これからの季節、日増しに冷えてくる。
外出するのも億劫になるところだけど、日本のサラリーマンは働きすぎ。
今後は紅葉も見頃になってくるため、ストレス発散と気分転換のためにも、今週末はちょっと遠出をして山々を彩る朱色に心を弾ませた方がいい。
電車で行楽地に出向くのも良いんだけど、やっぱり紅葉スポットって結構電車からのアクセスが難しい場所にあったりするものだから、マイカーで出向くのが王道かもしれない。
そこで今回は、秋の行楽シーズンに利用することも多いであろう、高速道路の割引について焦点を当ててみよう。
高速道路の割引適用について!【時間帯編】
僕はあまり意識して高速道路に乗らないので、色々と割引の条件を調べていると、シンプルに「え? こんなんあるの?」と思っちゃうものが少なくなかった。
そんな高速道路ビギナーの僕に何が指南できるんだよ!と思わないこともないけど、そこはそれ。
まずは時間帯に絞って紹介していこう。
・深夜割引
最初は僕でも流石に知っている深夜割引について。
毎日0時~4時の間、すべての車種で30%割引が適用される。
早い時間に家を出て、朝イチに目的地到着を目指す場合には重宝するものだ。
・休日割引
次は休日割引について。
こちらも30%割引で、普通車か軽自動車の適用となる。
該当する曜日は土日、それから祝日に限定される。
休日なので混雑の可能性もあるけど、まあ安いに越したことはない。
高速道路の割引適用について!【区間編】
紅葉の季節になると需要が高まるのが、地方部区間。
なんせ都市部じゃなかなか見所のある紅葉を眺めることはできないので、山間部に出向く必要が出てくる。
そうした場合にこそ効果を発揮してくれるのが、地方部区間割引だ。
この割引の適用は車種関係なく、一律で30%OFF。
たとえば上信越道―常磐道区間の場合、長野から水戸に向かうと、本来6,170円かかってしまう。
これを30%割引にすると、4,320円となり、1,850円お得ということになる。
関越―北陸道の場合は東京から新潟までで6,800円程度かかるが、これも割引けば5,070円の出費で抑えることが可能となる。
このように、地方部区間での利用を心がければ、万事時間帯問わずに30%割引で利用することが可能となるのが、高速道路のメリットだろう。
紅葉を楽しむならクルマは避けられないだろう
普段から高速道路を利用していないと、なかなか割引情報について詳しくなるチャンスはない。
特に都市部にお住まいという方の場合、マイカーがあっても公共交通機関を利用した方が安かったり、便利だったりするので、行楽以外だと高速道路の利用を除外しがち。
ただし、繰り返しになるが、紅葉を楽しめる行楽地は、大体山奥にあるのでバスや電車では行きにくい。
こういうときこそマイカーを使って高速道路を進み、割引をしっかりと利用して得したいところだ。
(文/松本ミゾレ)