年収を上げたい

【比較】転職を成功させるには!転職エージェントを賢く使うコツ

投稿日:2017年5月12日 更新日:


転職エージェントと呼ばれる方々をご存知でしょうか。

賢く転職活動を進めるためにも、ぜひとも有効活用したい転職エージェント。企業によってはキャリアコンサルタントキャリアアドバイザーと呼ばれていることがあります。

転職活動を成功させるためにも、こういった人たちとどのように関わっていけば良いかをお伝えしたいと思います。

転職エージェントとは?転職エージェントの意味

転職エージェントとは、採用側の企業の人事担当の人と、求人を探している人の間にたって人と人を繋ぐ人たちのことです。転職を考えている人にとっては、転職エージェントとコンタクトをとることがまずはじめの第一歩になるということも多いと思います。

受けたい企業も明確に決まっていないし、転職ってなにからはじめればよいかわからない!という方は、まずは一人でもいいので転職エージェントに会ってみることをおすすめします。きっとするべきことが見えてくると思います。

また、いまはインターネット上でサイトに登録すれば案件を照会することは可能ですが、逆にインターネットでしか情報収集をしていないと、他にも良い求人はないか、或いはインターネットから得られる情報はどれが正しくでどれが正しくないのか等不安になることもあると思います。

転職マーケットに詳しい人の生の声を聞いてみることで見えてくることもあると思います。

このように転職活動を二人三脚で進めるパートナーとしているのが、転職エージェントです。

転職エージェントを利用するメリット・デメリット

転職エージェントを利用するメリットとしては、次のような事が挙げられます。

企業や業界に関する情報源ができる

求人サイトに登録するとたくさんの求人企業を紹介されると思います。しかしそれらは、登録された情報や過去の閲覧履歴から機械的にリコメンドされているものが紹介されていることも多いです。

エージェントに相談すれば、希望条件や自己PRや面接での提案力に関わるアドバイスなどをもらえるので、必要な情報を得やすくなります。また、キャリアアップの方法を提案してくれるケースなどもあります。

相談相手ができる

転職することを会社に伝えていなかったら、なかなか相談できる相手がいないという方もいらっしゃると思います。大事な話だからこそ、自分ひとりだけで考えるのは危険です。

面接の仕方ひとつとっても何か違和感がないか、他者の目で見てもらわないと見えてこないこともありますよね。そんなときに、親身になって転職活動の進め方を俯瞰して見てくれる後方支援が受けられるのも転職エージェントのメリットです。

アポイントの取次ぎなどをしてもらえる

面接の日時を決めるのは、簡単ですが結構手間になります。まだ内定を獲得していない段階だと、いくつかの案件を平行して進める事も少なくないはず。

そんなときに、日程調整をしていただけるのも転職エージェントのメリットです。たとえるなら、期間限定であなたが経営者で、エージェントが秘書。そんな関係を想像していただけると良いかと思います。

アピールポイントを整理して、相手に伝えてくれる

自分で転職活動をした場合、客観的に自分の経験や意気込みをPRしてくれる人がいません。採用側も面接であったときの印象だけでなく、第三者であるエージェントからの一押しで選考通過を決めることもあります。

失敗してしまった面接の選考不通過の理由や評価を求職者に伝えてくれるのも、転職エージェントの役割です。より志望度の高い企業に入社するために、面接や志望動機などは経験を積んでブラッシュアップされていく必要があるのも事実です。

また、面接では毎回100%の力を発揮できるとは限りません。言いそびれたことなどを後日それとなく伝えてくれる、ということもエージェントを介していないと起こりえないことです。

条件交渉をプロとしてしてもらえる

年収アップやポジションなど、せっかく転職するからにはできるだけ高く臨みたいもの。

一方で企業側には企業側の希望があります。もしかしたらあなたの提示している年収が、上司になる人より上回っているかもしれません。それではいくら希望して、優秀な人材と思ってもらえたとしても会社は断りをいれてきますよね。

そのあたりの内部事情も含めたやりとりになってくるので、条件交渉は素人が自力でやるのは少し難しいかもしれません。信頼できそうなエージェントであれば、自分の希望を伝えて、条件交渉はプロの方と一緒に進めていくことをお勧めします。

デメリットとしては、「採用企業とのコミュニケーションに時間がかかる」ということが挙げられます。

どうしても、求職者と採用企業の間に、転職エージェントと企業担当者が入ってしまうため、面接の日時調整や書類選考結果が手元に届くまでに時間がかかってしまうことがあります。

そういったことが無いように、エージェントとは密にコミュニケーションをとり、急ぎの用は急いでもらう必要がありますね。

転職エージェントのシステムや流れ

転職エージェントのシステムは次の様になっております。

求職者⇒転職エージェント(⇒企業担当)⇒採用企業

私達が転職活動をして会社を紹介していただくのは、人材紹介会社の方になります。人材紹介会社の中に、求職者への窓口になっている方(=転職エージェント)と採用企業の窓口になっている方がいます。

案件や人材紹介会社によっては、求職者の窓口と採用企業の窓口を両方担当している方もいらっしゃいます。その辺のスキームもケースバイケースになるので、自分がどんな立場の人に仕事を紹介してもらっているのか、きっちりヒヤリングしておきましょう。

転職エージェントを利用した方がいいのはどんな人?

