Amazonというと昔は本やCDのみの取り扱いでしたが、今では何でも買えます。趣味はもちろん、生活に必要な食料品、日用品、衣料品までAmazonで購入することができます。
Amazonはいまやスーパー、ホームセンター、その他専門店などいろいろなお店が入った大型ショッピングモールなのです。Amazonだけで衣食住をまかなえるか検証してみました。
食料品をAmazonで買う
Amazonで「食」をまかなうことは可能でしょうか。Amazonでは食料品はもちろん調味料や飲み物までそろっているので、カレーライスを作ってみましょう。
白米 | 1,880円 (富山県産コシヒカリ(平成27年産)5kg) |
豚肉 | 2,289円 (肩ロース+モモ 1kg) |
たまねぎ | 1,080円 (越冬たまねぎ 3kg) |
じゃがいも | 2,070円 (きたあかり 3kg) |
にんじん | 1,980円 (無農薬にんじん5kg) |
カレールー | 148円 (ハウス こくまろカレー中辛 140g)*プライム会員専用 |
水 | 1,231円 (おいしい水 富士山 (2L×6本)×2箱) |
肉1キロはもちろん野菜も全てキロ単位のまとめ買いしかできません。余った材料を有効活用できない場合は圧倒的に損をします。参考までにカレールーの後ろに書かれた5皿分の量に換算すると次のようになります。
- 白米 :294円(約780g)
- 豚肉 :457円(200g)
- たまねぎ :108円(300g)
- じゃがいも :104円(150g)
- にんじん :40円(100g)
- 水 :35円(700ml)
家族5人分の夕飯が1,186円になるので、地元スーパーで同じような内容を買ったときと同じか少し安いという結果になりました。
ただし前述した通り材料を使いまわすスキルが必要です。また今回はカレーなので材料を全て揃えることができましたが、スーパーに比べると商品の種類が少なくメニューが制限されます。
一方調味料、カップめんなどのインスタント食品、調味料はAmazonで安く購入できます。テレビでやっていたものを食べてみたい・使ってみたいというときは地元のスーパーで探すよりも簡単に若干安く購入することができます。
Amazonで買った「衣」で会社に行く
会社にいくスタイルで、スーツを除いた衣料品をAmazonで揃えることができるのでしょうか。
まずワイシャツですが紳士服の大手である洋服の青山が出店していて様々なワイシャツが揃っています。店頭価格よりも5~10%値引きされていますが、送料がかかるので同等もしくはちょっと高くなるという結果になりました。
次に下着類ですが、こちらも豊富なブランドが取りそろえられています。サイズ検索はもちろんカラー検索もできるので簡単に探すことができることが嬉しいポイントですね。
有名ブランドGUNZEも出店しています。値段は店頭と同等、条件を満たせば送料無料ですが送料がかかる場合は店頭で買うよりも高くなります。パンツ、靴下、シャツはどれもそのような結果になりました。
Amazonで「住」に必要なものを揃える
Amazonのカテゴリーには「ホーム&キッチン・ペット・DIY」があり、ここで必要な日用品は大概揃えられます。送料がかからなければ多くが店頭価格と同じですが、送料がかかると損になります。ただし同じ商品でも多くの店舗が出品しているので検索して一番安く抑えていくことができます。
洗剤はボトルはもちろん詰替えの種類も豊富にあり、例えば「アリエール 洗濯洗剤 液体 詰替え用」と調べれば詰替えサイズごとに検索できます。同検索結果では「詰替 700g」「詰替 1350g」「詰替1350g×2個」「詰替 1350×6個」となります。まとめて買う方が安くなり、軽くなるという傾向があります。
オムツをAmazonで購入する人は多いです。その理由は定期購入機能で、定期購入を設定すると通常値段よりも10%安くすることができてお得になります。
AmazonファミリーやAmazonプライムなど会員費がかかりますが、Amazonの使い方によっては早く届くや会員限定商品を利用できるなどメリットがあります。
(文/高橋亮 写真/Denys Prykhodov / Shutterstock.com)