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絶望しないで!ギャンブル依存症克服と借金完済の特効薬は?

投稿日:2017年12月31日 更新日:


もしもこれを読んでいる人、あるいは知り合いに「止めようと思ってもついギャンブルに手を出してしまう」「ギャンブルをやっていると気持ちが落ち着く」「ギャンブルに行けない時にはイライラする」という自覚がある場合、もしかしたらそれは「ギャンブル依存症」かもしれません。それは明らかな「病気」ですから治療する必要がありますし、何よりそれによって借金を作ってそれで生活が行き詰っているとしたら、絶対に止めてできるだけ早くそれを完済したほうがよいです。

しかしなかなかそのギャンブルを止めるという方法と、借金返済の手だてが分からない、という人が多いので、そこから抜け出せないのも事実でしょう。そこでここでは、脱却するための特効薬をいくつかご紹介します。

ギャンブル依存症患者の実態とは?

まず冒頭に簡単にギャンブル依存症という言葉を使いましたが、実際にこれはどのような病気なのかという点について説明します。

ギャンブル依存症とは

ギャンブル依存症は「疾病及び関連保健問題の国際統計分類第10版」という世界標準の医学的な定義でも明らかになっています。「ギャンブル障害」が正式な医学的な名称で、判別される症状は「貧困になる、家族関係が損なわれる、個人的な生活が崩壊するなどの、不利な社会的結果を招くにもかかわらず、持続し、しばしば増強する持続的に繰り返されるギャンブリング」ということです。つまり簡単に言うと、ダメと分かっていても、そしてそれによって家庭や生活が崩壊してもギャンブルを止められない、そしてその気持ちがどんどん強くなる症状、ということです。

これは冒頭で書いたように、精神的な病気あるいは、精神障害の1つです。ギャンブルの内容によってパチンコ依存症、パチスロ依存症、競馬依存症などと称したりもします。

日本では320万人が苦しんでいる

厚生労働省の調査ではこのようなギャンブル依存症に、人生の中で1回でもなった人の割合は成人の3.6%です。つまり日本には約320万人の現在ギャンブル依存症に苦しんでいる、あるいは過去そうだった人がいるということです。これをこの1年間でギャンブル依存症になった人、あるいはなっている人にしぼると0.8%になります。これでも70万人の人がギャンブル依存症にかかっている数字です。ひとくちに70万人と言うと簡単ですが、これは大都市である千葉市の成人男女全員がギャンブル依存症になっている、というのと同じですから、大変な数です。パチンコ依存症患者は男女比でいうと圧倒的に男性が多いですが、中には女性も存在し「パチスロ依存症主婦」が社会問題にもなっています。

そして1番多いギャンブルは圧倒的にパチンコやスロットで、1ヶ月に使うお金は平均58000円でした。

依存症患者の割合を他の国々と比較すると、アメリカが1.9%と日本より高いですが、オランダやフランスなどよりは日本の方が高く、久里浜医療センター副院長の松下幸生医師は「日本はパチンコ店などのパチンコ業界施設が近隣に日常的にあり、利用しやすいため」と分析しています。

克服できないトラブルではない

しかし一方で、パチンコからの「自然回復率」、つまり自分の力でギャンブル依存症を脱却した割合は80%以上あり、これはほかの外国と比べて非常に高くなっています。ただしパチンコ以外の場合は44%程度とその半分の脱却率で他国並みです。しかしいずれにしてもギャンブル依存症は克服できない生活や精神上のトラブルではない、ということです。

ギャンブル依存症になると発生する4つのトラブル

ではそのようなギャンブル依存症になった場合、どのようなトラブルが自分や周囲に起こるのでしょうか。それは大きく分けて4つあります。

1つは自分の時間やお金を失ってしまうということです。特にお金はギャンブルに全財産をつぎ込んですべてを失ってしまってもまだ止めることができず、借金に借金を重ねて返せなくなるほどでもさらに続けてしまう、という恐ろしいトラブルが待っています。

