格安スマホのメリットはなんと言っても毎月の料金が安いことです。
携帯電話からスマホに変える人が増え、スマホ自体の月々の料金が携帯電話よりも高くなったことで負担が大きくなり大手携帯電話会社のスマホから格安スマホに乗り換えたという人も増えてきています。
スマホの料金を大幅に下げることができるとなれば気になる人も多いのですが、中には
- 格安スマホと大手携帯電話会社のスマホの違いがわからない
- 格安スマホに乗り換えたいがどこを選べばいいのかわからない
など疑問だらけという人も多いでしょう。
そこで今回はおすすめの格安スマホ業者6社をピックアップして特徴や料金などを紹介します。
格安スマホ業者1位から3位を紹介!
格安スマホを提供している企業には一度は聞いたことがある企業が多くあります。大手インターネットショッピングサイトやショッピングモール、プロバイダなど様々な業種から格安スマホに参入しているのです。まずは1位から3位を紹介しましょう。
1位 プランが豊富な楽天モバイル
楽天モバイルはその人の携帯の使い方によって様々なプランが用意されており、ネットをどれだけ使うかによってプランを選択することができます。
中でも注目されているのがネットをあまり使わない人向けのベーシックプランであり、月々1,250円でスマホを持つことができます。
高速通信はなく、最大通信速度は200kbpsに抑えられているのですが通話SIMなしの場合は月額525円、通話SIMありの場合でも月額1,250円と非常に安くなっています。
他社と比べても格安となっており、この低料金で音声通話まででき、スマホを維持できるのが魅力です。また通話に関しては楽天が提供している楽天でんわアプリというものがあり、通常の通話料の半分で済むので通話料を節約することができます。
ネットのみを多く使うという人は月々2,960円で7GBパックが用意されているのでお得です。
これから新しくスマホデビューする、スマホ本体を新しくしたいという人にはスマホとSIMをセットで購入することができますし、今持っているスマホをそのまま利用したいという場合にはSIMのみの購入も可能です。
2位 docomo回線で安心のイオンモバイル
イオンリテールが展開するイオンモバイルは他業種からの参入であるにも関わらず知名度の高いサービスとなっています。
容量別になんと11種類ものプランが用意されており、全国200箇所以上のイオンの店頭で契約やサポートを受けることができるのも魅力の一つです。
お得なプランとしては1GB480円プランと1,500円のかけ放題で月額1,980円の通話し放題のプランがあり、国内であれば固定電話、携帯電話、PHS、IP電話など24時間、何時間でも通話し放題となり、docomo回線を使用しているので通話品質も安定しています。
また携帯電話の契約にありがちな2年縛りがイオンモバイルにはないので途中解約でも解約手数料はかかりません。
3位 通信速度が圧倒的に速いUQモバイル
au回線を使用し、通信速度は格安SIMの中でも最高速度と言われており、全時間帯で通信速度が安定しているのが魅力となっているのがUQモバイルです。
無制限プランも用意されているので動画を頻繁に見る人に人気となっています。データ高速プラン3GBであれば月額980円となり音声通話をプラスしても1,680円となります。
auのスマホやiPhoneがそのまま使えるので格安スマホへの乗り換えもスムーズにすみます。
通常MNPの場合番号の移行をするために現在使っているスマホが使えなくなる場合があり、SIMが届くと使えるようになります。UQモバイルの場合はこの使えなくなる期間がないので安心です。
格安スマホ業者4位から6位を紹介!
続いて4位から6位です。
4位 国内プロバイダIIJmioが手がけるスマホ
他の格安SIMと比べると通信速度が比較的速く、品質の高さに定評があります。
データ通信容量は3GB、5GB、10GBの3種類となっており、通信速度の切り替えやSIMの追加などもできます。音声通話機能付き、データ容量3GBのプランであれば1,600円となっており、低価格を実現しています。
月額料金を引き下げるパイオニアとしても有名でバースト機能があるので容量を超過してもインターネットをするときに一瞬だけ高速通信ができ、軽いサイトならそこそこ普通に見ることができるようにしてくれる機能です。この機能があることで快適いネットを利用することができます。
5位 NTTの格安スマホOCNモバイルONE
OCNモバイルONE はNTTコミュニケーションズが提供する通信サービスです。また容量の追加やSIMカードの追加などオプションも多くあります。
プランには1日110MBと170MBの2種類があり、110MB/1日コースの場合は月額900円となっています。これに音声通話700円をプラスしても月額1,600円となります。
月額850円の5分かけ放題をつけることもできます。通信速度は普通レベルですが、時期によって遅くなるなどのブレが少ないのが魅力です。
6位 ビックローブが運営する格安スマホ
プロバイダとしてのイメージが強いビッグローブですが高速モバイルも取り扱っており、NECが母体となっているのでアフターフォローなども非常に高い評価となっています。
音声SIMプランには月1GB、3GB、6GB、12GBの4種類があり、12GBのプランでは最大5枚のSIMを6GBのプランでは最大3枚のSIMを利用することができます。
格安スマホに乗り換えると通話料金が心配だという人も多いのですが、ビッグローブ電話を利用することで通話料が半額になり、お得に利用することができます。
ビッグローブ電話は登録料や月額料金は不要となっており、アプリをダウンロードするだけで利用することができます。
格安スマホで本当に安くなるのか?
安さをウリにしているのが格安スマホですが、実際に今使っているスマホから格安スマホに変えるとどのくらい安くなるのでしょうか。
現在、大手携帯電話会社のスマホを所有し月額7,000円支払っているので、上位1位から3位の格安スマホの料金プランをもとにシミュレーションしてみましょう。
楽天モバイルに乗り換えた場合
条件を選択します。
- 楽天モバイルであれば今使っているスマホをそのまま利用することができるのでSIMカードのみの購入にします。
- 他に携帯電話は持っていないのでインターネット接続+SMS+通話のSIMにします。
- 番号は今使っているものをそのまま引き継ぎます。
- 普段メールやSNS、インターネットなどよく利用するので3.1GBプランを選択します。
この条件でシミュレーションしてみると
月額1,250円となりました。
7,000円-1,250円=5,750円もお得になります。
イオンモバイルに乗り換えた場合
条件を選択します。
- イオンモバイルも楽天モバイルと同様に今使っているスマホをそのまま使用することができるのでSIMカードのみを購入します。
- 音声付きSIMを選択しました。
- 普段はインターネットが中心ですが動画を見ることもあるのでデータ容量は4GBを選択しました。
- 番号はそのまま引き継ぎます。
この条件でシミュレーションしてみると
月額1,760円となりました。
7,000円-1,760円=5,240円もお得になります。
UQモバイルの場合
条件を選択します。
- UQモバイルでも今使っているスマホを使用することができるのでSIMカードのみ購入します。
- インターネットをする程度なのでデータ容量は3GBを選択します。
- 音声通話も必要です。
- 番号はそのまま引き継ぎます。
この条件でシミュレーションすると
月額1,680円となります。
7,000円-1,680円=5,320円もお得になります。
シミュレーションはあくまでも目安となるので実際の請求額とは異なる場合がありますが、自分に合った格安SIMを選ぶことで月々の携帯料金を大幅に軽減することができるのではないでしょうか。
(文/中村葵)