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秋元康も参入!話題の2.5次元アイドルの概要、活動、代表作は?

投稿日:2018年1月2日 更新日:


2.5次元アイドルという言葉を知っていますか。アニメ好きであればすでに常識かもしれませんが、オタク系の情報に疎い場合は「?」かもしれません。しかし今や2.5次元アイドルは歌番組の殿堂「紅白歌合戦」にまで出演するほど認知度があり、かつ流行に敏感なあの秋元康も参入しているという、非常に大きな潮流なのです。世間の常識に遅れないためには、2.5次元アイドルに関する最低限の情報は持っておいたほうがよいでしょう。

そこでここでは、2.5次元アイドルの概要と、その活動内容、そして主要な作品について解説します。

2.5次元アイドルはアニメキャラクターを演じるアイドル

2.5次元とは、数式で言えば

  • (2次元 + 3次元) ÷ 2 = 2.5次元

です。つまりアニメなどのキャラクターである2次元アイドルと、実在する人物の3次元アイドルの中間領域の存在です。これだけでは何のことだかわからないでしょうから、非常に概括的に言うと、アニメキャラクターの着ぐるみ、アニメキャラクターの扮装をしたコスプレイヤー、アニメキャラクターになりきってライブを行う声優、アニメキャラクターを舞台などで演じる俳優や女優などを2.5次元というのです。

もともとはネットユーザーのスラングでしたが、あとでも説明するアニメの「ラブライブ」などが非常に世間に認知されるに伴い、一般ワードになりました。

2.5次元アイドルの元祖の声優はどんな活動をする?

その中で最も2.5次元アイドルとして活動し、狭い意味で「2.5次元アイドル」だと言われているのは、アニメのキャラクターを演じる声優です。そこでまずはその声優が2.5次元アイドルとしてどのような活動をしているのかをご紹介します。

先行したのは声優のアイドル化

2.5次元アイドルが一世を風靡する下地としては、逆に声優がアイドル化していった過程があります。すでにアイドル化していた声優がいたので、2次元のアイドルがそこに合体する形で2.5次元アイドルが生まれたと言ってもよいでしょう。

声優はもともと映画やアニメの声を吹き替える「裏方」でしたが、1980年代に入るとオタクと呼ばれるコアなアニメファンによって注目され、さらに2000年代に入ってアイドル化という形で急速に人気が沸騰しました。

その先駆的な存在が、アイドルタレントから声優に転身し、アニメ「タッチ」の浅倉南役で一躍スターとなった日高のり子や、アニメ系イベントでのコスプレで非常に人気のあった川村万梨阿などです。そしてアニメ雑誌などにアフレコ風景の写真などが載ることによって、女性声優のルックスにも注目が集まり、人気声優の条件にルックスやスタイルの要素が加わるようになりました。「裏方」が「表方」になっていったのです。

1994年にはそのトレンドの中で声優専門誌の「声優グランプリ」「ボイスアニメージュ」が創刊され、それぞれの表紙を当時の2大人気声優の椎名へきると國府田マリ子が飾ったことで、演技、トーク、歌に加えて、まさにグラビアアイドルのように雑誌を中心としたアイドル活動を行う声優の活動スタイルが確立しました。

それ以降は、林原めぐみが「Give a reason」で声優のソロ曲として史上初のオリコン週間ランキングトップ10にランクインし、水樹奈々が「ETERNAL BLAZE」でNHKの紅白歌合戦への出場も果たすなど声優のアイドル化は一挙にメインストリームになりました。そしてそのブームに追随しようと、新規の声優事務所の設立や芸能系プロダクションの声優部門開設などが相次ぎ声優のアイドル化は爛熟期を迎えたのです。