2つめは社会的信用や仕事そのものを失ってしまうことです。借金を繰り返している人はまず周囲から信用されません。カードも止められてしまいます。それだけならまだいいですが、そのうちギャンブルで頭がいっぱいになって仕事が手につかず、無断欠勤して朝からパチンコ屋に並ぶというような状況になると、会社そのものをクビになり、収入の道が途絶えます。

3つめは自分にとって大切な人を傷つけ、やがて失ってしまうということです。ギャンブル依存症は本人だけではなく、周囲にいる家族や恋人にも非常に大きなトラブルを抱えさせます。それは心理的なものだけではなく、金融業者が家に押しかけて来る、闇金に手を出して暴力団に襲われる、借金で全財産をなくし自分も家がなくなる、自分の貯蓄まで使われてしまう、知らない間に自分の名義で消費者金融の借り入れやカードローンを組まれてしまう、など金銭的、物理的なトラブルも含みます。そうなれば、その人は自分自身を守るためにギャンブル依存症の人の周囲から離れていってしまうでしょう。本人が拒否をしても、家族や両親がそうするはずです。

4つめは刑事事件を起こしてしまうことです。世間で発生する横領や詐欺、窃盗などの刑事犯罪の理由はギャンブルでできた借金を返すためだったり、あるいはギャンブル資金そのものがほしかったためだったりすることが非常に多いです。ですからギャンブル依存症になるのは刑事事件の犯罪者の一歩手前にいることとイコールなのです。

止めたいのに止められない!ギャンブル依存症の症状と原因は?

ではそのようなギャンブル依存症はなぜ止められないのでしょうか。どのような脳のメカニズムによって依存状態になるのでしょうか。

ギャンブル依存症は精神疾患

かつてはギャンブルを止められない人は、意志薄弱、性格未熟、無計画、刹那主義など、その本人の人間性に問題があると考えられていました。

しかし1970年代頃からは、それは個人的な性格の問題ではなく、何らかの原因で罹患してしまった精神疾患だと考えられるようになりました。その疾患内容は先に書いた通りです。

またこのギャンブル依存症は治らない病気「ではない」と書きましたが、しかし同時に矛盾した言い方ですが「治らない病気だ」とも言えます。それは依存症が治癒したというのは完全にギャンブルをしなくなる状態ですが、仮に長期間にギャンブルを止められても、何かの拍子にまたギャンブルに手を染め、再度アリ地獄に落ちていってしまうことが多いからです。パチンコの自然回帰率80%も、いったんは脱却できる人が80%という意味であって、その中の多くの人がまたパチンコに手を出してしまうのも事実です。

そしてギャンブル依存症患者のほとんどは、それにはまる前まではごく一般的な健全な生活を送っていた人です。特にギャンブルが好きだから、とか、射幸心が強くイチかバチかで生きている、などの人ではなくても、誰でも思わぬ落とし穴に落ちるようにギャンブル依存症にかかってしまう可能性があるのです。

ギャンブル依存症になる原因は

ではどうしてギャンブル依存症になってしまうのでしょうか。

まず表面的な現象で説明すると、1回大儲けをしてしまうということがきっかけになりがちです。少額の掛け金で思いもよらない大金を手にしてしまうと、「また当たるはずだ」「勝てる」と考えてギャンブルを続けてしまうのです。それで負けが続いても、それによってあきらめることをせず、返って損を取り返すために、そして負けた時の気持ちを払しょくするためにさらにギャンブルにのめり込み、正常な判断力をどんどん失っていくのです。

そしてそれはお金の問題だけではありません。大金を当てた瞬間の興奮や高揚感といった強い刺激によって、まるでまさに薬物依存になったように、その興奮を求めてギャンブルを続けてしまう、という面も大きいです。この時脳はギャンブルを除いたあらゆる刺激に無反応になり、同時にギャンブルにだけ過剰に反応するような構造になってしまう、という機能変化を起こしています。この機能変化は一生残るので、1度ギャンブル依存症になっると、いずれまたぶり返してしまうのです。

