最近はパソコンでできる副業が数多くあります。ライターやデザイナー、株の売買などどれもパソコン1台あれば始められるものばかりです。
しかし「副業はあくまで副業。稼げる額も微々たるものだし、副業するくらいなら節約するほうが簡単」なんて思っていませんか?たしかに副業で稼ぐのは本業と比べれば難しいかもしれませんが、意外と月30万円以上稼ぐ人もいるものです。
経験があるなら稼ぎやすい「データ入力」
パソコンを使った副業で始めやすいのがデータ入力です。単価は非常に安いものが多いですが、タイピングさえできれば誰でも始められます。もちろんデータ入力の経験があればより効率良く進められるでしょう。
ただし始めたばかりのころは非常に単価が安いです。内容によって上下しますが、単純なデータ入力であれば1文字0.1~0.5円くらいになります。とはいえ調査や創意工夫が必要ない作業なので、手軽さはピカイチですね。副業デビューに向いている仕事です。
文章を書くのが好きなら「ライター」
データ入力ほど手軽ではないものの、単純作業系の副業が苦手な人にオススメしたいのがライターです。
ブログの記事を書いたり、商品の紹介文を書いたりします。中にはニュース記事や感想文なんて依頼もあります。
ライターは最初のころはデータ入力と似たような報酬になり、1文字あたり0.1~0.5円くらいしかもらえません。
しかし慣れてきて実績が積み重なってくると1文字1~3円くらい、場合によっては4円以上も可能です。ここまでくると副業としてはかなり稼げる部類になりますね。
ただしライターには文章力は必須ですし、何の知識もない記事を頼まれることもあるので情報検索力が必要になります。なにより実績や経験年数も重要視されるので、地道に続けるべき副業ですね。
慣れると簡単「テープ起こし」
テープ起こしと呼ばれてはいますが、実際に使われるのはデータです。テープ起こしとは録音された音声を文字化することです。
相場は意外と高く、音声1分につき100円くらいは稼げます。とはいえ、実はテープ起こしは経験に左右される部分が大きく、始めたばかりのころはかなり時間がかかります。
音声を聞きながらタイプできる能力は必須
たとえば「じゃあ私から自己紹介します。年齢は24才、生まれは東京の…」のような感じに起こすものでも、実際には「えー、じゃあ、わたしからじこしょうかいします、えーねんれいは24さい、えーうまれは、えーと、とうきょうの…」という音声です。
そのため、音声を聞きながら入力ができるタイピングスキル、前後の文脈から同音異義語を判断する国語力などが必要になります。
また、例で挙げたのは「ケバ取り」と呼ばれる「えー」や「あのー」を削除するタイプですが、聞こえた通りに起こす「素起こし」や、よりわかりやすく修正を加える「整文」といったものもあります。
中には専門用語が飛び交う依頼もあるため、楽な仕事ではありません。とはいっても経験することでスピードや精度は上がるので、テープ起こしもある程度継続することが重要ですね。
大幅収入UPが見込める「画像加工」
画像加工と一口にいっても内容は様々です。もっとも簡単な依頼はネットショップ向けの出品作業に伴う画像加工です。この場合はサイズ変更や色味・明るさの調整といった作業だけです。
しかし画像加工に慣れてくれば、より難しい切り抜き加工や、センスがあればデザイナー方面に発展させることも可能です。
デザイナーとしての仕事は多種多様ですが、ロゴ作成やWebデザインといった依頼ならまとまった収入が見込めるため、将来性のある副業と言えるでしょう。
どんな副業も継続することが重要
これはどんな副業にも言えることですが、1番大切なのは継続することです。
最近の副業は高単価になりつつありますが、特定のスキルの経験年数や実績といった部分がかなり重要視されるため、今日初めて明日稼げるなんてことはありません。
しかし継続さえしていれば、徐々に単価の高い仕事をもらえるようになるため、月30万円も十分に可能な範囲です。
とはいえ本業ほど深刻に考える必要はありません。あくまでも副業なので、興味のある仕事にチャレンジしてみましょう。
(文・kaztel)