「年収1000万円の仕事」と聞いたとき、あなたは何をイメージしますか?株やFXなどの投資をイメージする人が多いのではないでしょうか。
確かにそれもありますが、実は会社員でも給与システムによっては年収1000万円になる仕事があるのです。「歩合給」というのを聞いたことはありませんか?ものが売れたらその分報酬を貰える歩合給という制度は、誰でもなれる学歴・経験不問の仕事なのです。
株やFXで稼ぐ仕事
経験不問でも年収1000万円を狙える仕事として真っ先にイメージできるのは株やFXで稼ぐことです。
経験則はもちろんありますが、このように景気が不安定な今では運も大きな要因になります。そのため株やFXはとてもリスクが高いです。しかしリスクが高い分だけリターンも多く、経験・学歴問わず1000万円稼げる手段となります。
不動産投資で稼ぐ
同じようなリスクがある仕事としては不動産投資です。安く物件を買って高く売ることはもちろん、マンションの部屋を貸して家賃収入を得るなどの方法もあります。
不動産投資には先を見る目が必要だと言います。経験だけでなく、天性の勘・才能が必要と言うのでしょうか。あなたに才能があれば年収1000万円も夢ではないのです。
ただし株やFX、そして不動産で稼ぐという方法は多くの人がやっています。そんな大多数の中で年収1000万円になる人はテレビ番組で取り上げられるぐらい稀で、その何十、何百倍と言う人たちが借金を背負ってしまうことになります。
自分には無理だと感じたらやめる、そのような心構えでいることがとても大切です。
歩合給がある仕事
経験不問でも年収1000万円を狙える仕事として「歩合給」がある仕事をあげることができます。
不動産・住宅関係が多く、土地活用の提案営業や住宅リフォームの営業では月給は30万円ほどですが、歩合給がとても高いです。営業ツールや教育体制が整っているところが多く、入社してからノウハウを身に付け、実力をつけて収入をアップしていくことができます。
ただしこのような仕事の仕方には「ノルマ」があり、ノルマは働く上でのプレッシャーになります。経験不問でも高い収入を得るにはプレッシャーに耐えうることが必要条件です。
簡単に1000万円も得られる仕事は無いのです。株やFXのようにハイリスク・ハイリターンではありませんが、努力とタフな精神が求められます。
年収1000万円以上の仕事の正体
転職エージェントで「年収1000万円の仕事」と検索するとたくさんヒットします。
しかし転職求人において年収1000万円以上と言うのは、
- 「実績やスキルのある人向け案件」
- 「報酬体系を活かした人(勝負したい人)向け案件」
の2つに大きく分かれます。歩合給制とは「報酬体系を活かしたい人向け」案件です。
このような案件の仕事は人材の出入りが厳しく、その多くが「想像が違った」というものです。このような歩合給制の仕事の人が売るのは高価なもの生活に必要なものではないので販売も難しいですが、売れればその成果を正当に判断してもらえるというメリットが歩合給制にはあります。
高い報酬に成果は不可欠
ビジネスの世界では成果に見合った報酬が発生します。報酬には必ず理由、それ相応の成果があり、成果に見合っていない報酬を得ている人は必ず痛い目を見ることになります。
高い年収には期待と要求が必ず付いてきます。その期待や要求に応える努力もしないで高い収入は得ることはできません。高い収入を得るためにあなたは周囲の期待や要求に応えて成果を出していかなくてはいけないのです。
(文/高橋亮)