このような症状がなぜ起こってしまうのかというと、根本の原因と仕組みは脳の中にあります。たとえばパチンコやスロットで大当たりになると脳内で快楽を感じさせるドーパミンという物質が分泌され、それによって興奮状態となります。そして同時にそれを沈静させる物質であるコルチゾールも通常であれば分泌されてバランスが取られます。しかしパチンコで大当たりをすると非常に強い刺激があるので、ドーパミンが大量に分泌されるためコルチゾールも大量に必要になりますが、その分泌が追い付かないためドーパミンが身体の中にある状態が脳の中では「通常の状態」と刷り込まれてしまいます。すると、そのドーパミンが時間経過の中で次第に減ってくると、「通常の状態」に戻そうとして、同じような強い刺激を脳が求めるようになるのです。これがギャンブル依存の状態です。

ギャンブル依存症が悪化するとどうなるか

ギャンブル依存症の症状は先に書いた通り、まずギャンブルに対する欲求が我慢できなくなります。そして借金をしてでもギャンブルをする行動に出ます。この時止めようと思っても、脳がそれを求めていますから止められません。それを無理やり止めると、離脱症状と言って、手が震えたり、幻視や幻覚が見えたり、異常に汗をかいたり、重い不眠にかかったりします。これがギャンブル依存症の悪化した状態で、離脱症状は薬物依存症やアルコール依存症でも起こる症状です。

さらにギャンブルを止められないということに対する自己否定の気持ちが起こると、さらにその苦痛から逃れるためにまたギャンブルをしてしまうという完全な悪循環に陥ります。またうつ病やアルコール依存、統合失調症、摂食障害などの精神疾患や生活習慣病などの合併症を起こす場合さえあります。

心配の場合はギャンブル依存症チェックで自己診断しよう

もしも今、毎日ギャンブルに行かないとイライラする、ギャンブルのことが頭から離れない、生活費はギャンブルで稼ぐ、借金はギャンブルで返済する、など正常な判断力がなくなっていたら、それはギャンブル依存症の可能性があります。もしも思い当たる点があったら、以下のサイトの「ギャンブル依存症チェック」あるいは「パチンコ依存症チェック」で自己診断をしてみましょう。

日本語版SOGS(South Oaks Gambling Screen)

治す方法はある!ギャンブル依存症克服の方法とは?

このようなギャンブル依存症ですが、1度かかると再度かかりやすくなるとは言うものの、いったんでも脱却している人は多いです。ですから自分がギャンブル依存症の場合、あるいは知り合いや家族がそうである場合は、以下の方法によってその治療を行いましょう。

家計簿をつける

自分がギャンブルにいくらお金を浪費しているのかを目の当たりにすることは、脱却のきっかけになります。したがって、ギャンブルに使ったお金、そして生活費も含めてすべての出費を、スマホの無料の家計簿アプリでもいいですから、1円単位で詳細に記録しましょう。もしも本人ができないのであれば周囲の人がそれを代行し結果を見せましょう。

嘘やごまかしをしないことを誓う、約束する

ギャンブル依存症につきものなのが、借金をしているのにしていないと嘘を言うことや、使った金額をごまかしたりすることです。それは何の問題の解決にもなりませんので、絶対にしないように自分に対しても、周囲に対しても約束をしましょう。また、どうしてもギャンブルへの欲求が止められない場合は、嘘をついて隠れてするのではなく、まず周囲に正直に告白しましょう。

少額の硬貨しか持ち歩かないようにする

手元にお金があるからギャンブルができてしまいます。逆に言えば、お金がなければどれだけしたくてもできません。ですから、外出時には絶対に、少額の硬貨以外の現金を持たないようにしましょう。もちろん、お札だけではなく、キャッシュカードやクレジットカードも持って行ってはいけません。さらには運転免許証などの身分証明書があるとカードローンが組めてしまいますから、それも家族に預けておきましょう。

