機械に興味がある人、機会を触っていて「おもしろい!」と思える人は、機械系の仕事に向いているといえます。大好きな機械系の仕事で年収1000万円を狙えたら最高ですよね!
機械系の仕事で年収1000万円を目指すなら、何か資格をとっておくと有利です。ここでは、高収入が見込める機械系の仕事にはどんな職種があるのか、どんな資格が必要なのかについて考えます。
機械系の仕事には何がある?
まず先に、年収1000万円にこだわらず機械系の仕事には何があるのか挙げてみます。
機械技術者
機械製品や部品を設計したり開発したりする仕事です。仕事をするに当たって必要とされる資格はありませんが、技術士機械部門、機械設計技術者、手溶接技能者、工業英語能力検定試験などの資格をとっておくと就職や転職に有利です。平均年収は300万~400万円ほどです。
精密機械技術者
カメラ、時計、顕微鏡、望遠鏡、測定器といった、精密機械の開発を行います。海外の会社と英語でやりとりすることが多いため、工業英語能力検定試験を受けておくと就職や転職に有利です。平均年収は300万~400万円。
CAD技術者
CADを使い、機械や電気、自動車などのデザインや部品などをコンピューター画面上で製図作成する仕事です。CADトレース技能審査、建築CAD検定試験、CAD利用技術者試験などの資格を持っていると、就職や転職に有利です。平均年収は約400万円。
機械系の仕事はこれ以外にもたくさん職種があるものの、平均年収はどれも300万~400万円といったところです。それでも、中には機械系の仕事で年収1000万円以上稼いでいる人もいます。
では、機械系の仕事で1000万円稼ぐにはどうしたら良いのか考えましょう。
機械系の仕事で1000万円稼ぐためには?
機械系の仕事で1000万円稼げるのはどんな仕事だろう……と思って求人情報を見たら、こんなのを見つけました。
年収:1200万円からスタート
応募条件:化学系商社での実務経験のある方
営業部長候補
どうやらスマホやタブレットの液晶画面の製造にかかわっている会社のようです。仕事内容は営業。営業部長候補ということで、年収も高めに設定されているようです。機械系でも営業は年収が高め、しかも管理職だとなおさら年収が高めといえます。
そのほか、年収1000万円に近い求人でこんなのも見つけました。
年収:980万円
応募条件:物作りに対する意欲のある方
仕事内容:自動車やロボット、家電製品などの機械設計業務(エンジニア)
大手メーカーのエンジニアの募集でした。大手メーカーだということと、エンジニアだということが、高年収のポイントだと思われます。
また、キャリアを積んでいる場合やリーダー経験者は高年収の機械系の仕事に転職できる可能性が高くなります。
機械系の仕事が向いているのはどんな人?
機械系の仕事は、几帳面で整理整頓ができる人が向いているといわれています。
機械系の仕事は製図作成にしても開発・研究にしても、実際の組み立てにしても、ひとつ間違えるとすべてがくるってしまうものです。そこで、几帳面で整理整頓ができる人が向いているといわれるのです。
機械系の仕事のメリットとデメリットは?
機械系の仕事は、エンジニアや製図作成などは特にデスクワークが主なので、体力に自信のない人でも安心というメリットがあります。
しかし、場合によっては海外出張もあります。海外に行きたいならメリットになりますが、家族持ちの場合は特に、家族といる時間が減ってしまうならデメリットといえます。
機械系の仕事は精密なものが多いため、細やかな作業や綿密な管理が必要なことが多く、責任も伴います。やりがいがあると同時に、精神的な負担が大きいと感じる人もいます。
機械系の仕事に関しては特に、年収が高ければ高いほど仕事内容も過酷であるようです。機械が大好きなら、年収にこだわらず楽しく仕事ができたら最高ですよね?