先にあげたメリットにあまり有り難味を感じない方、それくらいだったら自分でできると思える方にとっては、転職エージェントを利用する必要はないかもしれません。

同じ情報をもっていても女性のエージェントが良い、など自分にとって相性の良い人がいるはずなので、まずは自分の欲しい情報や案件を持っている人や話がしやすい人を探してみてください。

転職エージェントはどこを選べばいいの?

まずは、自分が次の会社に求める条件を整理してみて、その条件に合致してくる求人情報を持ってるエージェントにお願いするのが筋だと思います。

似たような案件を複数持っていることもあるので、エージェントを上手に使い、引き出せる情報はどんどん収集しましょう。

おすすめの転職エージェント!比較してみよう。

転職エージェントはたくさんいます。口コミや評判を気にしながら、話しの合う相性の良い人を選びましょう。

リクルートエージェント オススメ度:★★★★★

特徴

リクナビNEXTと連携して強みがさらに増す大手企業。

求人数

扱う求人の数はNO.1と言われています。

年代

例えば、年収700~800万クラスのミドルマネジメント層やスペシャリストのための専門対応組織があるだけでなく、さらにその上を行くエグゼクティブ層のための専門サポート組織もあります。

サポート体制

非公開求人も多数取り扱い。リクナビNEXTと連携したサービスが特徴。WEBでもリアルでも情報収集が可能。

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マイナビエージェント オススメ度:★★★★

特徴

  • 医療業界
  • 人材業界
  • 広告業界
  • メーカー業界

などで、比較的転職支援の実績が多いとされております。

面接日程の調整や企業からの情報収集や条件交渉などを専任のコンサルタントがスムーズに代行してくれます。

サポート体制

マイナビブランドは採用側にも広く浸透しています。企業側に広く認知されていることと、マイナビグループの企業からの情報収集力を活かして、内定獲得のための傾向や対策の提案や情報提供などに注力しています。

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パソナキャリア オススメ度:★★★

特徴

非常に幅広くの業界の転職支援に対応しています。また職種においても、企業の最前線に立つ営業関連職や技術関連職、管理部門系の職種も含めて幅広く転職支援に対応している。

エリア

全国に16,000以上もの事業所(平成23年時点)がありますが、その半数以上については東京、大阪、名古屋の三大都市圏に集積している。主要都市各地に拠点を持ってサービスを展開されています。

求人数

取引企業数は国内最大クラスで12,000社以上

年代

これまでは、20代中盤から30代くらいまでの若手から中堅の年齢層の支援実績が主だったが、近年はミドルマネジメント層エグゼクティブ層(=経営幹部やそれに準ずる役職者)の転職支援に力を入れており、社内に専門対応の組織を編成するといった方針を採っている。

サポート体制

近年、「女性転職者のための専門対応組織」も編成している。女性の専任キャリアアドバイザーが、女性転職者ならではのキャリアに対する悩みや、転職後の不安に応える相談サービスも手がけており、利用者が伸びています。

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DODA オススメ度:★★★

特徴

転職エージェントの世界では大手4強の一角。元はインテリジェンスという会社名でもあるブランドで転職サービスを展開していた。

業界初の「年収査定」という無料サービスを展開。これまでに15万人以上が利用していると言われている。ほかにも様々な情報を市場に提供している。

年代

20代中盤~30代のビジネスパーソンが多数登録している。

サポート体制

近年、年収800万円以上のエグゼクティブ層バイリンガル向けの転職支援、さらに働く女性のキャリア形成・転職を支援するための組織づくりもしています。

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その他の転職エージェント

JACリクルートメント

特徴

元々はイギリスに進出する日系企業向けに人材の紹介を手がけたのがルーツとなっているエージェントです。そのためいまでも海外案件を得意とする。

エリア

国内6拠点、世界8カ国に展開するグローバル転職エージェントの一角

年代

30代前半~40代後半にかけてのミドル(中堅)~エグゼクティブに強み

サポート体制

シンガポールにも現地法人を設立している。その他にもマレーシア、インドネシア、タイ、中国など、アジア各国にJACリクルートメントのネットワークを広げている。

type転職エージェント

特徴

求人誌の誌面と求人情報サイトが連動しており、そこから得られる情報力が強みのエージェントです。

エリア

首都圏を中心に展開されています。関東在住の転職希望者向けです。

年代

中堅、ミドル層~幹部クラスにかけての案件に強みがあります。年代でいうと、20代後半~40代前半程度までのキャリアをより活かした転職支援に注力されています。

ワークポート

特徴

IT、インターネット、ゲーム業界に特化したエージェントの中でも比較的老舗のエージェント。特化している分、業界のリアルな情報をもっている。

年代

若手からミドルマネジメント層まで実績多数有り。

サポート体制

2003年以降、約31,000人の業界関係者の転職を支援。その実績から転職可能性や採用トレンド、面接対策など独自の情報提供が魅力。

人生のターニングポイントとなる転職。間違った転職をしないためにも、自分と馬の合う転職エージェントを見つけて、焦らず、しっかり準備をして臨んでください。

お読みいただいた皆様の転職活動がうまくいきますようにお祈り申し上げます。

まとめ

  • 転職活動を進めるのパートナーとして、転職エージェントがいる。
  • 転職エージェントを活用するメリットはたくさんある。
  • 転職エージェントはたくさんいるけれども、その中でも自分に合ったエージェントを見つけよう。

(文/松春人)

年収をどうにかあげたいという方は、「転職で年収って本当にあがる!?転職成功者の年収アップ体験談」を読んでみてください。悩む前に、自分の年収アップ可能性を探ってみましょう!

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