英語力は平均年収に影響を与えるのか?

年収を上げたい        2016年11月30日

(この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。)


  • これから海外で働こうと考えている人にとって英語力は必須です。海外で働かなければ特に語学で困ることもないので日本人の多くは英語が話せないことで困ることはありません。

    ですが近年では日本の企業であっても英語を社内の公用語にする動きもあり、さらに外資系の企業への就職などを考えると英語ができなくてもいい時代とは言えなくなりました。

    ひと昔前に比べると日本でも英語教育が見直され将来グローバルな社会で活躍することができる人材の育成を積極的に行っている教育機関なども多くあります。

    なかには公用語を英語としている私立の小学校や中学校などもあるのでいかに英語教育が大事にされているかがわかるのではないでしょうか。

    では英語ができることで年収には影響するのでしょうか?

    英語力を活かすことで外資系の企業を狙える

    外資系企業とは外国の資本が入っている企業のことでマイクロソフトやインテルなどは100%外資の企業となっています。コンピューターや化学、医薬品などのメーカー系に多く、大型向上や研究所も持っているなど大手企業の場合がほとんどです。

    就職をする際になんとなく漠然と外資系の企業に就職したいと考えている人もいるのではないでしょうか。というのも外資系企業の多くは給与が高いことがひとつの特徴になっています。

    外資系企業の多くは実力と成果が物と言う成果主義、実力主義となっており、日本企業よりも高い年収を提示することで優秀な人材を囲い込む傾向にあり、同業の日本企業よりも給与水準は高めに設定されていることがほとんどです。また年収にプラスして成果インセンティブが支払われるケースも多くあります。

    ではよく知られている外資系企業の実際の年収を見てみましょう。

    アップルジャパン

    MacBookやiPhone、iPadなどで超有名な企業ですね。アップルジャパンの平均年収は611万円となっており、平均月収は38万円から50万円となっています。そして最大年収は6,000万円です。

    アマゾンジャパン

    大手インターネットショッピングサイトを展開するアマゾンジャパンの平均年収は857万円です。平均月収は53万円から71万円となっており最大年収は23億円以上となっています。

    アフラック

    アヒルのテレビCMでお馴染みの生命保険会社アフラックの平均年収は958万円です。平均月収は59万円から79万円となっており、最大年収は1,500万円以上です。

    ゴールドマンサックス

    世界最大の投資銀行であるゴールドマンサックスの平均年収はおよそ600万円から1,360万円となっています。HOW MATCHのこちらの記事でもさらに詳しく解説していますので読んでみてください→「高年収のゴールドマンサックスにはどんな人が採用されるのか?

    ネスレ

    スイス発祥の食品メーカーですが日本でのイメージはコーヒーです。ネスレの平均年収は700万円前後となっています。

    なぜここまで年収が高いのか?

    以上、ここに挙げた企業のほとんどが一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

    平均年収は日本人社員の場合となっています。なぜこんなにも高い年収を得ることができるのかについては外資系企業の人材の獲得方法が最大の理由となっているのですが、外資系企業の場合は終身雇用や退職金制度などの概念がほとんどなく、福利厚生なども乏しいことが多くなっています。

    その分が年収に反映されているという日本人の感覚からするとネガティブな理由もあるのですが、仕事の幅や人脈が広がれば広がるほど将来的には独立をすることもできさらに海外という広い視野で活躍することができるようになります。

    外資系の企業では英語力は必要なの?

    外資系の企業でも日本国内で日本人を相手に仕事をすることになるので英語力が必要なのか?と疑問に思う人もいるでしょう。

    外資系企業の場合は

    • 社内で英語の文書を読まなければならない
    • 海外の拠点と英語を使ってメールのやり取りをしなければならない

    など日常的に英語力が必要になる企業も多くあり、求人要件に英語力が入っていることも多くあります。

    また英語力があることで責任のある役職に就くことができる、海外の拠点に赴任して働くことができるなど英語力を活かすことでさらなる年収アップを図ることができるようになるのです。

    英語力があることで年収は30%も違う?

