CMでもおなじみのダスキン。ダスキンといえば、モップやマットなどを利用しているご家庭、企業も多いのでは?
ご承知のとおり、ダスキンは清掃業務を中心とした大企業で、その他「ミスタードーナツ」、「どん」、「カフェモンド」などのフードサービスも展開しています。
設立は昭和38年。本社は大阪府吹田市に所在しています。そんなダスキンですが、ここでは、ダスキンの年収や福利厚生制度について、調べて掘り下げていきたいと思います。
ダスキンの平均年収は?
就職先、転職先としてダスキンのことが気になっているのなら、まず知りたいのは年収のことですね。そこで、「年収ラボ」というサイトで調べてみます。
ダスキン社員の平均年収は約741万円。働く日本人の平均年収は400万円代なので、ダスキンの平均年収ははるかに高いですね。さすが大手企業です。ここ数年のダスキンの平均年収の推移をみてみましょう。
年度 | 平均年収 |
平成17年 | 780万円 |
平成18年 | 794万円 |
平成19年 | 750万円 |
平成20年 | 836万円 |
平成21年 | 815万円 |
平成22年 | 843万円 |
平成23年 | 788万円 |
平成24年 | 782万円 |
平成25年 | 781万円 |
平成26年 | 741万円 |
ここ10年間のダスキンの平均年収推移をみてみると、741万円~843万円の間に収まっていることが分かります。ちなみに売上高はここ数年ほぼ横ばいです。
ダスキンは福利厚生制度が充実している
ダスキンは福利厚生制度が充実していることで知られています。ここでいくつか例を挙げますね。
まずとり上げたいのは「カフェテリアプラン+ベネフィット・ステーション」。これは選択型福利厚生制度で、ショッピングやレジャー、グルメ、旅行をはじめとして生活全般にわたり、割引で利用できたり特典がついたりするというもの。
筆者はダスキンさんにお世話になっているので、毎年ミスタードーナツの割引券がもらえます。おいしいミスタードーナツが安く手に入るのはうれしいですし、友人宅に行くときの手土産としてもちょうどいいので助かります。
イメージ的には、ダスキンの社員になると、そのような特典をたくさんもらえる、ということなのでしょう。これは魅力的ですよね。
次にとり上げるのは健康管理です。ダスキンの社員になると、社員とその被扶養家族は24時間年中無休で健康医療相談サービスが受けられます。何かのときに安心ですね。
また、年に1回、40歳以上の社員とその被扶養者は健康診断が無料で受けられます。
そして、ダスキンについて語るときに欠かせないのがワークライフバランスのよさ。条件はありますが、その中で柔軟なシフトが可能。また、育児や介護のために離職しても、戻ってくることができるという制度もあります。
さらに、ダスキン家族参観日というイベントがあり、社員の家族が社内を見学できるようになっています。筆者がここまで調べていて、ダスキンに持った印象は、「健康や家族、自分の時間など、大切なものを守りながら仕事ができる職場」、という印象です。
ダスキンのやりがいは?
仕事は人生の半分以上の時間を占めるもの。せっかくなら、やりがいのある仕事をしたいものですよね?その点、ダスキンはどうなのでしょうか?
ダスキンのやりがいは、身近な人の役に立てる、ということのようです。ダスキンの仕事は、お掃除やマットの交換、設置をはじめとし、それらの営業や販売などがあります。
そのどれも人の役に立つもの、人に喜ばれるものです。そこのところにやりがいを実感できます。
フランチャイズで独立の道もある
ダスキンの別の魅力は、フランチャイズでの独立の道もあること。可能性の広い職種は夢が持てていいですよね?
フランチャイズは道案内をしてもらえるので、一から自分で事業を立ち上げるのよりも簡単です。でも成功させるためにはもちろん努力や工夫も必要。夢や目標に向かって歩き続けたい方におすすめです。
(文/河原まり 写真/TK Kurikawa / Shutterstock.com)