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「ネスカフェ 香味焙煎 究み」10月1日から発売開始
ネスレ日本株式会社(本社:神戸市、代表取締役社長兼CEO:高岡浩三、以下「ネスレ」)は、上位品質のインスタントコーヒーの香味焙煎の新作、「ネスカフェ 香味焙煎 究み」を10月1日から発売を開始した。
ネスレが「最高傑作」と自信を持って提供するこのコーヒーの品質を多くのお客様にご体験いただけるように、「ネスカフェ 香味焙煎 旬めぐりカフェ」と称して、はじめに10月30日(金)から11月6日(金)までの期間限定で、一足早く紅葉をリアルに体感できるカフェを「ネスカフェ原宿」にオープンする。
「究めれば、産地より旬」にこだわった今回の香味焙煎
同社によれば、今回のコンセプトは「究めれば、産地より旬」とのことで、コーヒー豆の産地だけにこだわるのではなく、その産地で生産されるコーヒー豆の最も旬な時期にとったコーヒー豆を厳選して使用するというものなのだそうだ。
この「旬」という考え方、まさに和食、日本料理に通じるコンセプトともリンクするものではないだろうか。そこで今回は日本料理の名店である「つきぢ田村」の主人・田村隆氏との共同プロデュースによってこのコーヒーを開発したらしい。実際、今までの香味焙煎もその品質が多くの一流レストランに認められて、実際に提供されている。インスタントコーヒーだからといって、侮ってはならないようだ。
GACKT「旬のものを楽しむのは日本人ならではの贅沢」
「ネスカフェ 香味焙煎 究み」の発表イベントのスペシャルゲストとして登場したのが、歌手のGACKTだ。おおきな拍手に包まれてゆっくりと登場したGACKTはしばし報道陣に目をやると、これまたゆっくりと腰を掛けて、まずはコーヒーをひと口味わったあとに、しばし間を置いて、会場の緊張が少し張り詰めてきたころに、いつもの淡々とした口調で、まるで詩の朗読のような抑揚で、その魅力を語るべく彼は静かに口を開いた。
「ここまで、美味しいものとは……。率直に言って、美味しいです。」
「旬を楽しむというのは、日本人ならではの贅沢。他の国にはない文化。私たちはもっとこういう点に、こだわりをもつ必要がある。そういうネスレのコンセプトに感銘を受けました。」
と、数少ないが実に力強い言葉でコメントを述べた。写真を見ていただくと大きなポスターを貼っているのかと思うかもしれないが、これは実際にスクリーンに映し出しているのである。その、鮮やかな映像美は一度でも目にすれば誰しも圧倒され、うっとりとすることであろう。
余談ではあるが、いつしか家庭用のホームシアターもこのくらいのサイズの画面が当たり前になれば、家庭での映画鑑賞もとてつもなく面白いものになるのにと思ったほどだ。
「ネスカフェ 香味焙煎 究み」は通販その他で買える
このコーヒー、販売チャネルにもこだわり、「ネスレ通販オンラインショップ」および「つきぢ田村、全国田村会を中心とした日本料理店」の店頭に限定する。
それ以外には、全国の主要百貨店向けにお歳暮向けのギフト製品も11月1日から販売を開始する。
発表会後に提供された本品をさっそくいただいてみた。「ここまで、美味しいものとは……。」という言葉は出てこなかったが、ブラインドテストをすればおそらくほとんどの人がインスタントコーヒーとは判別つかないであろうくらいの美味さであったことは確かだった。
コスト的には1杯75円だそうだ。コンビニコーヒーの100円に比べても、十分太刀打ちできるくらいの味と価格ではなかろうか。
(取材・文/HOW MATCH編集部)
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