彼女をソープに沈め、総額1000万円奪った最悪のヒモ

節約・貯めたい        2016年11月30日

(この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。)


  • 女性の家に転がり込んで、生活の一切を依存する男のことを、ヒモと呼ぶ。

    僕はこの手の男がとにかく嫌いだ。

    彼らは健康な身体を持ちながら、労働をすることを拒み、怠惰を求め、自らが関わる者たちに不当な努力を強いる。

    まさに貧乏神のような存在である。

    しかし、ヒモを買うような女性にしてみれば、惚れた弱みと言おうか、共依存状態を良しとする精神性なのか知らないが、いなくちゃ困る存在だったりする。

    「この人は私が面倒を見ます」なんて言って男を養う女を、これまで何人か見てきた。

    そのうち1人か2人は、コラムにも登場させた(※)。
    ※……ヒモになれば貯金50万が減らない?プライド捨て寄生虫になった男

    そしていずれもが、気が付くとヒモ男に時間と、貯蓄と、心の健康を吸い取られてしまっている。

    今回は、僕の知る限りで最強レベルのヒモに寄生された女性、Hさん(仮名)を紹介しようと思う。

    始末に終えないヒモに出会い、人生が一気に下り坂に

    Hさんは現在39歳。未婚女性であるものの、結婚願望はそもそもない。

    彼女は現在、生活保護を受給している。理由は精神的に不安定で、就労が困難であることと、家族がいないことなど、いくつかある。

    そんなHさん、今年の初めまではある男と同棲していた。

    その男というのが、ヒモのTである。

    Tは30代前半。見た目はそんなにイケメンというわけでもなく、格好も清潔ではない。

    しかし、とにかく口が上手く、Tと合コンで知り合ったHさんは、なんだかんだ言いくるめられて、その夜のうちにベッドを共にしてしまった。

    ここから、Hさんの転落人生がスタートする。

    Tは仕事をしておらず、常に遊びほうけているような男であった。

    倫理的に問題のある発言も多用し、最初こそHさんは「ろくでなしとお近づきになっちゃったな」と思っていたようだが、30代も終わりを迎え、異性が恋しく感じていたのも事実。

    いきなり家に転がり込んできたTに戸惑いこそすれ、拒むことはできず、ズルズルと一緒に暮らすようになってしまったのだ。

    このT、本当にろくでもない男で、一切家事をしなかったそうだ。

    それどころか、整理整頓なんてしたことがないと自慢していたという。

    人間としてのモラルの欠片も持ち合わせていなかったのかもしれない。

    家事をしないだけではない。

    TはしばしばHさんの留守中に家捜しをし、金目の物を質屋に入れることもあった。

    彼女の母親の形見のアクセサリーも、Tが勝手に持ち出し、その金でギャンブルに興じていたというから、とんでもない話である。

    他人事ながら、これはさすがに許せない。

    だが、こんなのはその後の展開を考えれば序の口であった。

    お金を吸い尽くし、強制的にソープに沈めた鬼畜の所業!

    Tは大変な浪費家であった。しかも金の出どころはHさんの貯蓄である。

    このHさんの貯蓄は、おおよそ1,000万円ほどあったというのだが、これはコツコツ貯め続けてきた努力の結晶であった。

    Tがこれに目をつけないはずはない。

    言葉巧みにお小遣いをせびったり、時にはDVに走ったりしてでも、金を毟り取ったのである。

    気が付けばあっという間に貯金は底を尽きた。

    「もうお金なくなっちゃったよ」とHさんが告げると、Tは舌打ちをし、「じゃあ風俗かAVだな。お前明日面接行ってこいや」と言ってのけた。

    これではもう、人間の心を持たない寄生虫である。

    さらにTは、知人の風俗店関係者に勝手に話を通し、半ば強制的にHさんを人妻専門ソープに入店させてしまった。

    Hさんの抵抗は、またもTのDVによってもみ消された。

    一筋の光明により、終焉を迎えたDV

    ただし光明はあった。

    いざお店に入って店長と話をしていたところ、Hさんの体に残るアザについて、「DV受けてない?」と気を遣ってもらえたのだ。

    恐らく店長としてはHさんのことを心配するというより、全身アザだらけの女性など、お店で使うことはできないと考えたのだろう。

    Hさんはそこではじめて、これまでTにされた所業の全てを洗いざらい打ち明けた

    これには店長以下、その場に居合わせたキャスト全員が激しい義憤に駆られたというが、無理もない。Tはやりすぎた

    心を病んでしまっても、復帰に向けて歩みは着々

    Hさんは結局、女性専門のシェルターに保護されることとなった。

    Tは反対したが、シェルターの職員がしっかり身体を張って守ってくれた。

    その後、天涯孤独で家族の支援も受けられなかったため、Hさんは前述のように、生活保護に頼って細々と生活している。

    現在は、疲弊した精神を治療するために通院しつつ、元通りの生活ができるように努力をしている最中である。

    最悪のヒモ男の結末やいかに……?

    ところで、Tのその後はどうなったのかと言うと……実はその後の足取りは、今ひとつ分かっていないそうだ。

    なんでも、Hさんに逃げられたTは、返す刀で新しい依存先を探すべく合コンに出向いたが、そこで知り合った女性とカラダの関係になるも、よりによって関わっちゃいけない職業の人の妾だったようで。

    すぐに話はこじれ、ほどなくして彼は、黒塗りの外車に押し込められ、どこかに消えたという。

    人を弄び、心身ともにズタボロにした報いを受けたのだろう。

    (文/松本ミゾレ)


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    松本ミゾレ
    2011年活動開始。恋愛コラム、パチスロホール取材記事、某大手企業専属ライティングなどを手広くこなす、ゆるふわ系三文ライター。著作出版の経験も意欲もない、地方都市在住の意識低い系物書きを是非応援してください。ちなみに特技はタイピングと、松前漬けをほぼ無尽蔵に食べ続けることです。

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