パナソニックはだれもが知っている大手総合電機メーカーですね。これほど有名な会社なら、年収も高いのでは?と気になっている方も多いのではないでしょうか?
ここでは、パナソニックの年収や仕事事情にせまってみます。
パナソニックの会社概要
まずはパナソニックの会社の概要から。ウィキペディアを参考に見てみたいと思います。
パナソニックの創業は1918年にさかのぼります。さすが歴史のある会社ですね。本社は大阪府にあり、傘下には山洋電機・パナホームなどがあります。
以前は「松下電器産業株式会社」という社名でしたが、2008年に現在の「パナソニック株式会社」に変更されました。
平均年収は751万円
気になるのは社員の平均年収ですね。そこで「平均年収.Jp」というサイトで調べてみると、パナソニックの平均年収は751万円と出てきました。近年の平均年収を参考にしてみると、
- 平成27年は789万円
- 平成26年は756万円
- 平成25年は691万円
と、691万円~789万円内で推移しています。国内の社員の平均年収は400万円代ですから、やはりパナソニックの年収は高いですね。
パナソニックの社員の平均年収を年齢別に見てみると、20代前半は428.1万円。やはり大手企業なだけあって20代にしては高いですよね?30代前半で585.8万円、30代後半は668.4万円。30代にしてこの年収は魅力的です。
年齢が上がるにつれて年収もアップする傾向にあり、50代前半の平均年収はなんと901.2万円となっています。課長になると年収1,000万円を超えるようです。
平均勤続年数と離職率のデータがよい
パナソニックの会社概要に関するデータを見ていて気が付くのは、社員の平均勤続年数が長いということです。一般的には17年くらいが平均となっていますが、パナソニックの場合、社員の平均勤続年数はなんと23.3年。
平均勤続年数が長いということは、つまり、離職率が低いということです。
離職率が低いということから見てとれるのは、パナソニックは比較的働きやすい環境が整っているということです。社員の満足度も高めであることがうかがえます。これは、これからパナソニックへの就職を検討している方にとっては魅力的な情報ですよね?
また、若いころに入社してそのまま続けている社員が多い、ということは、社内の雰囲気にも影響を与えます。平均年齢が比較的高く、40代半ばとなっています。
そのため、社内は比較的落ち着いた雰囲気で、保守的だと感じる方も多いようです。
モノづくりに対して熱のある社風
本格的に就職について考えるとなれば、パナソニックの社風についても気になりますね。パナソニックの経営理念について公式HPで調べてみると、
- 「より良いくらしの創造」
- 「人々のしあわせ」
- 「社会の発展」
- 「地球の未来」
という言葉が目に飛び込んできます。
常に「人」を中心に置き、暮らしをより良いものに変えていくことを企業理念としているようです。
この考え方は商品の消費者に対してだけでなく、社員に対してもモットーとしているようで、社員が働きやすい環境づくりを目指しているようです。パナソニックの離職率が低いのもうなずけますね。
働きやすい環境によって、社員はよりモノづくりに集中することができ、より良い製品が生まれる理由にもなっているようです。パナソニックは、モノづくりに対して熱のある社風だといえます。モノづくりにあこがれている方、パナソニックで夢が叶えられそうです。
ここまででパナソニックの会社概要について調べてみました。こうして見てみると、パナソニックがとても魅力的な会社だということを感じます。
最初は「年収」に着目して調べていたのですが、社員を大切にし、モノづくりに熱い社風など、あこがれますね。単に高年収が狙えるからという理由ではなく、社風にあこがれて入社を希望する方も多いのではないでしょうか?
(文/河原まり 写真/withGod / Shutterstock.com)