ギャンブルに関する情報をシャットダウンする

仮に今はギャンブルが我慢できていても、何らかの刺激があると脳にできてしまったギャンブル依存の回路が復活して、また始めてしまいます。ですから、コンビニの雑誌、スポーツ新聞などのギャンブルの情報が載っているものには絶対に近づかないようにしましょう。

自助グループミーティングに参加する

自助グループとは、依存症患者本人が集まって、自分の体験を語り、人の話を聞く「分かち合い」の集まりです。これは「集団精神療法」というもので、薬剤での治療が難しいギャンブル依存症の治療方法としては現時点では最も有効なものです。

ネットなどで探せば自助グループは見つかるはずですから、連絡を取って週に1~2回のミーティングに最低2年間は通い続けましょう。

精神科での治療を受ける

精神科にはギャンブル依存症から回復する依存症治療プログラムがあります。精神科病棟のある病院に入院し、そのプログラムを受けましょう。ここでも行うことは主には患者同士による集団精神療法です。ギャンブルと距離を置いた場所で日常生活を根本から見直せるため、治療効果が高いです。

いずれにしてもギャンブル依存症脱却は一朝一夕にはできません。本人だけではなく周囲もあきらめないで我慢強く治療を続けることが最も重要です。

ギャンブルから足を洗って借金を完済する!その方法は?

ギャンブル依存症脱却のうえで重要なことは、依存症そのものを抑え込むことと同時に、作ってしまった借金を完済していくことです。それがあるうちは社会復帰をしたとは言えません。そのためには以下の方法を行いましょう。

日常でできること

まず日常の生活から変えることが重要です。その1つは、ギャンブル依存症の脱却のところで紹介した、家計簿を詳細につけることです。これは借金を返済することにも有効です。

2つめはこれも依存症脱却と同じですが、余計な現金を絶対に持たないことです。

3つめは自分の消費を抑えて借金返済に回せるように、何かを買う場合「これが本当に必要か」といったん立ち止まって考えることです。そして不要不急のものであれば買わないようにしましょう。

さらに返済スピードを上げるために

上のことが100%できれば、毎月わずかづつでもお金の収支がプラスになるので、借金の返済ができます。しかしそれをさらに加速させるためには以下のことも行いましょう。

1つは絶対に追加で借金をしないことです。最悪なのは1つの金融機関で借りている借金の返済期限が迫ってもそのお金が用意できないために、ほかの金融機関で借りてそれに充てる、ということです。それは完全な自転車操業ですので、絶対に借金は減りません。

2つめは、おそらく金融機関も貸してくれないでしょうが、闇金などを含めて、借金がある間はローンを組まないことです。家や自動車、高級なブランド品などを買う時にローンを組みますが、これも新たな借金ですから、絶対にしてはいけません。

3つめはそれでも借金が減らなければ最後の手段として、弁護士に頼って「債務整理」を行うことです。債務整理とは、法的な手続きをして借金を減額したり、あるいは0にすることです。方法には、借金を0にする「自己破産」、債権者と交渉して支払額を減額する「任意整理」などがありますが、素人では手続きも困難ですし、どの方法が適切かわかりません。ですからまずは法律事務所の弁護士に相談しましょう。

ただし債務整理をした場合、親や知人が連帯保証人の場合その人たちに返済義務が生じ、多大な迷惑をかける可能性があります。また債務整理をすると、まずクレジットカーは無効になり、その後5年~10年間は新たに作れません。

まとめ

いかがですか。

ギャンブルを止められず、生活が破たんしても続けてしまうのは、意思が弱いのではなくすでに脳の機能が変わってしまっているギャンブル依存症です。それは自分だけではなく大切な人まで間違いなく不幸に落とし入れます。ですから絶対に治療しましょう。

治療はそう簡単ではありませんが、粘り強く色々な方法をとればできますからあきらめずに取り組んでください。そしてギャンブルで作った借金も生活の見直しをして返済し、それでも無理な場合は弁護士に頼んで債務整理をしましょう。

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