お金を稼ぐには、まず第一に発想の柔軟さが大切なようだ。
現在、出会い系サイトはピンからキリまで、様々な種類が存在している。
この出会い系サイト、基本的に男性が入会金ないしポイントをクレジットカードやらウェブマネーで購入し、女性は登録無料というケースが多い。
つまり男性側は金銭的なリスクを負ってはじめてサービスを利用できるが、女性の場合はそのリスクはない。
しかし、それでも女性ユーザーが増えない場合もある。
こういう場合、サイト側は女性ユーザーを呼び込むために、男性ユーザーとのチャットの回数ごとに電子マネーとして還元する仕組みを作っているケースもある。
実質的に現金化が可能なこのサービス狙いで登録する女性を、キャッシュバッカー(以下:CB)と呼ぶ。
女性はお得に出会ってお小遣いもゲットできる出会い系
このCB、いわば雇用関係を締結せずに出会い系サイト側にとってのチャットレディとしての役割を築くようなものだ。
男性を惹き付ける文章さえ書ければなお良い。
ほとんどの出会い系サイトなんてのは、男性も必死で相手を探しているから、まさに入れ食い状態。
上手な人はこれだけで月に100,000円も稼ぐようで、専業主婦にも多いようだ。
しかも、ポイントは結構すぐに貯まるわ、待っていれば男性側から勝手にアプローチがあるわで、特に苦労することもないという。
当たり前にチャットやメールをしているだけで、そこそこの実入りになるようだ。
夫がある身でありながら、CBなんてやりやがって……と思っちゃうわけだけど、まあ最近不景気だし、何かと大変だもんね(汗)。
日中、旦那が仕事に出ている間は家事をやりつつ、延々出会い系サイトに入り浸ってCBとして稼ぎまくっている主婦が、この国には少ないながらもいるというわけだ。
サイトによっては、CBとして稼いだポイントを現金化する以外にも、ブランド物と交換できるというケースもあるようで、まあ選ぶ楽しみのようなものもある。
もっとも、インターネットの間違った使い方のような気もするけどね。
僕がハナタレ小僧のときは、21世紀って、もっと素晴らしい時代になると思っていたもんだけどなぁ。
ネカマになってCBを稼ごう!?
さて、CB目的で女性ユーザー暗躍するんなら、ぶっちゃけ、男性だって同じことをしても罰は当たるまい。
例えば、そもそもCBだけを狙って登録の際に女性として入会してしまうのだ。
男性でもネカマ(ネットオカマのことね)として潜入してしまえば、特にチェックされることもなく簡単に登録完了となる。
あとは女性ユーザーのCBと同じ要領で稼ぐことができるので、副業の選択肢として紹介してみた次第だ。
え? チェック体制はどう潜り抜けるのかって?
心配はいらない。
多くの出会い系サイトは、いちいちユーザーの性別や年齢に偽りがあったかどうかなんて調べたりはしない。
どうせ出会い系サイトなんて、マッチング系以外はサクラだらけなんだから、運営元の騙しのおこぼれに自分が与ったとしても、さほど悪いことじゃあない。
CBとして上手くやれば、空いた時間に素敵な副収入の手段として成り立つ可能性だってないわけではない。
おわりに
出会い系サイトも最近はネットの口コミで化けの皮が剥がれるようになってきた。
生き残りに必死になって女性ユーザーの呼び込みに躍起になっている。
そのためにCBとしてのやり口を暗に推奨してきたところさえある。
元々、顔の見えない異性とのやりとりは、健全とはいえない。
端からグレーゾーンに存在しているサイトのシステムなのだから、まともに利用しようと考える方がおかしいのかもしれない。
今日も日本中で、CBのポイント稼ぎに利用された、純粋な男性たちが夢を抱いてログインを繰り返している。
(文/松本ミゾレ)
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