ライブも頻繁に開催され、ライブ会場は常にファンの熱気で包まれ、関連グッズも大量に購入されている人気ぶりでした。

「アイドル声優」が「2.5次元アイドル」に進化

そしてそのアイドル声優の活動の仕方を、2次元のアイドルになりきった声優が踏襲することで2.5次元アイドルが生まれたのです。

その最初の展開が社会現象にもなった2010年の「ラブライブ!」の登場です。ラブライブは雑誌「電撃G’s magazine」と、アニメ制作会社ランティス、芸能プロダクションのサンライズによる、雑誌、音楽、ライブ、テレビ、ラジオ、ゲームなどのメディアミックスの「ユーザー参加型」のプロジェクトです。少女たちがアイドルになることで母校の廃校の危機を救うというストーリーで、スタートはアニメやゲームではなく、「電撃G’s magazine」上での静止漫画でした。

それが「ラブライブ!」でアイドルグループを組む9人の少女たちのグループ名をファンからの公募で「μ's」(ミューズ)にしたことと並行して、そのキャラクターを演じる声優達も「μ's」という実在の9人組女性声優ユニットを作り、実際に2010年8月には「僕らのLIVE 君とのLIFE」というCDをリリースさせたのです。まさに2.5次元アイドル誕生の瞬間でした。

その後はインターネットTV放送、Web上での動画配信、インターネットラジオの展開などメディアミックス活動を展開しました。さらに東京公演、大阪公演を単独でドームで行い、史上最多の動員数を記録するなど、人気はまさに沸騰状態でした。

そこからはリズムゲーム「スクールガールストライカーズ ~トゥインクルメロディーズ~」に登場する5人組アイドルユニット、アプリコット・レグルスの声優が、ゲーム内だけではなく現実でもライブを積極的に行うなど、2.5次元アイドルの媒体を超えた活動が盛んになりました。以上が現在の2.5次元アイドルの活動状況の概要です。

アイドルから声優に逆転身する人も

この流れを受けて、かつてはアイドルから声優に転身する道筋が通常だったものが、逆行現象も起こり始めました。たとえば、Dorothy Little Happyでアイドル活動をしていた高橋麻里が声優活動にも参入し、Dorothy Little Happyでのアイドル活動と声優の両活動を並行して行っていくと宣言しました。同じように近年はアイドルと声優の垣根が非常に低くなり、アイドルと声優の兼業、アイドルから声優への転身例が増えています。

それはアイドル中のアイドルであるAKBグループでも同様です。元AKB48の仲谷明香は声優になるためAKBを卒業し、アニメ「アイドル事変」「CHAOS;CHILD」などで主要なキャラクターを演じています。ほかにも、秦佐和子、佐藤亜美菜、石田晴香などAKBから声優への転身というパターンは増えています。

声優以外の2.5次元アイドルの展開

このような声優とアイドルのミックスが2.5次元アイドル、ということが主流である一方、また違った形での2.5次元アイドルも生まれてきています。

アニメを原作にしたミュージカルも2.5次元

その代表的な例がミュージカル「テニスの王子様」です。「週刊少年ジャンプ」に連載されていたマンガ「テニスの王子様」のミュージカル版で「テニミュ」と呼ばれています。初演は2003年とすでに10年以上上演され続け、城田優や斎藤工といった実力派若手俳優を輩出しています。これも2次元アイドルである漫画の登場人物が、3次元のミュージカル舞台を演じるという意味で2.5次元アイドルだと言えるでしょう。

その次に大人気となったのが、テレビアニメ「美少女戦士セーラームーン」のミュージカル化です。これは海外公演が上海で催されるほどアジアでも人気を博しました。

あの秋元康も2.5次元アイドル分野に進出

さらにこのような2.5次元アイドルの出現に、時代の流れに敏感な秋元康も反応しました。具体的には「22/7(ナナブンノニジュウニ)」というプロジェクト名で、まず2次元のアイドルのキャラクター制作を有名クリエーターに依頼し、さらにその2次元アイドルの声優をオーディションで決めました。その応募要項で特筆的な点は「特定のレコードメーカー、プロダクション、音楽出版社に専属契約のない方」と音楽に関しての進出を前提にしていることと、「審査過程において、テレビ、WEBその他の媒体にて出演が可能な方」というメディアミックスを視野に入れていることです。

そして2017年に「デジタル声優アイドル」というキャッチフレーズで22/7がシングル「僕は存在していなかった」でデビューしたのです。総勢11名で構成されたグループは、キャラクターの声優を担当すると同時に、動作を記録するデジタル技術であるモーションキャプチャのセンサーを身体につけて動きをデジタルに記録しています。つまり、実際の声優の動きを今度はアニメに投影させようという狙いでしょう。

