副業で稼ぎたい

【サラリーマンの副業】会社バレせずに副業は可能?ばれない方法や対策

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ちょっとお小遣いが欲しいけど、ボーナスまで待てない!なんて事、一度は考えたことありますよね。そんなときに思いつくのが、副業をして副収入を得ること

中にはそんなに労力をかけずに収入を得られるケースもありますが、そんなにおいしい話なのでしょうか。実態をみていきましょう。

副業をしたいけど、バレるのが怖い・・副業が会社にバレた場合どうなる?

多くの企業では、副業は禁止されています。バレてしまうと最悪の場合、解雇になることもあります。サラリーマンが副業をするのは、基本的にハードルが高いと思っておきましょう。

どうしても副業をしたい、Wワークでなければいけないということであれば、副業OKの仕事に就くか、個人事業主になりましょう。

また、正社員で副業OKの仕事となるとかなり少ないと思います。契約社員や派遣社員で探してみるのがいいかもしれません。

そもそも、なぜ会社は副業を禁止するのか?

ずばり、利害関係が出たときに、話がややこしくなるからです

副業の方の仕事でなにか失敗をしたりトラブルに巻き込まれたときに、本業の方の会社は責任をとれません。

特に同業内で副業をしていた場合はトラブルの元になるので、就業規則や規定で禁止されているところが多いと思います。

サラリーマンの副業はどこまで許されるのか?

そもそも副業とは、何なのでしょうか。本業とは別に収入があれば、それは副業と捉えられる場合もあります。アルバイトも駄目だとされる位に思っておきましょう。

サラリーマンが個人事業主として個人事業の開業・廃業等届出書を提出する事も普通に可能で、会社に通知されたりもしないのですが、会社を辞める時に影響が出てきます

個人事業主として登録している場合には、サラリーマンを辞めて退職しても雇用保険でもらえるはずの失業保険(基本手当)がもらえなくなります

会社都合なら翌月、自己都合なら4ヶ月後からもらえる失業保険がもらえなくなりますので、転職等を検討しているサラリーマンの方の場合には、個人事業主として登録しない方が失業保険の観点からは良いです。

また、確定申告時に「住民税に関する事項」欄に「給料から差引き」ではなく「自分で納付」にチェックを入れておく事で、会社に通知されなくする事が出来ます。アルバイト等の給与所得の場合は難しいようですね。

隠れて副業した場合でも会社バレする理由とは

マイナンバーが導入されたことによって、内緒にしていてもほぼ必ず会社にバレると思っておきましょう。そのからくりは次の通りです。

勤務先(副業含め)にマイナンバーを提出しなければならない

マイナンバーの導入によって、社員は勤務先等にマイナンバーを提出することになります。また法人も法人用のマイナンバーが割り振られます。

つまり、誰がどこからいくらの収入を得たかがすべて税務署に把握されることになります

副業があると確定申告が必要になる

副業等の収入が20万円を超えてくると、会社員でも確定申告が必要になります。それによって申請すべきことは申請しなければならず、マイナンバーの導入とは関係なく、元々あった仕組みです。

また、例え収入が20万以下の場合であっても、税務署への確定申告は不要になりますが、住民税の申告は必要な場合があります

確定申告をすると、副収入分を含めた住民税額が会社に通知される

例えば、副業をしている会社員が確定申告をしたとします。その場合、副業収入を含めた住民税が会社に通知されるかどうかについては、副業収入の種類や申告の仕方によります

住民税には普通徴収(自分で納める)と特別徴収(会社員等で給料から天引きになる)の2種類の納め方があります。そして確定申告では、給与所得以外の収入は普通徴収と特別徴収のどちらの納め方にするか自分で選択できるようになっています。

つまり、副業収入が給与所得でない場合は、その分を普通徴収にすれば副業分の住民税は会社には通知されません

ただし、副業がアルバイトなどで給与所得になる場合は、原則、本業の住民税とあわせて特別徴収となりますので、会社に副業分も含めた住民税の額が報告されます。つまり、それをきっかけに副業がバレる可能性があるのです

じゃあ会社に副業がバレないためにはどうしたら?対策方法。

会社に内緒で副業を始めたとしても、必ず収入が発生するので、どこかしらから情報が漏れる可能性があります。これは、どの副業を選択してもあるリスクです。

所得税や住民税、36協定などの関係で、本業の会社に通知が届く可能性をゼロにすることはできません。それが国の仕組みである以上、絶対にバレない方法ばかり考えても答えはでないのです。

さきほども述べた通りどれだけ秘密にしていても、「確定申告をすると、副収入分を含めた住民税額が会社に通知されるのでバレる」のです。

バレにくい副業とバレやすい副業はあるの?

では、ばれない方法がないのであれば、できるだけばれにくい副業は何なのか、見ていきましょう。

バレにくい副業

重要になってくるのは給与所得に該当しないことです。副業といえばアルバイトと直結させる方が多いですが、このアルバイトは給与所得に該当します。

給与所得に該当する副業の場合、本業の給与と合算されてしまい分離させることができないため、5月に会社に知らされる住民税の金額でばれてしまいます。

これに対して、アフィリエイトやネットオークションなどの副業は「給与所得」ではなく「雑所得」として扱われ、本業の給与と分離させて別で税金を納付できる手段があるのでバレにくくなっています。

さらに、その中でもばれにくい副業としてよく挙げられるのがアフィリエイトです。これは、最初にブログやホームページの土台さえ作っておけば、毎日の隙間時間で記事を書いていくだけになるからです。

ネットオークションや転売の場合は、インターネットを使って買い手を探しますが、梱包や発送、仕入れ、在庫管理などに労力がかかるだけでなく、常に価格の変動を確認したりと仕事中にまでしないと間に合わないことが出てくるケースも多々。

労力がかかる副業が怖いのは本業の仕事中にしてしまうリスクがあるだけでなく、副業の疲れから本業に支障をきたしてばれるケースも実例としてあがっているからなのです。

労力をかけないアフィリエイトは会社にばれにくく、おすすめの副業です。

当然最初につくるものをつくったらあとは放置ではダメですが、ある程度の記事が溜まってくればその記事にインターネットで検索した人がアクセスして、ほしいと思ったらその場で購入される。その結果、収入が自動的に入ってくるので、バレる工程がありません。

そういう意味では、株やFXでの資産運用などもバレにくい副業かもしれませんね。

lineスタンプやネットワークビジネスなど今流行っている副業の中から、違法にならない範囲で会社に秘密にできる方法を探してみるのもいいかもしれません。

バレやすい副業

まず、本業と同じ業種で副業する場合は当然ですが、バレるリスクは高いです。また上で述べたように、雇用形態がアルバイトだと、給与所得になってしまうのでバレやすいです。

おわりに

会社勤めをしながらの副業は、先に書いたとおりマイナンバーや住民税などの関係から隠しきれない可能性が高いです。

そこを踏まえたうえで、会社に秘密にしながらできる副業はあります。できるだけ労力をかけずにできる仕事が良いと思います。

その際は自分で税金を払ったり確定申告をする必要があるので、そのつもりでいましょう。

まとめ

  • 副業とは、副収入を得る仕事の事だが、アルバイトなど給与所得に該当するものははほぼ会社に見つかってしまう。
  • 会社にばれずに副業をすることは困難だが、不可能ではない
  • 比較的労力のかからないアフィリエイトがおすすめだが、会社にばれるリスクもあることを忘れずに探してみてください。

(文/松春人)

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