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カードローンの審査に通りやすい人と通りにくい人の違いとは?

投稿日:2017年5月18日 更新日:


急な出費でまとまったお金が必要となったり、後からお金が入ってくる見込はあるのに当面の資金がショートしそうな時、どうやってお金を工面すれば良いのでしょうか?

身内や友人から借りるということを思いつく人も多いかと思いますが、できればそれは最後の手段にしたいですよね?

そんな時に有効な手段としてカードローンという方法があります。カードローンは手軽に利用できる上、計画的に利用をするのであれば安全で効果的な方法です。

お金が不足するということは、経験した人でないと分からないほどの恐怖や不安を覚えるものですが、そんな時に救いとなってくれるのがカードローンです。

しかし、誰でも簡単に借りれるわけではなく、ちゃんと審査に通過しなければなりません。この記事ではカードローンの審査に通りやすい人と通りにくい人の違いについて解説します。

そもそもカードローンってなに?

通常金融機関からお金を借りようと思うと、担保が必要だったり、保証人が必要だったりしますが、カードローンは無担保で借り入れができる上、保証人も要らないので、申し込み者本人の信用だけで融資をしてもらえるローンです。

従来は消費者金融系カードローンが中心でしたが、最近は銀行系カードローンも増えており、利用者の選択肢は増えています。インターネット完結でのキャッシングや、ローンカードを利用して無人契約機で借り入れや返済ができるという手軽さもあって、多くの利用者から支持されています。

カードローンは銀行系と消費者金融系がある

銀行系カードローンと消費者金融会社によるカードローンの違いは、金利と審査通過率があげられます。簡単にいうと銀行カードローンの方が金利が低い代わりに審査が厳しいのです。

かつてはカードローンというと消費者金融のイメージしかなかったという人が多いようですが、消費者金融が銀行の保証会社として裏で支え、銀行が新規貸付に積極的になっているため、銀行の貴重な収益源ともなっています。

いずれにせよ、三井住友銀行や三菱東京UFJ銀行のようなメガバンクを含め、ネット銀行や地方銀行など、数多くの銀行がカードローンを提供しています。

一方で消費者金融もクリーンなイメージの会社が増え、アコムやプロミス、アイフルのような大手消費者金融は、成約率も高く、多くの人が利用しています。

申し込み情報や、信用情報機関に登録されている信用情報を元に審査が行われるので、一定金額までは収入証明書も不要です。

銀行カードローンや大手消費者金融の審査に落ちたら、中小消費者金融業者を利用するという手段もあり、キャッシングの方法は銀行から受け皿の業者まで幾通りもあるのです。

最短即日融資も可能

多くのカードローン業者は審査スピードが迅速で、銀行カードローンも消費者金融カードローンも即日審査結果を教えてくれるところが多いのです。それどころか、貸付まで即日行っている所もあり、急ぎでお金が必要な申込者のニーズにも対応していいます。

カードローンの審査に通りやすい人の特徴

カードローンの審査は通りやすい人と通りにくい人でそれぞれ特徴があります。借入れ審査の基準はそれぞれの会社ごとにことなりますが、一般的に共通していわれている特徴を紹介します。

まずは、審査に通りやすい人の特徴から見て行きましょう。

勤続年数が長い

カードローンの審査では、長期的な返済能力があることを重視しています。そのため、安定収入があることはとても重要な要素となります。

その中で、勤続年数が長いことは審査で有利に働きます。勤続後間もない場合にはまたすぐ辞めてしまう可能性もあるため、同じ勤務先で長く務めている人の方が審査に通りやすくなるでしょう。

収入が多い

返済能力という観点で、収入が多いことも審査に有利となります。審査に通過するかどうかだけでなく、借入限度額にも影響します。

ただし、いくら収入が多くても、収入が不安定であれば安定収入とはなりませんので、継続かつ安定的な収入が原則となります。

借入実績がある

借入実績も審査ではプラスに働きます。

信用情報には、過去に借り入れがあってきっちりと返している実績や、クレジットカードの履歴などもチェックされていますので、それらの実績によってきっちりと返済できる人であるとみなされているようです。

カードローンの審査に落ちやすい人の特徴

今度は逆にカードローンの審査に落ちやすい人の特徴を紹介します。カードローンの審査に落ちやすい人も一定の特徴があり、それらの特徴がある人は審査通過が厳しくなったり、借入限度額の減額の対象となる可能性があります。

複数社から借り入れをしている

複数社から借り入れをしている多重債務者の場合は審査通過が厳しくなります。他社の借入がある場合には、借入額の減額をすることも大切なのですが、それ以上に借入件数を減らすことが重要となります。

複数社から少しづつ借り入れをしている場合には、1社にまとめてしまってから借入申し込みをするなど、件数を減らすことをおすすめします。

安定収入がない

安定収入がない場合には、銀行からも消費者金融からも借り入れを行うことは難しいでしょう。どこのカードローンでも安定収入は申し込み条件としているので、そもそも申し込み条件を満たしていないということになります。

ただし、配偶者に収入がある場合には本人に安定収入がない専業主婦でも借入ができることもあります

消費者金融は貸金業法に定める総量規制というルールがあって、本人の年収の3分の1を超える借り入れはできませんが、銀行カードローンの場合は総量規制の対象外となるので、専業主婦にも融資をしているところもあります。

もしも専業主婦が消費者金融から借入をする場合には、総量規制の特例である配偶者貸付を利用する必要があります。これは配偶者の許可の元に、配偶者と合算した年収の3分の1までの借入を可能にする方法です。

ただしこの場合は配偶者に内緒で借り入れをすることはほぼ不可能です。

信用情報ブラックである

過去に遅延や滞納、債務整理などの経験がある場合には信用情報ブラックとなっています。

信用情報は項目によって数年間の金融取引情報が残っていますので、金融事故を起こした場合にはその間の借入は厳しいでしょう。

スーパーホワイトである

信用情報に何の記載もない場合も審査には不利となります。金融事故を起こした後は金融取引ができず、信用情報から金融事故の情報が抹消されたとしても、今度は何も履歴がない真っ白な状態となります。

融資をする業者側は、この真っ白な信用情報(スーパーホワイトという)を見て、過去の金融事故を疑いますので、審査で不利に働くことになるのです。

現金主義の場合には元々信用情報に履歴が残らないので、この場合は現金主義であることを主張する必要があるでしょう。

申し込みブラックである

短期間で複数社の業者に申し込みをしていることも融資する業者側が嫌がる対象です。

それだけお金に困っているとみなされたり、契約に至っていない場合には何か事情があると疑われるので、審査では不利となってしまいます。

まとめ

カードローンは銀行からの借入であっても、消費者金融からの借入であっても、しっかりとした審査が行われます。審査基準は各社ごとにその内容がことなりますが、審査に通りやすい人と審査に落ちやすい人にはそれぞれ特徴があります。カードローンの利用を検討している人は、それぞれの内容を参考にした上で、審査に臨みましょう。

(文/田中英哉)

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