あなたは毎月通信料をいくら払っていますか?スマホは機能が増えたため機種の値段も上がり、プランもそれに応じて高くなっていく中、通信費は削減どころか高くなっているのではないでしょうか。
そんなあなたにLINEアプリをおすすめします。LINEアプリは誰にかけても電話が無料もしくは安くなるという他にはない大きなメリットがあるのを知っていましたか?
LINEとは?
LINEとは無料通話・無料メール(メッセージ送信)ができる無料のアプリです。
2011年の6月にサービスが公開されてから1年半後には登録ユーザー数が世界で1億人を突破、今では全世界で4億人以上が使っているといわれ急速にユーザーが増えているメッセンジャーアプリです。
LINEの音声通話とは?
LINEの基本的な機能は主に2つあり、1つは音声通話でもう1つはメッセージのやり取りです。まず通話ですが同じようにLINEアプリを使用している人とならば無料で音声通話ができます。
自宅の電話(固定電話)やLINEアプリを使っていない携帯電話・スマホへの通話はLINE Outを利用すれば最大67~95%オフになります。
LINE Outは月額基本料0円、初期費用0円、接続費用0円で通話料金以外かかりません。
普通にスマホから通話する場合1分あたり平均43円かかりますが、LINE Outを使用すれば携帯電話・スマホへの通話は1分あたり14円、固定電話へは1分あたり3円とかなり安くなります。国際電話も驚きの安さになっています。
LINEトークとは?
もう1つのメッセージのやり取りは「トーク」と呼ばれ、同じようにLINEアプリを利用している「友達」に送ることができます。メッセージのやりとりはSMSような形になります。
LINEアプリでの通話やメッセージ送信は「友達」を登録しておくと便利です。友達は様々な方法で検索できますが、セキュリティ設定のレベルによってはLINEアプリをダウンロードすると「知り合いかも?」とLINEアプリをやっている知り合いが表示されます。
情報は双方に送られるため、既にLINEアプリを利用している人にもあなたLINEアプリを利用し始めたときに表示されるようになります。
通信費を安く抑えることができる
LINEアプリを利用すると通信費を安く抑えることができます。携帯電話大手各社も「短時間電話する人」「あまり使わない人」向けの格安プランを提供していますが、通話料を定額にすると平均2,000円上乗せされます。
また同じキャリア同士(auならばauのスマホのみなど)のみに限る、同じキャリア同士の家族間に限るという限定サービスが多いです。
一方LINEアプリでは相手がどこのスマホを使っていてもどれだけ通話およびメッセージのやりとりをしても無料です。相手がパソコンを使っていても無料です。この同じキャリアにこだわらない、パソコンでも良いという仕組みが人気の理由のひとつとも言えます。
LINE Outで電話代も節約
さて、どれだけ通信手段が増えても電話をする機会がまったくなくなるわけではありません。
自分の携帯から顧客や取引先に連絡することがあったり、飲み会でお店の予約をしたり、子どもの友達の家に電話をかけたり、実家の両親に電話をかけたりしますよね?
意外にも固定電話にかけることが多いのですが、LINE Outを使用すれば電話代はとても安くなります。LINE Outから固定電話への通話時間が5分間だと通常ならば216円、LINE Outを使用すれば15円、200円以上お得になるのです。
データ通信料を有効活用する
携帯電話やスマホの料金の内訳は基本料金、通話料、データ通信料です。
プランによっては通話代が無料になることもありますが、それには契約時の条件を満たさなければいけません。そのためLINEアプリの誰に電話をかけても無料もしくは格安という通話料とても魅力的なのです。
ここで知っておきたいのは通話料が無料なのはデータ通信を使っているからです。つまり通話料を通信料に置き換えたことになるのですが、みなさん通信料ってどのように支払っていますか?
多くの方が定額ではないでしょうか?現在では大手キャリアのデータ通信料はデータ定額プランが大部分を占めています。
データ通信が1GBから細かく分かれている状態です。あなたは自分の契約しているデータ量と実際に使っているデータ量の差を知っていますか?
私の場合、いまある条件を満たすために5GBの契約をしなくてはなりませんでしたが実際に使用しているのは1GB未満です。そのためLINEアプリを使ってデータ通信料が増えてもこのままのプランで十分補えます。
場合によっては契約しているデータ量ギリギリまで使っている方もいるでしょう。しかし多くの方が契約しているデータ量全てを使いきれていないのではないでしょうか。
Facebookとは何が違うの?
最後にFacebookとの違いを説明します。LINEアプリとFacebookは友達とやり取りするという点ではとても似ていますが、Facebookの本質はブログに似ており「今していること」を投稿して友達に知らせるというSNS(ソーシャル・ネットワーキングサービス)です。
投稿された記事を読んだ友達は「いいね!」を押して記事に共感・応援したり、コメントをしたりします。記事の公開範囲で発信先は絞ることはできますが、LINEアプリのようにメッセージのやりとりをすることに特化していません。
LINEアプリのようにメッセージのやり取りに特化しているのはFacebookメッセンジャーです。
最近ではLINEアプリの特徴だった「スタンプ」という大きな絵文字を送ることができるようになり、LINEアプリとの差は無くなってきました。
しかしメッセージのやり取りに関してはLINEアプリの方がパイオニアであり、利用者も格段と多いです。通信料の見直しをする点においてもサービス内容についてもLINEアプリの方が充実しているため今後も利用者は拡大し、無料通話対象が増えることで通信料はさらに安くできることが期待できます。
(文/高橋亮 写真/Twin Design / Shutterstock.com)