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生命保険の選び方を徹底解説!40代で必要な保障と選び方のポイント!

投稿日:2017年10月22日 更新日:


自分にもしものことがあった時、家族の生活費をまかなうために、一定の死亡保障がある生命保険の必要性は高いといえます。しかし、会社の給料が上がっている人は良いのですが、年功序列ではない現代社会においては、必ず収入が増えるとは限りません。

一方で、40代に突入すると子供の教育費用がかさんで行く上、年金生活ではやっていけない可能性が高い老後資金の貯えも必要です。毎月ある程度の金額を生活費から保険料としてまかなわないといけないので、負担に感じる人もいらっしゃるでしょう。

そこで、無駄がでない保険選びが重要となります。この記事では、生命保険加入時の基礎知識として、生命保険のタイプや選ぶ場合のポイントについて紹介します。

40代が生命保険を選ぶ時に必要な保障

生命保険は、大きく分けると終身保険、定期保険、収入保障保険、養老保険の4つの種類があります。まずはその内容を把握しておきましょう。

  • 終身保険:一生涯の保障がある生命保険。保険料は終身払と有期払いがある。
  • 定期保険:一般的に掛捨てといわれている生命保険。万一のことがなければかけたお金は返って来ない。
  • 収入保障保険:死亡保障額を分割で受け取るため、生活資金としやすい。
  • 養老保険:貯蓄がある生命保険。満期の時に保険金を受け取ることができる。

これらの種類を基礎とした上で、必要保障額や必要な保障内容を考え、商品プランを選択すると良いでしょう。必要な保障は「死亡保障」「医療保障」「貯蓄性」の3つを常に念頭においておくと、自分にあった保険加入や保険の見直しが可能です。

40代独身の場合

独身の場合には、生命保険にそれほど気をつかう必要はないかと思います。「死亡保障」としては葬儀関連費用をまかなう程度で良いですし、「医療保障」としては、病気やケガをした場合の治療費がまかなえる入院保障や医療費保障、「貯蓄性」に関しては老後資金を念頭に置いた保障プランを選ぶと良いでしょう。

逆に、独身の場合には過剰な保険にならないように気をつけましょう。あれもこれもと特約を付けているうちに、保険料が割高となってしまう人がいらっしゃるので、必要な分だけの保障で良いかと思います。

40代既婚者で子どもがいない場合

40代既婚者で、子どもがいない場合にはどのような保障が必要でしょうか?まず「死亡保障」に関してはお葬式代に加えて生活費の保障を考えましょう。残された家族が生活していける保障額が必要です。

「医療保障」に関しては、病気やケガの保障と、がん保障を検討しましょう。がん治療には高額な費用がかかる場合がある上、治療期間中に働けなければ収入がなくなる可能性もあります。事前の備えがあると安心して治療に専念できるでしょう。

「貯蓄性」に関しては、老後資金を念頭に置いておきましょう。年金でまかなえない部分を、保険でまかなうと良いかと思います。

40代既婚者で子どもがいる場合

40代既婚者で、子どもがいる場合の必要な保障も考えてみましょう。「死亡保障」は、お葬式費用や生活費に加えて、教育費用が必要です。子どもの教育費用はかなり多くのお金が必要であるため、事前の準備が必要です。

「医療保障」に関しては病気やケガ、がん対策で問題ありません。「貯蓄性」に関しては、老後資金に加えて進学資金も必要です。つまり、子どもがいる分だけ、子どもにかかる資金を保障する備えが必要なのです。

みんな生命保険事情をご紹介

生命保険に加入する場合、自分に合った保険商品がいくつか見つかったとしても、その中でどの商品が最も良いのか、迷ってしまう場合もあるかと思います。そんな時に気になるのが、周りの人はどれくらいの保険料を払っているのかではないでしょうか?

周りの人の状況を知ると、保険選びの目安となりますので、参考にすると良いでしょう。ここでは、月々の保険料平均額について紹介します。

月々の保険料平均額

生命保険文化センター「平成25年度 生活保障に関する調査」によると、最も多い月々の保険料は、2万円未満となっています。男性の場合は1万円~2万円未満で全体の31.7%と最も多く、女性の場合は1万円未満が全体の37.9%で最多、次いで1万~2万円未満が32.7%となっています。

中には5万円以上という高額な保険料を支払っている人もいらっしゃいますが、男性は5.2%、女性が2.9%と少数となっています。

医療保険特約は充実すべき?

医療特約を充実させたり、医療保険に加入した方が良いのでしょうか?ここは考え方が分かれるところなので、一概には言えません。充実させた方が良いという人は、「イザという時の備えは暑い方が良い」という人が多く、不要だと考える人は「健康保険や高額療養費でまかなえる」と考えているようです。

さきほどの調査によると、40代で医療費の自己負担があった場合の平均は240,000円となっており、5年以内の入院経験者は12.6%です。この割合と金額をまかなうために保険を充実させるかどうかがポイントなので、過剰と成り得るところでもあります。

生命保険の選び方のコツ

具体的に生命保険に加入する場合や、既存の保険を見直す場合には、どのようなことを考えるべきなのでしょうか?生命保険選びのコツについて紹介します。

三大疾病への備え

三大疾病に備えるかどうかを検討しましょう。三大疾病とは、がん、急性心筋梗塞、脳卒中のことを指します。40代を過ぎると、少しずつ病気の発生リスクが高まってきます。過剰に医療特約や医療保険を充実する必要はありませんが、最低限のものとして検討してみると良いでしょう。

ちなみに、保険料を抑えながら、解約返戻金が多い年代は40代が限度なので、真剣に検討すべきポイントでもあります。

収入保障保険に入る

子どもが小さい場合には、収入保障保険を検討するのも良いでしょう。収入保障保険とは、万が一の死亡の場合に、残された家族に支払いが行われる保険のことをいいます。

会社員であれば加入することが可能な上、タバコを吸わない人であれば保険料が安いものもありますので、家族のために備えておいても良いかと思います。

老後に備えた養老保険に加入する

家計に余裕がある場合には養老保険の検討も大切です。掛捨てタイプの定期保険は、低い保険料で手厚い保障があるため、安心を得ることができますが、貯蓄性がないため、老後資金への備えが手薄となります。

一方、養老保険は貯蓄性があるため、死亡保障に加えて老後資金の貯えができます。その分保険料は高くなってしまうので、家計の状況に合わせて検討すると良いでしょう。

保険相談窓口へ相談

保険選びのコツとして最後に紹介したいのが、保険相談窓口への相談です。最近はネットで安く保険加入が可能ですが、自分に合っていない保険を選んだことによって、気づかないうちに高くついていることもあります。

そのようなことがないように、保険相談窓口でプロに相談したほうが良いでしょう。当たり前のように思えるかも知れませんが、実はとても重要なポイントでもあります。

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まとめ

40代で生命保険を選ぶ場合には、独身か既婚者で子どもなしか、既婚者で子どもがいる場合かによって必要な保障内容が変わります。どれくらいの保障を付けるかを定めてから、必要な保険をピックアップすると良いでしょう。

ただし、なるべく保険相談窓口などで、プロに相談する方が無難です。ネットで保険を選ぶのは安いのですが、結局自分に一番ピッタリな保険を選ぶことが最も安く済むことを心得ておきましょう。

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