貯金の目標は100万円。貯金をする上でまずはこの金額を目標にしている人は多いでしょう。100万円の貯金があれば何となく心にゆとりを持つことができ、ある程度の急な出費に対応することができます。では1年間で100万円を貯めるためには毎月いくら貯金しなければならないのでしょうか?
リアルに1年間で100万円貯めるには?
1年間で100万円を貯めるとなると漠然とした計算では当然貯めることができず、100万円を貯めるために毎月いくら貯金しなければならないのか、一日あたりの貯金額はいくらになるのかを知ることで貯めることができる生活を送れるようになります。
毎月の貯金額は?
一年間で100万円を貯めるためには100万円÷12ヶ月=83,333円を毎月貯金しなければなりません。100万円という数字は大きな数字ですが、ひと月8万円ちょっととなると少しハードルが下がってきた気がします。
さらに一年間で100万円を貯めるためには100万円÷365日=2,739円となります。さらにハードルが下がりました。このように細かく計算することで一年間で100万円を貯める仕組みを知ることができます。
とは言っても毎日2,739円貯めることができるわけではありません。大半の人がお給料日は月に一回ですし、それを上手くやりくりすることで生活をしています。こうなると毎日2,739円貯められない人の方が多くなってしまいます。
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100万円貯めるために見直すべき日々の習慣
一年間で100万円を貯金するために毎月いくら貯金をしなければならないのか仕組みを理解したら実践です。月に8万円程度の貯金をするというのは収入によっては苦しい場合もあるでしょう。まずはお金を貯めることができるように日々の習慣から見直してみましょう。
コンビニやカフェの利用を止める
通勤途中や帰宅する途中、買い物の際などにコンビニやカフェの利用をしている人も多いでしょう。ですが実はこの部分が意外と出費の多い部分であり、浪費に繋がっています。
例えばコンビニです。新しい限定のスイーツなどが出るとついつい買ってしまいませんか?ランチ代を節約するために外食ではなくコンビニで済ませる際に必要のないお菓子や雑誌などを買ってしまうことはありませんか?お金を貯めることにおいてはよくない習慣です。カフェも同じです。コーヒー一杯の値段は数百円程度でも毎日利用することで月に何千円もの出費になってしまいます。これをなくすことで毎月数千円、貯金額が増えるのです。
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便利なものに頼りすぎない
最新で便利なものと言えばスマートフォンです。現代人の多くはこのスマートフォンなどの通信費に多くの費用を出しています。スマホだけではなく家電などもそうですが便利なもの新しいものほどお金がかかります。しっかりと予算を決めて購入するのであれば問題はないのですが手当たり次第に便利だからと言って取り入れるのは無駄の浪費になってしまいます。
クレジットカードを何枚も持たない
クレジットカードを一枚に絞ることで毎月の支払い額をしっかり把握することができるようになります。最近では電子化の流れからネット上で利用明細を見ることがほとんどで紙の明細も送られてくることも少なくなりましたが、できれば紙の明細で無駄だと思ったものにチェックを入れて次の月に同じことを繰り返さないようにしましょう。
以上3つの習慣を見直すことで月に数千円から数万円も貯金を増やすことができ、人によっては月の目標である83,333円に到達する場合もあるのではないでしょうか。
1年間で100万円を貯める3つの方法
毎月8万円程度貯金して一年間で100万円の貯金を目指すために取り入れるべき方法を3つ紹介しましょう。
口座を出費ごとにわける
銀行口座を4つ作り、家賃、光熱費、通信費/自己投資費/娯楽費/貯蓄の4つのわけます。この各口座からそれぞれの用途に合わせてお金を使っていきます。貯金の口座に毎月8万円程度回すことができれば自然と一年間で100万円貯まることになります。
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家計簿でお金の流れを把握する
一ヶ月のお金の流れを家計簿をつけて振り返ってみると無駄な出費が多いことに気づくことができます。無駄なものにお金を使ってお金がなくなってしまうことほど無駄なことはありません。自分の支出を見直し、お金を育てる意味でも簡単でいいので家計簿をつけましょう。
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最強の貯金術、「500円貯金」
お金が貯まっていくのをより実感することができるのが500円玉貯金です。貯金箱が重みを増していくことで貯金を続けているというのを実感することができます。
500円玉がお財布の中に入っていたら貯金箱に入れますし、買い物などで500円玉を作るためにはと計算するようになるのでやりくりの意識も出てきます。
100万円という金額は貯金額でも一つの目標となる額であり、普通に生活をしているとなかなか貯まらないものですが、3つの方法を試してみることで貯まるという感覚を知ることができ、すぐにでも実践できる3つの方法を紹介します。
(文/中村葵)