結婚式の費用、とうとう0円夫婦が増えてきた!

節約・貯めたい        2016年12月06日

(この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。)


  • お金がなくて物理的に高い買い物ができないとか、お金はあるけど、将来のことを考えるとなかなか貯蓄を切り崩す気になれない。

    そういう人にとっては、結婚式ってのはなかなか厄介なものだ。

    呼ばれれば数万円を包まないといけないし、いくら仲の良い友達の新たな門出とは言っても、正直なところ懐は痛いものだ。

    また、結婚式を挙げる側としても、持ち出し費用は数十、数百万円単位で発生するものだし、ご祝儀を充てても、なかなかの出費となる場合も多い。

    だから、結婚式を挙げようにもお金がない、という若い男女も増えている。

    そうした男女のために、式場が「ゼロ婚」という持ち出し費用のかからないプランを勧めているというケースもまた、増えているようだ。

    5人に1人、ゼロ婚の割合は20.5%程度?

    まず、このゼロ婚の浸透具合というか、実際の活用頻度というものが知りたくなったため、いくつかデータを漁っていると、実に分かりやすい調査結果が見つかった。

    2016年の2月18日~22日にかけて、メディケア生命保険株式会社が、20~39歳の結婚願望のある未婚女性500名と、同世代の既婚女性500名に行った「イマドキの女子の結婚と結婚式に関する意識調査」。

    この集計サンプルの中に、「結婚式で実際にかかった金額/夫婦の持ち出し金額」という項目がある。

    既婚女性500名を対象としたアンケートになっているわけだが、これによれば全体の20.5%の女性が、「0円」と回答していたのだ。

    つまり、この調査では5人に1人の割合で、ゼロ婚を選択していたということになる。

    どうしてゼロ婚は持ち出し費用0円になるのか?

    ところで、僕は未婚ということもあり、なかなかゼロ婚が成り立つ理由が分からない。

    大筋で行けば、1人あたりのご祝儀よりも、1人単位換算の結婚式費用が高ければ事実上ゼロ婚は成り立つんだろうけど、果たしてそんなに上手く行くのだろうか。

    この疑問を解決するために、僕は実際にゼロ婚を敢行したA夫婦に話を聞いた。

    「ああ、全然問題なかったですよ。

    ご祝儀が1人あたり最低30,000円でしょ?集めた人数×30,000と考えておいて、要は結婚式のコストをその程度に抑えるだけで良かったんです。

    当然、色んな趣向を凝らすことはできませんでしたけど、今の時代、色々と手が込んだ結婚式は案外ウケが悪いと聞いていたので、思い切ってゼロ婚にしました」

    しかし、もしもご祝儀の集まりが悪かったりすると、夫婦が結局のところ持ち出し費用を負担することになる。

    この点、心配はなかったのだろうか?

    「そこについても、何度も結婚式場でプランナーさんと確認しました。

    あっちは言ってもプロですし、算段もしっかりしていたので、話し合えば話し合うほど安心できましたね。

    実質、結婚式にかかった費用って2,000,000円ぐらいだったと思います。

    これも一般的な結婚式の6割ぐらいの費用なんですが、こういう具合にお金が掛かってないので、ご祝儀で十分賄えたわけです」

    ご祝儀でなんとかなるのであれば、それは今の時代に沿う結婚式のスタイルなのかもしれない。

    実際、ゼロ婚ってほぼほぼ100%が後払いOKということだし、ご祝儀を集めてポンと式場に渡すという形態になるだろうから、まさしく持ち出し費用はゼロだ。

    少子化を食い止める鍵はゼロ婚にあるのかも?

    このところ、日本では結婚式を挙げる男女が減っている。

    入籍しても式を挙げないとか、そもそも婚姻率そのものが低下しているとか、もっと掘り下げると恋愛をしない男女が増えてきた。

    ぶっちゃけて言えば、結婚したことによるメリットって、昭和の時代に比べたら今は遥かに少ない。

    昔は結婚している=社会的に認められている、みたいな空気があったけど、それはもう過去の話。

    今となってはそんなものはない。

    ただ、結婚をしない=子どもを産み、育てることがない、ということになる。

    そうなれば今後ますます、国力は低下をする。

    どこの世界でも、若い力は国を支える大事なもの。

    日本は斜陽著しい国だが、ゼロ婚がもっと浸透をすれば、これを食い止める一因ぐらいにはなるのかもしれない。

    (文/松本ミゾレ)


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    松本ミゾレ
    松本ミゾレ
    2011年活動開始。恋愛コラム、パチスロホール取材記事、某大手企業専属ライティングなどを手広くこなす、ゆるふわ系三文ライター。著作出版の経験も意欲もない、地方都市在住の意識低い系物書きを是非応援してください。ちなみに特技はタイピングと、松前漬けをほぼ無尽蔵に食べ続けることです。

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