やあ、僕はライター界随一のめんどくさがり屋、松本ミゾレだ!僕は意識が高くないので、家にこもって毎日1時間しか仕事をしないので、よく同業者に「そんなんじゃダメだ」と怒られる。
そんな僕でも、一念発起してバリバリと仕事をする場合がある。今日はそんな珍しく頑張っているときの僕の様子について、絶対に誰も興味がないとは分かってるけど、是非読んでもらおうと思う。
移動中の2時間で何本の記事を書くのか?
僕は東京で仕事をするとき、一応ノートパソコンを持参している。その主な目的は、滞在先のホテルでゲームをするか、エッチな動画サイトを閲覧するか、ほとんどこの2つしかない。
しかし、せっかく持ち出した以上はちょっとした時間に立ち上げてメールをチェックしたり、仕事の内容を確認することも、たまにある。
そして稀に、東京までの片道2時間の間に、新幹線の中で原稿をやることもあるんだけど、この2時間のうちに、3つか4つぐらいは書いてしまえる。僕は非常に筆が早いタイプなので、旅の風情を楽しみながらでも、十分に2日分のノルマを稼ぐことは可能なのだ。
おおよそ、記事1本の単価は3,000円から5,000円を推移して、媒体によってはまちまちなんだけども、平均すると4本書けば片道分だけで16,000円の仕事を済ませることができるというわけだ。
もちろん、気が向けば帰り道やホテル滞在中も原稿をやるので、ネット環境さえあれば原則、僕は世界の何所にいようと仕事ができるわけである。
昨年11月にも小学校からの同級生たちと沖縄に遊びに出向いたけど、ホテルでは普段どおりに仕事をすることができた。遊びに出ているときぐらいは遊びに集中したいものだけど、そこはフリーランス。仕事を後回しにしていると、気が休まらないのだ。一応、“納期を落とさないライター”として売っているし……。
気になる他のライターの仕事内容とそのギャラ
もっとも、僕は上昇志向も何もないので、仕事の頻度をこれ以上多くする気もないんだけど、それはそれでいつまでも月収が変動しないというデメリットもある。やっぱり、ライターとしてバリバリ働きたいという人なら、あれもこれもと手を出してどんどん顔を売っていくもの。
僕がライターの世界に誘った同業者の女性はこの最たる例。活動からおよそ2年で、この女性は売れっ子となり、現在ではラジオ出演30分で20,000円のギャラを稼いでいる。じ、時給換算すると40,000円かよ……。
さらにこの女性、現在ではウェブ媒体だけじゃなく、週刊誌でも連載を持っているのだから、随分と遠いところに行ったものだ。でもこれ、言い換えればライターは、当人の努力次第でどこまででも売れることが可能ということでもある。
もちろん、基本的な文章力と知識は必須だけど、一旦軌道に乗ればかなり安定して稼げるので、ボーナスがないことに目を瞑れば決して悪い仕事ではない。
頑張り次第でライター生活は可能
僕はライターの中でもモチベーションが低く、仕事をそんなに増やしたくはないと考えているタイプだ。芸能人やら著名人に対して、良い思いをしたことがないので、今では場末の隅っこの方にいる人々にしか取材もしない。
そんな僕でも何年もやれているのがライターという仕事だ。やれているということは、生活するだけの稼ぎもあるということである。ましてや僕は実家とは離れた場所に暮らしているため、もしも実家で暮らしているという人がライターになりたいというのなら、ハードルはさらに低くなる。
頑張り次第ではどうとでもなるのがライター。もしもあなたが、現在サラリーをもらう生活に、ちょっぴり退屈を覚えているのであれば、いっそこっちの世界に飛び込んでみてはいかがだろうか?
大丈夫。どこの編集部も、慢性的に人材不足なのだから。
(文/松本ミゾレ)