だんだんと蒸し暑くなる頃だ。
外回りのサラリーマンや、屋外で働く労働者にとっては億劫な季節がやってくる。
また、屋内であっても、たとえばアミューズメント施設の従業員となれば、あっちからこっちへ右往左往しなければならないので、相当に体が堪える時期である。
そうだ、ちょっと昔話をしたい。
筆者がまだ19歳かそこらだった頃、パチンコ屋のアルバイトの子と交際していた。
ある晩、家で横になっていると、アポなしでその子がやってきた。
家に上げるとたちまち、とんでもない異臭がするではないか。
そう、季節な真夏。彼女はパチンコホールを駆けずり回ったために、足の裏に多量の汗をかき、それが靴の中で蒸れまくっていたため、この世の終わりみたいな匂いを発していたのだ。
このように、蒸し暑い時期の労働者の足なんてのは、男女の違いもなく臭い。
ここばかりはケアを徹底していても、なかなか無臭で抑えるにも難しいものだ。
しかしご安心、世間には足の匂いを抑えるための石鹸というものがある。
今回はこの手の石鹸のうち、1000円程度で入手できるものをいくつか紹介していきたい。
【この記事の目次】
ブテナロック 足洗いソープ(久光製薬)
足の匂いがキツくなるほどに蒸れてしまう=匂いの原因となる様々な雑菌が繁殖しているということ。
これを放置すれば水虫などの原因になってしまい、きわめて不衛生となる。
逆に言えば、そういった水虫などの治療薬を輩出しているメーカーの出す足用石鹸は、効果も高いということだ。
久光製薬のブテナロック 足洗いソープは、まさにこのパターンにがっちり当てはまる。
泡状のソープになっているので、使いやすいし、爪の間などの悪臭の原因にもしっかり浸透しやすい。
外回りの知人がやけにこの商品を推すので、相当に効果が高いようだ。
実際、筆者の家にも常備しているが、これを使っていると、外出から帰ってきても、確かに匂いが抑えられていることが実感できる。
参考価格は756円だが、Amazonでは500円以内で購入可能。
フットメジ 男の足用角質クリアハーブ石けん(グラフィコ)
足の形をした石鹸。
その見た目通り、足の発する嫌な匂いの原因を殺菌してくれる効果が高い。
角質レベルで匂う足を、しっかりと洗浄してくれるので、これを使うと普通の石鹸にはまず戻れない。
そもそも足の匂いを綺麗さっぱり落とすには、通常の石鹸では役不足なので、こういう専用のものを使うに限る。
くわえて、足の角質をポロポロ落とすジェルなんかも市販されているので、あわせて使えばますます効果は絶大になるだろう。
Amazonでは1,000円代前半で販売されている。
柿のさち 薬用柿渋足用泡ソープ(マックス石鹸)
100年以上の歴史を持ち、長年石鹸で勝負しているメーカーの足用ソープ。
柿に含まれるタンニンには、消臭効果が認められているということなので、その効果に期待して使っている人も多い。
ネット通販でもそこそこ売れており、リピーターも多いようだ。
筆者はまだ試したことはないが、昨今は効果が高い足用石鹸も多いので、これも期待できる。
もちろん日本製。
楽天、Amazonともに、1,000円程度で入手可能。
数多くの足用石鹸で、この夏を清潔に乗り切れ!
というわけで、今回はこれからの季節、多くの労働者の悩みの種となる、足の嫌な匂いを解決するための石鹸を紹介していった。
とにかく効き目本位。
足の匂いは周囲の人々にも不快感を与えるし、水虫の原因にもなってしまう。
こういったデメリットを防ぐためにも、是非とも専用の石鹸を使ってみてはいかがだろうか。
(文/松本ミゾレ)