高収入のひとつと目安となるのが年収1000万円。正直、私自身の年収と比べると差があり過ぎてピンとこない額です。
1000万円以上の年収を稼いでいる人というと、高学歴だったり才能を持っている人だったり、一握りの人が達成できるというイメージがどうしてもあります。
それでは実際に1000万円という収入を達成するためにはどうしたらいいのでしょうか?今からでも年収1000万円を目指せるのかを検証してみまよう。
【この記事の目次】
年収1000万円以上は全体の3.9%
国税庁の調べによりますと、2014年度の日本の平均年収は男女合わせて414万円です。平均年収の2倍以上になる年収1000万円以上となると、全体のわずか3.9%にしかなりません。
年収1000万円を超える職業というとどのようなものを連想しますか?たとえば医者やパイロットなどの高学歴なものや、投資家などの運も必要なもの、芸能人やスポーツ選手などの才能も必要なものなどでしょうか。実際にこれらの職業で成功している人たちは年収1000万円を超えています。このような職業に共通していることは、普通の職業とは違うことでしょう。
普通の学歴や、秀でた才能や運に恵まれないと年収1000万円を超えることはできないのでしょうか?そこで、普通に会社などに勤めて働くという発想から視点を変えて、「インターネットビジネス」と「副業」に注目してみます。
インターネットビジネスは儲かるのか?
インターネットビジネスの利点は家にいながらできること。本業の合間に、ちょっとお小遣い稼ぎという働き方ができます。
また、ネットショップや広告収入で収入を得る仕組みを作れば、休んでいる間にも収入を得ることができます。不労所得とよばれるものです。印税やロイヤリティといえば、不労所得のイメージが掴みやすいでしょうか。実際に現場で働かずに得られる収入ですね。
インターネットビジネスで年収1000万円を目指せるのは、この不労所得によるものが大きいです。普通にサラリーマンとして働くのでは、労働時間に限界があります。そのため得られる収入にも限りがあり、高収入の職業でなければ年収1000万円の壁は越えられません。
しかし不労所得であれば、本業で働いている時間でも休んでいる時間でも収入を得ることができます。
複数のインターネットビジネスを並行して進める
そしてなにより、インターネットビジネスによる副業が年収1000万円の近道となる理由は、いくつも同時にできることにあります。不労所得で勝手に収入を得られるといっても、それ一つで高収入の仕組みを作るには、それなりの才能や運が必要です。
しかしインターネットビジネスは、普通に働くのと比べて同時にいくつも行うことができます。1個あたりの収入が少なくても、月に10万円の副業が10個あれば月収100万円、年収1200万円ということになります。
必ずしも立ち上げたインターネットビジネスがうまくいくとは限りません。インターネットビジネスなら、必ず1000万円の年収を楽に手に入れられるわけではないことは頭においておかなければいけません。
しかし1つのインターネットビジネスがダメになっても、生活できなくなるようなことはないですし、普通に起業するよりもダメになった時のリスクは少ないです。
挑戦しやすいのもインターネットビジネスの魅力。趣味の延長で始めたつもりのインターネットビジネスが大当たりなんてこともあるんです。
年収1000万円で損をする?
夢の大台年収1000万円。実は損をするかもしれないという話を聞いたことはありませんか?どういうことかというと、「税率面での損」と「受けられる手当や制度がなくなる」ということです。
当然のことですが年収が増えれば所得税が増えます。税金や源泉徴収、保険料などを差し引くと手取りは大体700万円ほどになります。しかも2017年からは年収1000万円以上の所得がある場合、所得税の負担が大きくなります。もちろん低所得の人と比べて手取りが少なくなるということはないのですが、税金の負担が大きくなるので損だと思われるわけですね。
また子供がいる世帯は「児童手当」が減額されたり、「高校無償化」の対象外になることや、大学進学時の無利子の「第一種奨学金」の制度が受けられなくなるなどもありますので注意が必要です。
年収1000万円は遠い夢か現実か
調べてみて感じたことは、年収1000万円というとやはり簡単ではないということ。
しかしインターネットビジネスでうまくいけば、それも実現できる可能性があると思います。夢をもって新しいことを始めてみるのが、年収1000万円への第一歩ですね。
(文・朝水)
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