【この記事の目次】
連載の冒頭にあたりご挨拶
はじめまして!冨田賢(とみたさとし)と申します。
これからこのHOW MATCHにて連載5回にわたり、あなたに真の「自分で稼げる力」を得るための方法を順番にひとつずつお伝えしようと思います。
なぜ、「自分で稼げる力」なのか。それは今の時代の日本を生き抜いて行くにはこの力が必要不可欠だからです。
将来のお金に不安はありますか?
まず、質問させてください。あなたは60歳以上になったとき、自分のお金のあり・なしについて不安はありますか?「そんな不安なんて、まったくありません。」と言う方は、この連載を読む必要はないかもしれません。
HOW MATCHが以前、独自に取ったアンケートでも(参照リンク)、「将来のお金に不安なんてない」という人は100人中たった1人というデータがありました。そのくらい、この問題は今の時代にとって切実なものなんです。
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不安がっているだけではナンセンス!
将来に漠然とした不安を持っている30代から40代の人が多いと聞きます。30代、40代にして、すでに老後のことが心配になってしまっているわけです。が、しかし、私に言わせれば不安がって心配しているだけなんてナンセンスです。
ましてや「老後や将来のことが不安で……」などと言っている暇があったら、今すぐに「自分で稼げる力」を身につけることの方がよっぽど重要です。
かつての終身雇用制度はもう存在しない!
私たちの親世代までの日本企業では、終身雇用や年功序列という制度が存在していました。学校を卒業して会社にさえ入ってしまえば、よほどのことがなければ解雇されることもなく、年齢に応じて給料もほぼ自動的に上がって行く時代でした。
しかし、バブル崩壊、リーマン・ショックを経て、このような日本型経営システムが崩れ去っていることはあなたも気づいているはずです。
また、人口構成も戦後のベビーブームで生まれた世代(=団塊世代)までもが高齢者となり、年金受給者となりました。かつて多数存在していた団塊世代がそのまま70代~80代の高齢者となったのです。
戦後から70年以上経った2016年の今、環境が大きく変わってしまったのです。
もはや年金制度に頼れる時代ではない!
人口ピラミッドは逆三角形になってしまい、今の働く20代、30代、40代が高齢者となるであろう頃には、現在の形の年金制度は維持できないであろうことは目に見えています。
このような日本で、年月が経って60歳を迎えたら、サラリーマンを続けるのは当然難しくなるでしょう。
そのため、先の調査データからも読み取れるように、30代、40代の層が不安になっているわけです。ここで申し上げたいのは、当たり前のことですが、
「今のこの時代に、自分で稼げる力がないのは、相当ヤバい、ということです。」
よく「あの世の沙汰もカネ次第」と言いますが、長寿で老後が長く、年金に頼れない時代となってしまった今は、「老後の沙汰もカネ次第」です。
老後に備えて、貯蓄が十分できるくらいの「自分で稼げる力」がないと、本当にヤバいと思います。老後の心配をしている暇があったら、今、「自分で稼げる力」を以下に身につけるかに力を注ぐことの方が大切です。私はこの連載を始めるにあたり、このことをどうしてもお伝えしたかったのです。
くり返しますが、そもそも今、20代から40代という働く世代であるあなたが、老後の心配をしていること自体がナンセンスなんです。
そんなことをくよくよ心配して悩むよりも、今、しっかりと稼ぐ力を身につけ、稼げるようになることを考えるべきです。その方がよっぽど生産的です。
「自分で稼げる力」を身に付けるとは?
今、働く世代のあなたなら、まだサラリーマンとして今の会社で稼ぐことができるでしょう。しかし、今あなたの勤める会社がもし無くなってしまったらどうですか?または今の会社がリストラを敢行して退職を言い渡されてしまったらどうですか?
「自分で稼げる力」とは必ずしも起業して独立することではありません。今の会社を離れたとしても、また別の会社で絶対にやって行ける自信とスキルを持ちあわせているか、ということなのです。いや、今いる会社でも十分自分で稼いで、会社に貢献できるか!です。
今の会社を離れて別の会社に行くことも、別の会社に行かずに起業することも、新規事業を立ち上げることもすべてあなたが選択できる状態、それこそが「自分で稼げる力」を得た状態なのです。
「自分で稼げる力」さえ身につければ、今の会社でもリストラなどされることもないでしょうし、転職・独立も可能になるのです。
私、冨田賢の場合
自慢ではないですが、私はもし今日に自分の会社に何かあって無くなってしまったとしても、もう一度ゼロから自分の事業を再開し、自力で這い上がって稼ぎ直すことができると断言できます。
実際、私も2008年から2009年ごろのリーマン・ショック当時になかなか稼げなくて苦労した経験があります。
しかし、そこから復活し、現在はコンサルタントとして約7年間で160社以上という他よりも圧倒的に多いコンサルティング実績を有しています。
また、年間で70回以上の講演を実施し続けています。年間70回とは月に6回ほど、週に1回か2回のペースで、どこかしらで講演をしていることになりますね。
なぜ、私はこのようにゼロから復活して稼ぐことができるようになったのでしょうか?それは私が「どのようにすれば自分で稼げるようになるのかについて、知っているから」です。
とはいえ私もある日突然このようになった訳ではありません。こう見えて私もみなさんと同じようにかなり悩んできましたし、失敗もたくさん経験してきたのです。
「自分で稼げる力」を得るための3つの要素
最後にもう一度くり返しますが、私がこれからあなたにお伝えしたいのは、将来に漠然とした不安を持つ必要がないように、今の現役時代に十分稼ぎ続けられる「自分で稼げる力」を体得するための方法です。この力を得るためには以下の3つの大切な要素があります。
- 「結果」に執着し、正しい「努力」をすること
- 小さな「成功体験」を積み、大きな「自信」につなげること
- 知るだけにとどまらず、何かを必ず「実行」すること
これだけ言われてみれば、あなたも今までどこかで聞いたことあるような気がしますよね?しかし、これらを具体的に紐解いていくと、私がどん底から這い上がることができたプロセスがすべて秘められているのです。
これから連載5回にわたり、一緒に「自分で稼げる力」についてしっかりと考えていきましょう。そしてあなたの年収が400万円~500万円前後でなかなか上げられないのであれば、まずは年収1000万円を目指してみましょう。
私の著書、「世界のエリートが教えるちょっとした仕事の心がけ (マイナビ新書)」では、年収2000万円プレーヤーの仕事術を書いていますが、まずは年収1000万円を目指して、達成しましょう!そうすると、そのプロセスで自信もつき、老後への蓄えもできて、将来への漠然とした不安はなくなるはずです。
【連載】冨田賢・直伝!まずは年収1000万円目指せ!【第1回】将来のお金の不安など「自分で稼げる力」さえあれば何も怖くない! |
(監修・冨田賢/文・HOW MATCH編集部)