    企業の求人要件には英語力が入っていることも多い現代ではグローバル化を進める企業が増えていることがわかります。では英語ができることで年収はアップするのでしょうか。

    英語ができる人と英語ができない人の年収の差

    働いている30代から40代の男女1,000人を対象に行ったアンケートです。

    英語ができる人の条件をTOEIC760点以上、TOEFL540点以上、英検準1級以上のいずれかを持つ人とします。この中のいずれも持っていない人を英語ができない人と定義して振り分けてみると

    • 英語ができる人の平均年収・・・704万円
    • 英語ができない人の平均年収・・・494.6万円

    となりその差は約210万円となり、単純に英語ができることで30%以上年収はアップすると考えることができます。

    ただし、ここで頭に入れておきたいのが

    • 英語力が直接年収に影響するのではなく、英語力が就職・転職に影響し年収に反映される
    • 就職・転職後に英語力が出世に良い影響をもたらし年収にも反映される

    という構図です。英語力は企業という組織に入って初めて年収に影響を及ぼすと考えておきましょう。

    もちろん英語力だけではなく他にも知識やスキルなどは必要になりますが、現段階で英語ができる人とできない人ではこれだけの年収差があるということがわかるだけでも将来的にもっとこの差は開いていくと予想することができます。

    年収をアップさせる方法のひとつに英語がある

    英語力が直接年収に影響を与えるわけではないことから、英語力は年収をアップさせるひとつの方法として考えましょう。

    日本企業にも英語力を求める企業が増えている

    この理由としてはビジネス環境が変化していることがひとつの大きな理由となっており、グローバル化が進む中で企業が求める人材も大きく変化しているのです。

    特に日本ではアジア地域に進出しようと考えている企業が非常に多くあり、中国やシンガポール、タイやベトナム、インドネシアやカンボジア、ミャンマーなどに集中しています。

    ですから外資系企業だけではなく日本企業の中にも英語力を求める企業が増えているのです。

    日本人の多くは英語が話せない

    日本にいても外国人観光客などから道を尋ねられるなど英語が必要になるケースはあります。多くの日本人は中学校、高校と少なくとも6年間は英語を学んでいるはずなのに外国人を相手にすると会話は成り立たず慌てふためいてしまいます。

    日本人の英語力は世界的に見ても低く、英語が母国語ではない国々の英語力ランキングでは日本は30位となっています。このランキングは、TOEFLの各国受験者の平均点に基づいて作成されたものですが、お隣の韓国は18位、中国は23位です。

    アジアに絞ってランキング化すると日本は18カ国の中で15位となり、他の国から大きく遅れを取っていることがわかります。TOEICはTOEFLなど英語を必死で勉強している日本人も多いのですが海外では日本人は英語ができないが世界共通認識となっているのも事実なのです。

    英語力をつけることで年収アップを図る

    企業の求める人材の要素のひとつに英語力があります。ですから英語力をつけることで年収アップを図ることができるのではないでしょうか。

    昇進に影響する場合

    英語力が昇進に影響する場合の多くは企業が昇進の条件にTOEICやTOEFLの点数を掲げていることです。英語ができなければその企業では出世することができず年収もあがりません。

    転職に影響する場合

    英語力があることでまずが外資系の企業に就職できる可能性が広がります。外資系の企業は優秀な人材を高い年収を提示して獲得する傾向にあるので結果的に年収がアップする可能性が高くなるのです。

    (文/中村葵)


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    中村葵
    中村葵
    主婦をしながらライター業に勤しむ福岡県在住の主婦。小学1年生の息子との時間を最優先にするために在宅で仕事を続けている。人生山あり谷ありをリアルに体験したことが幸いしてなのか様々なジャンルで記事が書けるようになる。得意なことは毎週日曜日に一週間分の献立を立てて買い出しに行き材料を一週間で使い切ること。趣味は愛兎を撫でること。

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