【この記事の目次】
フランチャイズ経営とは?
コンビニというとすっかり身近にあるお店として定着していますよね。LAWSON(ローソン)は業界2位になる大手コンビニです。たしかに街中でよく見かけます。私も仕事帰りに小腹がすいたときには、つい寄ってしまいます。ちょうど帰り道の良いところにあるんですよ。
さてそんなLAWSONですが、コンビニの多くがそうであるようにフランチャイズの仕組みでオーナーを雇って経営しています。
フランチャイズとは本部と契約を結んだ経営者がお店を経営し、加盟金やその売上の一部をロイヤリティとして本部に支払う仕組みです。個人で新しくお店を始めるよりも、経営のノウハウを学べたり、LAWSONならLAWSONというブランドの力を借りられたりするのが経営者にとっての強みですね。
フランチャイズという仕組みに興味を持っている人もいるのではないでしょうか?そんな人のために、LAWSONのフランチャイズオーナーが実際にどれくらいの年収があるのか調べてみたので紹介します。
ちなみにLAWSONの売上高は1兆9619億円
まずはLAWSONという企業としての売上高ですが、1兆9619億円です。正直なところ桁が大きすぎてまったくピンときません。とりあえず過去9年ほどさかのぼってみると右肩上がりに上昇しています。さすがは業界第2位です。
LAWSONのフランチャイズオーナーの年収は?
さて、それではフランチャイズオーナーの年収です。この正確な数値は、ネットで検索してもなかなか出てきません。当たり前ですが、LAWSONとしても「いくら稼げます!」と載せていません。大体の予想としては年収およそ500万円、月収が40万円ほどとされています。
オーナーはロイヤリティを収める必要がある
LAWSONのフランチャイズオーナーはロイヤリティとして、本部に売上金の一部を納めます。この割合については契約内容によって異なるのですが、土地と建物をオーナーが負担する場合でも34%、LAWSONが建物や土地を負担する場合だと50%を納めるようです。それなりのロイヤリティが発生するので、思ったよりも平均年収が高くないんです。
ちなみに、企業としての売り上げは右肩上がりに増えてきましたが、オーナーの年収はそれに比例していません。1店舗の売り上げが伸びているのではなく、オーナーの数が増えて店舗数が増えたことで、LAWSONは企業としての売上高を伸ばしているわけです。
他店舗との競争に生き残ることが収入アップのポイント
コンビニのフランチャイズオーナーの収入は、当然売り上げによって左右されます。平均月収が40万円といいましたが、場合によってはお店の赤字でマイナスになってしまうこともあるでしょう。平均年収を出しましたが、この数字から大きくずれることも少なくないはずです。
平均年収を多いと感じるか、少ないと感じるか。それはオーナーとしての腕次第です。コンビニは供給過多の傾向があります。近場にライバル店が出店するということも多々あります。同じ系列のコンビニがすぐ近くにあることも珍しくないですよね。
コンビニのライバルはコンビニだけではありません。大手スーパーもライバルです。近くに安い飲食店があれば、コンビニのお弁当の売り上げにも影響することもあります。ライバルとの競争に負けて閉店してしまうお店も珍しくないのでしょう。
手っ取り早くは複数の店舗を持つこと
収入を増やす手っ取り早い方法は「複数の店舗を持つこと」です。店舗数があればそれだけ収入が増えるのは当然のことですね。コンビニフランチャイズオーナーで年収の多い人は、複数経営していることも珍しくないようです。しかし新しい店舗を出すのには、お金がかかります。1店舗でも十分な収入を得ている人もいます。
最終的に収入を増やすのは経営者の腕次第。いかにムダな経費を抑え、優秀なスタッフを育て、売り上げを伸ばしていくかにかかっているわけです。複数店舗をもっても、全部赤字だったら意味ないですしね。
コンビニ業界、甘くはない!
すでにたくさんの店舗があるコンビニ業界。ここに新規でお店を出すには、それなりの覚悟がいるのではないかと、調べていて思いました。立地条件によっても売り上げは変わりますし、経営手腕によってライバル店との競争に勝ち残らなければ、収入アップは難しそうです。
私が良く利用しているLAWSONは本当に便利なところにあるから、これからも頑張って経営して欲しいなと思わずにいられません。