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同僚や友人から借金を返してもらうにはどうすればいいの?

投稿日:2017年12月6日 更新日:


会社の同僚や友人を相手にお金を貸したけど、なかなか返してもらえない状態となってしまった場合には、貸した自分の方が悶々とした気持ちを感じる羽目となります。そのような人たちから返済してもらうにはどうすれば良いのでしょうか?その方法を紹介します。

同僚や友人に貸した借金の督促の仕方

お金の切れ目が人間関係の切れ目だといわれるほど、お金の貸し借りは信頼関係に影響を及ぼします。もしも返済できなかった場合は、金額にかかわらず信頼を失墜させてしまいす。

借金返済の遅延や滞納は、いかなる理由があろうとも、100パーセント借りた側に非がありますが、貸した方も大切なお金ですから、しっかりと督促をしなければなりません。先ずは、職場の同僚や友人に貸した借金の督促の仕方について紹介します。

返済期限が来たらすぐに請求

お金を貸す場合には、返済期限を決めることが重要です。ネット上をリサーチすると、返済期限を決めていなかったがために、なかなか返してもらえなかったという話しや体験談が数多く投稿されています。

実は返済日が決まっていないケースでは、いきなり催促をすることができません。一定期間の催告をして一定期間が経過しないと返してもらえないのです。逆に、返済日の取り決めをしている場合には、返済日になったらすぐに取り立てましょう。内容証明郵便で催告の様子の証拠を残しておくと良いでしょう。

自主的な返済は期待しない

家族ぐるみの付き合いのある相手や、毎日顔を合わせる仕事場の同僚などの場合には、わざわざ言葉で返済を求めなくても向こうから返してくれると信じている人がいらっしゃいます。

しかし、相手の自主性に期待するのはやめましょう。特に浪費癖のある相手や、生活費に困っている状況の相手の場合には、自分から返済するという可能性は低いでしょう。最初は返してくれというのは勇気が要るかも知れませんが、ちゃんと主張しましょう。

返済逃れに要注意!よくある言い訳とは?

貸したお金のを返してもらおうと督促をしても、あれやこれやと言い訳を重ね、返済を先延ばしにしたり、あわよくば返済を免れようとする人もいらっしゃいます。そのようなことに対処するために、よくある言い訳を知っておき、予め想定しておきましょう。

ここではその典型例として「急な出費が必要になった」「冠婚葬祭費用が必要になった」「盗難や紛失」「トラブルに巻き込まれた」について紹介します。

急な出費が必要になった

「急な出費が必要になった」という理由で借金を引き延ばそうとする人は多いようですが、冷静に考えると借りた側の事情でしかありません。そもそも借金はどのような理由があっても返済すべきものですので、「気の毒に思うけど返済期日だから返して」と伝えましょう。

また、貸す段階から想定しておけば、「急な出費が必要となっても返してね」と伝えてから貸すこともできます。先回りの対策も大切です。

冠婚葬祭費用が必要になった

冠婚葬祭の費用もよくある言い訳です。鵜呑みにして借金を先延ばしにされてはたまったものではありませんので、キッチリと期限を約束させましょう。この時は、世間話程度に「どこに結婚式に行くの?」とか「どなたが亡くなったの?」などとフイに突っ込むことを忘れてはいけません。

油断ならない相手だと思わせないと、なめられてしまう可能性があります。結果的に借金を引き延ばされる原因ともなりかねませんので、本当に冠婚葬祭かどうかの確認は必要です。

盗難や紛失

財布を盗まれたとか、紛失してしまったから現金がないというのもよくある言い訳です。この場合も冠婚葬祭のパターンと同様に、返済期日を確約させた上で、突っ込みを入れておく必要があします。

財布を盗まれたり紛失をしたことはセンセーショナルな内容ですので、その時の状況を興味深く質問しても不自然ではありません。なるべく具体的に状況を確認すると、相手にプレッシャーを与えることとなるでしょう。

トラブルに巻き込まれた

トラブルに巻き込まれたというのも常套手段の1つです。身内の借金や身内の交通トラブルなど、身内を出汁にして言い訳をするのです。債権者が合ったことがない身内だと、ウソのストーリーが作りやすくバレにくいため、架空のストーリーを作るのです。

その話しを信じるか信じないかにかかわらず、返済日を確約させた上で、ここでもしっかりと突っ込みを入れておきましょう。

どうやって督促をすればいいの?

督促をするとしても、金融機関の担当者でもない素人には、どのような方法で督促をすれば良いのか分からないという人が大半でしょう。借金の督促は心理負担も大きいと感じる人がいらっしゃるため、具体的な方法を知りたいという人も多いのです。

ここでは、「メールで借金返済の督促」「電話で借金返済の督促」「会って借金返済の督促」「書面を使って借金返済の督促」「裁判所を利用して借金返済の督促」の5つを紹介します。

メールで借金返済の督促

メールは手軽であるため、気軽に返済の依頼ができますが、その分相手も「もう少し待ってほしい」と気軽に返信ができてしまうため、返済へと直結しにくい特徴があります。

そのような場合には「じゃあ返済計画の相談をしましょう」と詰めたり、「いつ返せるか確約してください」と返済の具体化をすると良いでしょう。やり取りの履歴も残りますし、書面で返済を求める場合の参考としても活用できます。

電話で借金返済の督促

電話での督促の場合には、記録を残すことが難しいため、本当に親しい間柄の場合にのみ有効です。声しか聞こえない状態で会話をするため、場合によっては会話内容の誤解を生じたり、言った言わないの話しになるリスクがありますので、録音機能を使用するなどの工夫が要るでしょう。

また、言い訳を繰り返してその場を逃れられる可能性もありますので、電話だけで解決できる可能性は薄いと考えましょう。

会って借金返済の督促

直接会って督促する場合には、きっちりと返済計画を詰めましょう。もしも少しでも返せる場合には、必ず受け取る必要があります。なぜなら、一部でも返済してもらうと、相手は借金があることを承認したことになります。

一部でも返済してもらった場合には、その内容を盛り込んだ領収書を発行して、証拠としておくと良いでしょう。利息分だけでも返済してもらうように上手に促しましょう。

書面を使って借金返済の督促

書面を使って借金返済の督促をする場合には、期限付きの督促状や請求書を送付すると良いでしょう。督促状には具体的な返済に関する内容を記載する必要があります。

督促状に必要な内容

  • 債務者の氏名
  • 債権者の氏名
  • 請求日
  • 債権の内容や金額
  • 返済期限
  • 振込先

などです。もしも相手が督促状を無視する場合には、内容証明郵便で送りましょう。それによって、お金を貸した人の本気度合を伝えることができます。

民事調停を利用して借金返済の督促

簡易裁判所に対して民事調停を行い、 第三者を立てて借金の返済を求めることも可能です。裁判所の呼び出しを無視すると、5万円以下の過料が必要となる可能性があるため、相手も交渉に応じる可能性が高くなります。

また、調停成立となって和解が成立すると、もしも破られた場合には差し押さえをすることもできますので、民事調停も視野に入れておっくと良いでしょう。

まとめ

職場の同僚や友人にお金を貸した場合には、たとえ信頼できる相手だとしても返済日には督促をしておきましょう。

あいまいになってしまうと、相手もルーズになる可能性がありますし、その結果、返済が遠のき、結局人間関係にヒビが入ることが想定されます。借りた側を甘やかさずにキッチリと督促をすることが大切です。

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