女性の貧困――年収180万は手取り額での生活はどうなる?

年収を上げたい

女性の貧困――年収180万は手取り額での生活はどうなる?

投稿日:2016年12月13日 更新日:


昨今、収入の額面が200万円を下回る女性が増えています。そんな苦境に立たされながらもくじけずに生活している強い女性がいるのも事実です。実際、年収180万円になると毎月の生活はどうなるのでしょうか?

就業者の6人に1人は年収200万円以下!

正直年収180万円なんて、普通に人生を送っていればあり得ない!と思われるかもしれません。それでは実際、年収200万円以下の人と言うのはどれくらいの割合なのでしょうか。

厚生労働省が発表した資料によれば、平成26年に年収200万円を下回った割合は、なんと16.1%。アベノミクスと言う言葉もなんのその、家計に苦しみ毎日ぎりぎりの生活を送る事さえ困難だと言うゆとりのないワーキングプアの人がこれだけいるのです。

毎日の食費は3食合わせてなんと約700~800円と思い切り節約です。東京でちょっとしたランチを食べる方がよっぽど高い値段がついてしまいます。旅行、衣装品、家具インテリアをひとつ買う事にも抵抗を感じます。毎日同じ様に会社に仕事に行き、休みの日は外に出かけるなんてお金のかかる事はしません。 そして毎月、少ない金額の給料を今か今かと待つのです。

10年後にはさらに高所得者と低所得者が二分されると言われており、さらにワーキングプアと呼ばれる人が増える事は避けられないでしょう。

本当にきちんと生活出来てるの!?

年収が200万円だった場合の手取額は月額で約15万円。年収が150万円だったら手取りで月約11万円。その様な人は非正規で働いていて昇進、ボーナスなんてものはおろか、時給すら上がらないと言う場合も多い様です。

そんな年収200万円の人が実際にどの様な生活を送っているか考えてみましょう。名前は仮にB子とします。大学を卒業して3年目の一人暮らしの独身です。手取額が月収15万円だとすると、

  • 家賃50,000円
  • 食費30,000円
  • 光熱費20,000円
  • 貯金20,000円

上記の様に考えた場合、月に約30,000円自由にお金を使う事が出来ますが、この30,000円の中には、交際費、生活雑貨、衣料品、医療費、保険などなど様々な出費が含まれています。

一応最低限の生活は出来ているものの、急な出費にはなかなか対応出来ず、欲求を満たす様な+αの贅沢をする様な余裕はありません。本当は何かあった時のために生命保険に入りたいのですが、この程度の収入ですから入ると保険料の支払いのために水道光熱費にまでしわ寄せが来るため入れません。

また、貯金額は毎月増えたりへったりです。そんな中で無料のティッシュを複数もらったりして、マメに家計簿をつけ自分なりの節約術を身に着けています。

将来のことを考えて保険の見直しを

将来的なライフステージの変化のための準備として、早いうちから準備しておくべきものとして挙げられるのが保険の見直しです。今の保険に変えたい点があるのか?保険料に見合ったサービスがついているのかもう一度見直してください。

もし保険料が今のままで保障内容がぐんと上がるようなことがあれば、自身の将来に大きなプラスになります。まだ早いと思わず、プロに保険の相談をすることを強くおすすめします

みんなの生命保険アドバイザーは相談は無料で、子育てや仕事に忙しい女性のために相談員が出張してきてくれるとして人気となっています。自分にあった保険を選ぶことはお金の面から見た幸せを作っていく近道です。将来のために今できることをしっかりとこなしておきましょう。

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給料を上げるために思い切って転職

今の年収を上げたいと考えている人にできることの一つに転職が挙げられます。今の会社の仕事が楽しくて仕方がないという方、キャリアを作る下積みには今の環境しかないと考えている方以外は、給料アップのために転職を考えるのが得策でしょう。

リクルートエージェントでは今より良い条件で働ける企業を見つける最良のパートナーになってくれます。日本全国様々な職種の案件があり、給料の点からはもちろんのこと、その他の要素から見てもあなたの希望の職場が見つかる可能性が高いです。

「履歴書・職務経歴書添削」「年収の交渉代行」など転職に役立つサービスが同時に利用でき、有意義な転職活動を展開していけるでしょう。年収を上げることは、今の生活の質を上げることにつながるだけでなく、将来的にみても重要なポイントになってきます。

思い切って、待遇の良い会社を探すことも一つの方法です。

結婚なんて出来るわけない!のか?

よく非正規だったら収入も少ないし、結婚なんてするべきでない!と言う意見を聞く事があります。確かに収入が少なければ、生活を送るためには我慢も必要ですし、2人の協力が必要である事は間違いないでしょう。

しかし共働きであれば、相手の年収も200万円だったとしても世帯収入は年収400万円。世の中には世帯収入400万円、子どもありで生活をしている家庭は少なくありません
もちろんこの年収のうちから住宅ローンや車のローン、保育料などの教育費も支払いながら家族でなんとかやっていっているのが実態でしょう。

結婚なんてできるわけない!のか?

結婚しても相手の人と合意の上、支出が負担で子どもを産まない選択をする家庭もありますし、何がその人たちにとって幸せかは周りの人がどうこう言う問題ではないのです。主婦雑誌をめくれば年収300万円でも年間100万円の貯金をしていると言う人も続々と出てきており、結婚しても十分不自由無く生活する事が出来るのです。

年収500万円の女性と結婚すると毎年300万円以上の損失?

「年収200万円なんて不幸だ」なんて思われるかもしれませんが、実際のところ、本人はそれほど不幸とは思っていない事も多いです。世間体さえ気にしなければ、実家で暮らしていれば家賃を払わなくても済みますし、実家暮らしであれば居住費や光熱費がいりませんからそのお金を自分自身の将来に充てる事も出来ます。

むしろ年収が高いと、その分無駄遣いが多くなります。贅沢を贅沢と思わず、お金を湯水のごとく使い、感覚が麻痺してしまう事もあるのです。その結果、年収が高いはずなのに貯蓄が少ない、普段の生活レベルも背伸びした状態がやめられないと言う二重苦に陥り、お金の浪費癖がなかなか抜けません。

年収が低い女性と結婚することが、実は正解

年収が高い女性の全ての人が無駄遣いをしているとは言いませんが、その傾向は実際にないとは言えないでしょう。つまり、年収がそこそこある女性よりも、年収が低い女性の方が堅実、お金の管理方法がしっかりしている人が多いと言えるでしょう。

お金の管理が苦手!と言う男性は、年収が高い女性ではなく、むしろ年収が低い女性と結婚する事が、実はおすすめで正解なのかもしれません。

あなたがタバコを吸っているのなら柔らかく「体に悪いからやめましょうね」とポイント良く嗜好品費をゼロにして、レジャー費は極力定額貯金に回すなどして、気が付くと信じられない貯金額になっていたなど、貯金力の持ち主なのかもしれませんから……。

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