僕は旅行が好きなんだけど、基本的に国内がメイン。
こないだも沖縄に出向いて、4日ほどバカンスを楽しんできたばかりだ。
そんな僕もこれまで、たった一度だけ海外旅行に出かけたことがある。行き先はラスベガスだった。
目的は当然、カジノである。
結論からいえば、今回は「以前ラスベガスに行ってすってんてんにされたんだよ」という経験を語ろうと思う。
ラスベガスのカジノはとっても刺激的!夢も希望も絶望も破滅もある!
ラスベガスでギャンブルを楽しみたい場合、お金にあまり余裕がないならスロットマシンで遊ぶのがいい。
いわゆる日本のパチンコホールにあるパチスロマシンの原型となったゲームなんだけど、基本的にはベットするお金が少なくて済む。
僕が触ったマシンは最低掛け金が25セントとかだったので、お金を崩しながらチビチビ打っては、たまにコインが戻ってきて、割と長い時間遊べた。
で、遊び方なんだけど、基本はレバーを降ろしてドラムを回転させるだけでいい。
後は勝手にリールが止まってくれる。
このときにリールにプリントされた図柄が揃えば当たりとなる。「BAR」や「7」が揃えば大当たりというわけだ。
場合によっては数十セントの掛け金をベットしたゲームで、何1,000ドルも得ることが可能という場合もある。
その確率は当然低いが、昨今の日本のパチスロなどは数万分の1の確率のフラグを引き当てても数1,000円にしかならない場合もある。
どちらがより刺激的かは、もはや比べるべくもない。
しかも日本のパチスロは1ゲーム回すのに60円もかかってしまう。
カジノといえばポーカー!英語ができればかなり楽しい!
さてさて、カジノの醍醐味といえばポーカーである。
実は僕はポーカーはそこそこ好きで、よくやる。
本当はブラックジャックが大好きなんだけど、ブラックジャックの場合はどうにも勝率が低いし、1つの勝負が早く決まるため、あっという間にお金がなくなるので、ポーカーに逃げた形だ。
ポーカールームはラスベガスのカジノならどこにでもあると思う。
そんでもって結構空いてるテーブルも多い気がした。
ルール説明なんかしてると文字数が偉いことになるので、分からない人は適当にドラクエでもプレイしてゲーム中のカジノで勉強してほしいんだけど、何より重要なのは対人戦だということ。
麻雀もそうだけど、複数人でするゲームというのは、手札(麻雀なら手牌)以上に場の流れを読むことが大事だ。
突っ張るか、降りるかの判断は、周囲のプレイヤーやディーラーの挙動を見なければできない。まあ、これが面白いんだけどね。
で、その挙動については、言葉の壁さえなければよりたくさんの情報を得ることができる気がした。
何かつぶやいていたりしても、それが何を言ってるか理解できないと意味がない。
さらに、他のプレイヤーと雑談することも難しい。
この点、学が浅く英語が不自由な僕は残念だった……。
ポーカーは安く楽しめるスロットマシンに比べれば、投資速度がいくぶんか速くなりがち。
しかもディーラーにいくらかのチップを渡すシーンもあるため、余計に財布の中と相談してプレイすることが必要となる。
ちなみに僕は大勝負に出て見事にスカり、数1,000ドル単位で損してしまった。
まあ負けたのは場の流れを見誤った僕のせいなんだけど、不思議と大負けこいてもあんまり悔しくなかった。
それぐらい面白いのがポーカーなのだ。
英語ができる人は、きっとさらに楽しめるに違いない。
おわりに:カジノは自分に合った遊びが選べる
僕の見た範囲の話で恐縮なんだけど、得てしてカジノに出入りする人って2つのパターンに別れているように感じた。
お金持ちはポーカーが好きで、あんまりお金を持ってない人はスロットマシンを打ってるという傾向があるように思えたのだ。
まあ、どちらにも、いわゆるワンチャンがあるので、何にせよ「大金を掴むにはカジノ」というイメージは覆らないものだ。
コミュニケーションが得意ならポーカー。
そうでないならスロットマシン。
もちろん他にもルーレットなんかもあるので、いろいろと自分に合った遊びを探すのもいい。
いずれもみごと高目を的中させればえらいことになる!
一生に一度はラスベガスへ……一攫千金の夢が、あなたを待っているかもしれない。
(文/松本ミゾレ)