年収を上げたい

年収500万円で妻は専業主婦、子供2人は可能なのか??

投稿日:2016年8月15日 更新日:


年収が300万円、400万円、500万年と上がるごとに仕事に対するモチベーションが上がる一方で生活レベルも向上します。

結婚適齢期を迎えた女性に対するアンケートの中で見られるのが「年収500万円以上であれば結婚を検討できる」という考えです。

では年収500万円の生活レベルはどのようなものでしょうか。妻が専業主婦をやれるのか?子供を増やすことはできるのか?など気になる部分が多いですね。

年収500万円で家族4人の生活は厳しい??

平成26年度の全給与所得者の平均年収は416万円となっています。全給与所得者の中で最も多い給与階級は年収300万円台で全体の17.3%、年収400万円の場合は13.9%となっており、年収500万円の場合は12.4%となり、平均より少し上に位置していることがわかります。

年収500万円はあくまでも総支給なので実際の手取り額は400万円弱となり、少なくみても360万円程度です。

単純に計算すると1ヵ月あたりの月収は30万円となるのですが、この30万円で夫婦二人、子供二人の生活を賄うと考えてみましょう。

ここである家庭の家計を見てみましょう。

収入  月収 30万円
児童手当 1万5,000円
支出  住宅費  10万5,000円
 光熱費  2万円
 通信費  1万5,000円
 食費  5万円
 日用品  1万円
 生命保険  1万5,000円
 雑費  1万円
教育費 1万円
夫の小遣い 3万5,000円
貯金 4万円
 合計  30万円

収入31万5,000円-支出30万円=5,000円黒字です。

この家庭は夫婦二人、子供二人で計4人家族。賃貸ではなく持ち家です。住宅費の内訳としてはローン返済額が9万円、管理費が1万5,000円となっています。

内訳から見てもわかるように贅沢をしているわけではありません。

ガソリン代や駐車場代などがないので車を所有しているわけではありませんし、外食に頻繁に行っているわけでもなく、外食に行く場合は月1、2回程度でファミリーレストランや100円の回転寿司などがほとんどです。

また一泊二日程度の国内旅行に行けたとしても海外旅行は難しいでしょう。

お金のかかる趣味なども難しく、子供達が受験を控えるころには塾などの費用がかかるようになり、毎月コンスタントに貯金できるかどうかも怪しくなってしまいます。

恐らくこの内訳を見て多くの人は余裕のある暮らしとは思えないのではないでしょうか。

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年収500万円、子供二人で専業主婦は難しい?

さきほどの内訳では夫の収入と児童手当のみで家計を賄っているという状態でした。ですから年収500万円で夫婦二人、子供二人の家庭でも妻が専業主婦になることはできます

ですが贅沢はできない中で専業主婦をする方を選ぶとなると節約などもかなり厳しくして行かなくてはならないことがわかります。

もし先ほどの収入にプラスして妻が扶養の範囲内で毎月5万円から8万円ほどパートで稼ぐことができれば、車を所有できますし、外食費、娯楽費や教育費などもそれなりに捻出できます。

また住宅ローンの繰り上げ返済のための貯蓄にも回すことができるでしょう。

子供が小さいうちは預け先の問題などからパートタイマーとして妻が働くのが難しいことも多いのですが、小学生に上がってからはもともと年収500万円で生活ができていれば、パートで稼ぐことで貯蓄やレジャーなどゆとりを持たせることが可能になります。

貯金や将来にかかるお金やマイホームの夢は?

夫婦二人と子供二人の生活を続けて行く中で教育費や自動車やマイホームの購入など将来的にかかるお金をしっかりと考えておかなくてはなりません。また夫婦二人になった時の老後の資金なども必要になるでしょう。

そこで一番の負担になるマイホームの購入について考えてみましょう。

一般的には住宅を購入する際には年収の5倍までと言われることもあり、銀行などで住宅ローンを組む際には年収に対する返済額の割合が30%程度で借り入れをできます。

とは言っても年収の5倍であれば2500万円、割合が30%の場合は5250万円とかなり開きがあり、2500万円のローンを金利0.2%で35年の返済期間で借り入れたとしても毎月7万円程度の返済額となり、さらに住宅を所有していることで固定資産税などが毎年かかるのでこのあたりも考えておかなくてはならないので、年収500万円であれば住宅の価格は2000万円程度に抑えておく方がよいでしょう。

将来のお金について考える際には

  • 年収500万円を維持できるのか
  • 親の介護が必要になる可能性
  • 年金の減額
  • 大きな病気をするかもしれない

などのリスクを考慮して経済的な余力を残しつつ計画を立てていくようにしましょう。

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(文/中村葵)

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