静岡が誇る世界的メーカー、浜松ホトニクスの年収事情

年収を上げたい        2016年03月09日

(この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。)


  • 大学時代の就職活動で、私が並々ならぬ興味関心を持って説明会に足を運んだ地元企業があった。それは、浜松ホトニクス株式会社という光半導体素子やイメージ機器の開発販売を手掛ける会社。

    残念ながら、文系大学出身の私には縁がなく、「お祈りメール」が届いたのだが、最近になって同社がニュースとなり静岡の誇るべき企業だと改めて感じた。

    今回は、浜松ホトニクスの魅力と私が惹かれた同社の年収事情を紹介したい。

    浜松ホトニクスの平均年収643万円!

    浜松市は、日本でも有数の工業都市で、製品出荷額が2兆円を超える。この地に本社や工場を持つ例として、自動車メーカーのホンダやスズキ、オートバイメーカーのヤマハが挙げられる。しかし、浜松の大学に通う私が興味をもったのは、浜松ホトニクスという企業だ。名だたるメーカーにくらべると、いくぶん知名度がないかもしれない。

    実は、この企業は平均年収が高い。同社の社員が得ている平均年収について調べてみると、なんと643万円!(平成26年度)同年における日本の平均年収は440万円(DODA調べ)であると考えれば非常に高い年収だ。

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    年収の裏付けは高い技術力にあり

    とはいえ、地方で知名度も決して高くない同社が、どうしてこんなにも高い給料を払えるほど利益を生み出しているのだろうか? その理由は浜松ホトニクスの持つ技術力。同社は、日本どころか世界でも稀有な高い技術力を誇る企業として、なんとノーベル賞にも関わりを持つほどのメーカーなのだ。

    2002年に小柴昌俊氏が「ニュートリノの発見」によって受賞したノーベル物理学賞は、お茶の間を賑わしたことを覚えている方も多いだろう。実は、このニュートリノの観測をするための施設「カミオカンデ」において最重要な装置である、「大口径光電子倍増管」を開発し小柴氏の研究をサポートしたのが浜松ホトニクスだ。

    さらに、昨年末に同賞の受賞を果たした梶田隆章氏も、同社が開発した「スーパーカミオカンデ」の光電子倍増管を使用している。両氏の受賞は、日本の栄誉であるとともに、地方の企業が世界をリードしている技術を持つことを証明した勲章でもある。実際に、同社はこの分野で世界シェアの90%を獲得しており、世界的な評価も高い。

    静岡が世界に誇る浜松ホトニクスで働くやりがい

    地方企業でありながら、これほどの技術力を有し、世界の企業や研究機関と取引をもつ浜松ホトニクスで働くことの魅力はわかってもらえただろうか。

    年収が600万円を超えるのも納得がいくはずだ。しかし、その一方で、研究員はもちろん、営業に関する高い専門知識や、長時間の拘束を危惧する方もいるかもしれない。そこで、実際に同社で働く社員のやりがいについて紹介する。

    社員野沢氏の場合

    その社員は、同社WEBサイトで紹介されている、社員の野沢氏だ。彼は、半導体製造での土台となるシリコンウェハの生産性を向上させるための改善や、ラインでの不具合対応が業務だが、毎日の予定を見ると19:00には帰宅している。不具合や改善と言われると残業が多いようなイメージだが、浜松ホトニクスではそのようなこともないようだ。

    また、転職サイトでの口コミを参照してみると、「競合他社がいない」「技術があるのでどこにも負けない」という言葉が見受けられる。

    営業として就職した場合であっても、業績不振やノルマとは無縁そうだ。反面、どのようなポジションでも、商品に関する専門知識が求められる点があるのは否めない。文系出身であれば、入社前後に勉強が必要だろう。

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    浜松ホトニクスは、ノーベル賞の受賞が同社の知名度を向上させ、右肩上がりの業績を維持し続けている。ただ、ニュートリノの観測装置は、一般消費者からすると、少し離れた世界の話。技術的に優れているとはいえ、具体的な将来性が見えないと不安と感じるかもしれない。

    しかし、浜松ホトニクスは私たちの生活にも密接にかかわる技術も数多い。自動販売機やATMで使われる紙幣読み取り装置も同社の技術だ。さらに、自動車の自動ブレーキセンサーをはじめ、これから身近になると推測される製品も開発するなど、将来のビジョンも持ち合わせている。

    数字の面で行っても、年間売上が1000億円を突破し後も順調に成長し続けている上に、売上高営業利益率は、20.3%を誇る優良企業だ。一般的な認知度は劣るかもしれないが、工業系メーカーや研究系から転職を考えているのであれば、有力な候補となりうることは間違いない。

    浜松という地方で「ものづくり大国」を体現する、“小さな巨人”への転職はいかがだろうか。

    (文/山口拓巳)

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