ゴールドマンサックス…。できるだけ高い年収を狙いたい人なら、一度は意識したことのある企業名ではないでしょうか?
ゴールドマンサックスの平均年収は数千万円とも言われています。
ところで、こんなに高い年収を稼いでいるのはいったいどんな人たちなのでしょうか?ここでは、ゴールドマンサックスにはどんな人が採用されているのか調べてみます。
ゴールドマンサックスってどんな会社?
まず、ゴールドマンサックスについての基本的な情報をご紹介します。
ゴールドマンサックスはアメリカに本社を構える金融グループで、世界最大級の投資銀行。金融関係の職業は国内でも安定した収入、高年収という定評がありますね。
ゴールドマンサックスは世界最大級の投資銀行なのですから、その収入の高さもうなずけます。
ボーナスが6500万円を超えることでも有名
ゴールドマンサックスのことをもう少し詳しく知ろうと思ってウィキペディアを調べると、目が飛び出そうになる情報が飛び込んできました。
ゴールドマンサックスは、社員の平均ボーナスが6500万円を超えるという報道でも有名だとのこと。
年によってはボーナスの金額が大幅に下がったりもするようですが、ボーナスが平均6500万円超えというのもあながち間違いではないようです。
ゴールドマンサックスの年収は?
ボーナスだけで平均が6500万円を超えているのですから、年収は何となく想像がつきます。
ウィキペディアによれば
- 新卒~3年目のアナリストの年収は約1500~2000万円代
- 入社4年~8年のアソシエイトの年収は約1000万後半~4000万円
- 課長の年収は3000万~1億円ほど
- 部長は5,6000万~10数億円ほど
だそうです。
2004年度には、新卒で入社した30代日本人社員が、 所得税額なんと3億6763万円(推定所得は10億円以上)で、高額納税者番付全国74位に入った、という情報も載せられていました。
ビックリな年収ですね。
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どんな人が採用されているのか?
そこで気になるのは、ゴールドマンサックスにはどんな人が採用されているのか、ということです。やっと本題に入るわけですが、まずはウィキペディアで紹介されている内容をご紹介します。
ゴールドマンサックスでは新卒採用もしていますが、日本の場合はとくに、中途採用が主流とのことです。
もともと外資系の金融機関などでキャリアを積み、優秀な成績をおさめた人だけを採用する、というかたちをとっているようです。
つまり、実績のある優秀な人材を集めているということです。
どんな人が採用されやすいかというと、
- 頭の回転が早いこと
- 論理的な思考の持ち主であること
- 数字に強いこと
- 熱意と向上心があること
- お金の扱いに慣れていること
- すでに商売をしていること
以上のように、お金のセンスがあることなどが重要視されるようです。
採用試験には、思考の柔軟性や機転の良さ、回転の速さなどが問われるクイズのような質問が出されるようです。
また、高学歴であることはもちろん、ビジネスレベルの英語を基本とした語学力も必要です。さすがにレベルが高いですね。
転職先としてどうなのか?
ここまでで考えてきたように、ゴールドマンサックスに転職する人は、高学歴、外資系金融機関でキャリアを積んできた、など、いわゆるエリートの人たちです。
ゴールドマンサックスに転職したくても、条件が整わなくてあきらめる人が多いです。
ゴールドマンサックスの中でも、投資銀行サイドでは転職後も長く勤務を続ける人が多いようですが、トレーダー・ディーラーなどのマーケットサイドでは、せっかく転職しても数年で離職してしまう人が多いようです。
これは、マーケットサイドは短期売買が主体なので、瞬時に的確な判断をしなければならず、相当な集中力が求められる、というのが理由のようです。
年収が高い分、大変なことは多いようですね。
(写真/Roman Tiraspolsky / Shutterstock.com)