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パチンコ依存の恐怖!ギャンブル依存症と借金から抜け出す方法とは?

投稿日:2017年12月13日 更新日:


パチンコやパチスロにはまり、ギャンブル依存症者になった結果、多額の借入に悩まされている人がいらっしゃいます。長期化すれば人生破滅の道を歩むかもしれません。この記事では、ギャンブル依存者状態や借金生活から抜け出す方法を紹介します。

パチンコは借金ができやすい理由

パチンコやスロットにはまり、ギャンブル依存症患者となってしまうと、せっかく仕事して稼いだ給料をつぎ込んでしまうことになります。家族や友人からの借金だけではお金が足りなくなり、銀行カードローンやクレジットカードキャッシング、消費者金融から融資を受るという話しをよく耳にします。

しかし、限度額まで借りたものをパチンコに使い切り、さらに状況が悪化するのです。では、どうしてこのように借金地獄に陥る人がいるのでしょうか?それは、パチンコが借金をしやすいという事情があります。まずはその理由について解説します。

パチンコで稼ぐことは難しい

パチンコなどのギャンブルは、基本的に元締めが得をする条件設定となっています。たとえば、あなたは元本割れする確率の方が高い金融商品に投資をするでしょうか?もちろん、この場合は投資にはならないのでしないと思います。

パチンコは店側が利益を得るため、還元率が100%以下なわけですから、金融商品でたとえると元本割れする確率が高いものに投資しているようなものなのです。しかし、大当たりをすれば一定金額が手に入るという気持ちが勝ってやってしまい、結局負けてしまうことになります。

損切りしにくい

たとえば投資の場合には損切りが重要だとされています。自分の予想と異なった結果となった場合には損を最小限にするために、決済をしていまうのです。パチンコも、自分が決めた金額以上使わないのであれば、損害を最小限に食い止めることができますが、損を取り返そうと思った結果、損が大きくなってひどい目にあうのです。

勝ったからといって貯金しない

パチンコは、場合によっては勝つこともあるでしょう。しかし、勝ったからといって貯金をする人は少ないようです。勝った時には気が大きくなって、飲みに行ったり、人におごったり、大きな買い物をする傾向があります。

負けたらお金を減らし、買ったらお金を使っていたら、結局お金は失うばかりです。増える要素がないので、借金しやすくなるのです。

パチンコはいつでもできる

環境も原因の1つです。パチンコ店は全国各地に存在し、多くの場合が年間通して毎日利用することができます。その結果、いつでもどこでもパチンコができる状態となっていますので、気軽にギャンブルをしてしまうのです。

勝った体験により依存症になりやすい

勝ってしまったことによって余計にはまってしまうこともあります。勝利体験が次の勝利をイメージさせ、根拠もないのにまた勝てると思ってしまうのです。単発で勝つことがあっても、長い目で見たら負ける確率の方が圧倒的に高いため、気が付けば借金を背負ってパチンコをしているという状況に陥ります。

パチンコによるギャンブル依存症の恐怖

ギャンブル依存症になってしまうと、とても恐ろしい状況に陥ります。周りの人から見ると「ただ単にギャンブルにハマっているだけだ」とか「意志力が弱い」「ギャンブルにはまるなんて情けない」などと思うかも知れませんが、ギャンブル依存症は精神疾患ですので、本人にもどうしようもないのです。

結果的に、多重債務にまっしぐらとなるケースがありますので、早めの治療が必要です。では、ギャンブル依存症の特徴を紹介します。

パチンコへの渇望

パチンコでギャンブル依存症になると、パチンコへの異常な渇望が現れます。仕事の日も、移動中も、食事中も、パチンコへの渇望と付き合うことになります。その結果、仕事が手につかなくなったり、集中力の低下から日常生活でのミスや交通事故を招くことになります。

離脱症状が出る

離脱症状が出ることも珍しくありません。たとえば、覚せい剤や麻薬などの薬物を継続的に使用していた人が、それらの使用を中止した場合、幻覚に襲われるなどの離脱症状が起きることがあります。

ギャンブル依存症も同様に、ギャンブルできない状況となると、手が震えたり、汗をかいたり、極度にイラつくなどの離脱症状が現れることがあります。単にギャンブルをやめれば良いという安易なものでもないのです。

借金してもやめられなくなる

ギャンブル依存症となってしまうと、多くの借金を背負う可能性が高くなります。借金生活が苦しくなり、返済遅延や滞納を起こして取立てが入る状況となったとしても、それでもやめられないのがギャンブル依存症の恐ろしいところです。

また、ギャンブル以外に興味がなくなるため、家族や友人、恋人や仕事、他の趣味などに関心が低くなります。

パチンコ依存から抜け出す方法

ここまで紹介したように、パチンコなどのギャンブル依存状態となってしまうと、人生に悪影響となってしまいます。ギャンブル依存症の恐怖を周りの人が知らないと、お金だけでなく、周りの人の信頼も失ってしまうことも多いのです。では、パチンコ依存から抜け出すためには、一体どうすれば良いのでしょうか?

心理カウンセリングを受ける

もしもギャンブル依存症状かな?と思ったら、心理カウンセリングを受けるという方法があります。心理カウンセラーに相談することによって、軽度の場合には改善されることがあります。

ただ、ひと口に心理カウンセラーとしっても、必置資格がありません。そのため、名ばかりカウンセラーもいるので注意が必要です。資格を持っているのかや、口コミ評判を参考にして、しっかりとケアしてくれるカウンセラーを見つけましょう。

精神科医にかかる

重度の場合には精神科医にかかることをおすすめします。もちろん、心理カウンセラーに相談していたとしても、ちゃんとした心理カウンセラーであれば、リファーといって精神科医を紹介してくれるはずです。

精神科医にかかると、薬物療法などを試みながら、しっかりと治療してくれますので、安心して受診することが可能です。

もし借金を抱えてしまったら

ギャンブル依存症が治ったとしても、借金問題は残っているかも知れません。謝金問題はどのように解決すれば良いのでしょうか?借金問題の解決法をシンプルにいうと、返済するか整理するかしかありません。それぞれの方法について見て行きましょう。

返済計画を立てて地道に返済する

借金を返済する場合には、現在の収入状況と支出の状況を明示化した上で、借金が返せる範囲なのか、それとも返せない額なのかをチェックしましょう。借金額と金利から、返済総額を割り出し、月々の返済金額を算出すると返済計画が立てられます。返済できると判断した場合には、地道に返して行きましょう。

債務整理をする

借金の返済が難しい場合には、債務整理をしてしまいましょう。債務整理は、状況に合わせて任意整理や個人再生、自己破産などの方法があります。借金を減額したり、帳消しにすることができますので、弁護士に相談すると良いでしょう。

多くの弁護士が無料相談に乗ってくれますので、気軽に相談することができます。それによって、お金の悩みから解放されるかと思います。

まとめ

パチンコでギャンブル依存症になった場合には、ギャンブルをやめられなくなる上、借金地獄に陥りやすくなります。ギャンブル依存症は精神疾患なので、早めに専門家に相談する必要があります。借金問題は弁護士に相談することで整理できますので、悩んでいるよりも早めに相談しましょう。

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