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「3万貸して」なぜギャンブル中毒者は借りた金を返さないのか?

投稿日:2016年11月1日 更新日:


「恩は遠くから返せ」という言葉がある。

誰かに親切にしてもらったら、その恩は遠くにいる人から順番に、確実に返していきたいものだ。

しかし、世の中というのはクズも大勢息づいているもので、なかには誰かに親切にしてもらったのに、その恩を仇で返す奴もいる。

特に博打をするためにお金を借りた人間なんかには、この傾向が高い。

今回は、筆者が出会ったギャンブル馬鹿の、なんとも笑えない生態を是非ともご覧いただきたい。

たった数万円の返済をしない!できない!

ギャンブル中毒者が知人にお金を借りても、めったに返すことなんかない。

使えるお金を全部使い込み、それでもなお遊び足りないから生活のためのお金を投じているような連中なのだ。

他人のお金なんて、尊重しているはずがない。

僕の知人にHという若者がいる。

彼は根っからのギャンブル中毒者。もう依存症と言っても良い。

Hは恐らく、ギャンブルに足を踏み入れなければそんなに悪い奴ではないはずなんだけど、博打のこととなると見境いがなくなる。

そんなに今のギャンブルなんて面白くないと思うんだけど、特にパチスロに御執心のようだ。

そんなHが、僕の友達Bからお金を借りた。その額30,000円

30,000円って大金だ。しかし、パチスロをやろうと思ったら、この金額でも結構心許ない。

下手をすると、2時間ほどでなくなってしまう。いかにパチンコ屋がバブリーなのかがよく分かる。

さて、それから1ヶ月が経過した。

HはBに対して、未だにお金を返していない。利子も発生しない良心的な貸し付けに対して、何故返済をしないのか。

嘘に嘘の塗り重ね…返さない理由が酷すぎる!

Hは社会人。30,000円は大金だが、しっかりと勤労をしているのだから、給料日にはさすがに返済できるはずである。

にも関わらず、彼は返すお金があるのに、Bに対して返済をしていない。

ここでHが、Bに対してLINEで送った「返済が滞った理由」をいくつか列挙していきたい。

  • 愛車をぶつけられた。修理にお金が掛かる。
  • 骨折をしてしまい、入院を余儀なくされた。
  • 給料の未払いがあるため、生活費も確保できない。

ざっとこれだけの言い訳が、1ヶ月かそこらのうちにポンポン出てきている。

こんなの誰がどう見ても嘘である。

仮に愛車をぶつけられたとしても、まずは30,000円をBに返しておくべきだ。修理などその後でいい。

それに、骨折をしたのなら、入院の証明をLINEで送るべきだろう。Hはそれすらしていない。

さらに、給与未払いなんて、そんなの確かめようと思えばすぐに嘘かどうかも判別できるような話で、かなり不誠実だ。

大体、給与の未払いがあるような会社に勤務している人間が、どうしてギャンブルをする余裕などあるのか。

話に筋が通っていない。

ギャンブルのためにお金を借りる人間がみんなクズ!

「車ぶつけた」だの「骨が折れた」だの、こんな下手な言い訳でのらりくらりとかわしている人間は、どんなに外面が良くても必ず周囲からそういう目で見られるようになる。

よく、他人にお金を貸す際には、あげたつもりで貸すべきという声を耳にすることがある。

それほどまでに、貸したお金の回収というのは難しい。

しかし、返せないなら返せないなりの誠意の見せ方というものがあるではないか。

こんな下手な嘘を、聞かされるBが不憫で仕方がない。

これ以上、Bのような人が増えて欲しくない。

絶対にギャンブルをする者にお金を貸さないようにしよう!

(文/松本ミゾレ 写真/Shanti Hesse / Shutterstock.com

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