総額4億円以上回収した闇金マンに色々聞いてみた

副業で稼ぎたい        2016年03月22日

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  • 突然だが、あなたは借金をした経験はあるだろうか。正直に書くと、僕はある。それも去年の夏ごろのことだ。

    ある会社が倒産し、そこから振り込まれるはずの原稿料が入らず、色々と絶望していた。そんな折に、また別のクライアントの重鎮に恥ずかしながら「金貸してくれまっか」と頭を下げ、何とかひもじい思いをしないで済んだ。

    その額は70,000円。小額といえばそうなんだけど、これでもかなり、個人的には無理を言って貸してもらった金額の範疇と感じている。そうなのだ。僕は根っからの臆病者。どっかから何十万円も借りるような度胸はない。

    ところがそういう豪気な人々は決して少なくない。知人に元闇金業者がいる。彼によると、闇金だと分かっているのに、「何とかなるだろう」と安易に考えて借りに来る消費者は、これだけ闇金が危険だと知れ渡った今現在も少なくないという。今回はその元業者の鬼瓦氏(仮名)に話を聞くことができた。

    借りる人、返す人が別人でも回収できればOK

    鬼瓦氏は今でこそ足を洗って、真っ当な職業の世界で活躍している。闇金業者だったときの話はあまり話したがらなかったが、僕も物書きの端くれ。特殊な交渉術を使って話を引き出すことに成功した。

    僕が知りたいのたったひとつ。闇金に手を出す消費者の心理だ。鬼瓦氏は言う。

    「法外な利率も、結局は返さなければ問題ないと舐めてる奴はいる。たしかに闇金のとんでもない金利に返済義務はないけど、まあ、だったらどうして闇金がなくならないのかって話になるよね。存続してるってことはしっかり回収してるってこと。

    借りに来ちゃう奴の大半は、軽い気持ちで借金しちゃうような人ばかりだよ。普通の人はそんなことしないんだけどね。でも彼らは借りちゃう。そして『もしも返せなくなったら』ってことは、あんまり考えない傾向があるね」

    なるほど、なるほど。思慮が浅い人が、格好のカモになっているというのは、いつの時代も変わらないということか。HOW MATCHをご覧の賢明な読者諸氏におかれては、きっと闇金に手出しする人々の気持ちは理解できないに違いない。それで良いのだ。

    元業者に聞く!取立てが簡単な顧客の特徴!

    さらに僕は、鬼瓦氏に聞きたいことを率直にぶつけた。それがタイトルにある通り、回収しやすい人種、その特徴があるのかどうかである。

    「ああ、そうだね。回収しやすい人間はいるよ。基本的に楽天家で、ちょっとだけ顔がいい奴かな。こういう奴は女にだらしない。女にだらしない男は回収が簡単だねぇ。だってヒモとして生活するスキルを持ってるだろ?本人に働いて返させることもできるし、囲ってる女に支払ってもらえばいいし、選択の余地が普通の顧客より多いんだ。

    しかもヒモ男を育てている女って、結構貯金に余裕があったり、ない袖をどうにかして振る覚悟もあるからね。」

    ううむ、何となく納得。僕はヒモ生活はちょっと心苦しくて無理だけど、そういうところに頓着がない男性なら、確かにヤバそうなところから気軽にお金も借りそうだ。返済となったら、単純に自分と彼女とでマンパワーも2倍だと考える安直な発想も持ち合わせていそうだし(実際そういう人物からの返済事例が幾つもあった)。

    闇金に頼らない生活レベルを維持しよう!

    ところで、鬼瓦氏が足を洗ったきっかけが気になった。もしかして、良心の呵責に苦しんでいたのだろうかと思っちゃったのだ。

    しかし返ってきた言葉は「単純に体がもたない」。なるほど、取立てについては顧客ごとの生活パターンを把握する必要もあるし、昼夜問わず動く必要がある。結構体にも負担がかかるようだ。

    つまり、顧客は借りると返済もキツく、取立てる側も体がしんどい。どっちにとってもそんなに良いことはない。闇金なんて手を出さないに限るということだ。

    今回は個人的な興味のあった事柄について色々と質問してみたけど、今にして思えばまだまだ聞きたいことが山ほどあることに気がついた。また機会があったら、鬼瓦氏に話を聞いてみたいと思う。

    (文/松本ミゾレ)

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    松本ミゾレ
    2011年活動開始。恋愛コラム、パチスロホール取材記事、某大手企業専属ライティングなどを手広くこなす、ゆるふわ系三文ライター。著作出版の経験も意欲もない、地方都市在住の意識低い系物書きを是非応援してください。ちなみに特技はタイピングと、松前漬けをほぼ無尽蔵に食べ続けることです。

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