運動不足が気になっている私(経営者)は、社長特権を活かして社内スポーツイベントを検討中。そんなとき、AKB48グループが東京ドームで運動会を開催したニュースを見て、「野球場って誰でも借りられるの?」という疑問に思いました。そこで、今回は野球場を借りる予算についてご紹介します!
地元の球場で試合をするなら30,000円
突然ですが、中学時代の私は野球部に所属していました。ポジションはキャッチャーだったのですが、その後ピッチャーにコンバート。ストレートとスライダーとのコンビネーションが自慢でした。
当時、憧れだった選手は読売ジャイアンツの高橋由伸外野手。大卒1年目から華々しい活躍をしていたので、私たちの学校でも話題の選手でした。
私はそんな野球少年だったので、せっかく運動をするなら野球をやりたいと思っています。社内の人数は、社員と役員を合わせて9名。ちょうど野球チームができる人数です。せっかくなら野球チームを作って、他の会社と親善試合をするのもよいと考えました。
1試合9イニングと仮定すると3~4時間ていどはかかるので、球場は4時間以上借りる必要があります。地元にある静岡県草薙総合運動場を借りる場合、営利目的でなければ午前(8時30分から12時30分)または午後(13時00分から17時00分)のいずれも30,000円でグラウンドを借りることができます。ちなみに、スコアボードは1回6,450円。36,450円で球場を借りられるのです。
意外と安い!? 東京ドーム1試合の総額は87万円から!
野球場は数万円程度で借りられることが分かりました。しかし、せっかく会社経営をしている身なので、「思い切って華やかな場所で試合がしたい!」と思います。AKB48グループ同様に東京ドームを借りて、草野球をしようと考え、実際に借りられるかを調べてみました。
実は、東京ドームは、個人・法人を問わずレンタル利用が可能です。そこで、ドームを借りるにあたって必要な金額一覧を見てみましょう。
【平日】
7:00~9:20 9:30~11:50 12:00~14:20 14:30~16:50 |
350,000円 |
17:00~19:20 19:30~21:50 22:00~0:20 |
450,000円 |
オールナイト (23:30~5:00) |
800,000円 |
【土日祝】
7:00~9:20 9:30~11:50 12:00~14:20 14:30~16:50 |
450,000円 |
17:00~19:20 19:30~21:50 22:00~0:20 |
550,000円 |
オールナイト (23:30~5:00) |
800,000円 |
《オプション》
電光掲示板(オーロラビジョン)…140,000円(アナウンス込)
スタンド使用料…100名30,000円
平日の昼間に4時間の試合を開催し、電光掲示板とスタンド100席を用意する場合、87万円かかる計算です。地元の球場を23回借りられる金額ですが、憧れの聖地で野球ができるなら、一度くらいは払ってみてもよいかもしれません。
ちなみに、対戦相手も費用を払ってくれるなら、私たちの会社の負担は43万5,000円。地方球場の使用料約12回分と、もう少し現実的な金額になってきたような気がします。
1人50,000円足らずで開催可能!?
87万円という金額は自動車1台に匹敵する金額。もちろん、会社にとっても大切なお金です。経理社員からも怒られそうですし、考え方を変え、個人で東京ドームでの野球イベントを開催すると仮定しました。
野球は9人対9人で行うスポーツです。つまり、18人が参加するので、1人あたり48,000円徴収すればレンタル料が回収できます。
2011年に転職サイトのDODAが実施した『副業の実態調査2011』によると、サラリーマンの副業収入の平均は43,000円なので、18人全員が1ヵ月副業をすると、東京ドームでプロ野球気分を味わえるわけです。
ちょっと回り道になりましたが、東京ドームでの野球イベントは現実的に開催できそう! あとは、私と一緒に試合してくれる仲間を募集してます(泣)