先にするために在宅で仕事を続けている。人生山あり谷ありをリアルに体験したことが幸いしてなのか様々なジャンルで記事が書けるようになる。得意なことは毎週日曜日に一週間分の献立を立てて買い出しに行き材料を一週間で使い切ること。趣味は愛兎を撫でること。

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