このように2.5次元アイドルは単にオタクの世界だけではない、新しいエンターテイメントのビジネスモデルとしてまさに発展しつつあるのです。

知っておきたい2.5次元アイドルの典型「ドリフェス」

2.5次元アイドルを語る中で、絶対に押さえておかなければならないのが「ドリフェス」という展開です。それについて詳しくご紹介します。

ドリフェスとは

ドリフェスはリズムゲームアプリから生まれ、その声を声優ではなく俳優からオーディションで選びリアルライブを展開し、グッズなども販売している2.5次元アイドルです。プロデュース側は、2次元も3次元も本格的に展開する、という意思を込めて「2次元+3次元」を2で割らずに、「5次元アイドル」と称しています。

ドリフェスのリアルライブ会場には女性ファンが多数押し寄せ、それまで暗い男子のオタク趣味だったアニメの世界が、一気に社会的な認知を得ました。

ドリフェスのストーリー

ドリフェスはアイドルを目指す男子高校生のストーリーです。

高校2年生の天宮奏は、ある日突然スカウトされアイドルユニット「DearDream」に所属することになります。そして、ミステリアスな及川慎、明朗でストイックな佐々木純哉、可愛くて天然の沢村千弦、優しくてしっかりしている片桐いつきなどに囲まれ、CDデビューを目指してアイドルの登竜門「ドリフェス!」に出場することになった、という青春上昇志向ストーリーです。

主なキャラクター紹介

主なキャラクターは以下の面々です。

天宮奏(あまみや かなで)(キャスト:石原壮馬)
天然で率直な言動が特徴。好きなものはサッカー、スマホゲーム、肉。

及川慎(おいかわ しん)(キャスト:溝口琢矢)
基本は物静かだが、レコーディングや、ラジオのDJでは饒舌。特技が作詞。

佐々木純哉(ささき じゅんや)(キャスト:富田健太郎)
DearDreamのリーダーで、料理が好きな家庭的キャラクター。

片桐いつき(かたぎり いつき)(キャスト:太田将熙)
実家が大手製菓会社のおぼっちゃま。自分もスイーツ作りが好き。

沢村千弦(さわむら ちづる)(キャスト:正木郁)
片桐いつきと小学生時代からの幼馴染み。好きなものはヨーグルトで、言語が特殊なため片桐いつきとだけコミュニケーションが取れる。

クラウドファンディングを利用したドリフェスの「東北版」も登場

このようなドリフェス的な展開は、日本全国でも生まれ始めています。その1つが大森杏子(おおもり あんこ)の展開です。

大森杏子は宮城県仙台市の34歳で自称は17歳という設定です。2014年に版権無料のフリーキャラとして生まれ、NEXCO東日本や朝日新聞など30社以上でコラボしていましたが、2016年にクラウドファンディングで資金を集めLINE公式スタンプを製作、消費者巻き込み型の2.5次元アイドルとして展開し始めました。そして2017年以降の公式新規イラスト製作、新ボイス収録、公式アイドル貸出衣装製作などのためにもクラウドファンディングで195万円を集め、2017年には福島ガイナックスと組んだアニメ化プロジェクトのためのクラウドファンディングを募集し800万円以上を集めています。

メディアミックスだけではなく、マーケティングミックスの2.5次元アイドルとして注目の的と言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたか。

スマホの画面を使い、リアルの場所を巡ってモンスターを集める「ポケモンGO」が大ブームになるなど、メディアを超えたキャラクター展開は非常なスピードで進化し、生活の中に入り込んでいています。2.5次元アイドルはその先駆的な存在であり、なおかつその分野の先頭ランナーだと言えるでしょう。

アニメ好きではなくても、IT関連ビジネスに携わる人、芸能関連ビジネスに携わる人、メディア関連ビジネスに携わる人、販売促進業務に携わる人にとっては絶対に見逃せない動きです。これからも2.5次元アイドルの展開には注目しましょう。

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