以前、ここで「スクラッチ宝くじなら○分の1の確率で200円が100万円に!」というコラムを書いたことがある。(※参照リンク)
「へえ、これはなかなか面白い話だなぁ」と思ったら、僕の署名があったので、覚えてないけど多分僕が書いたんだろう。
ざっくり結論を書くと、スクラッチで100万円を的中させる確率は1/125,000(12.5万分の1)と結論付けてたんだけど、これって実は結構良心的じゃないか、と思うんだよね。
比較対象をパチスロにした場合、決して悪い確率じゃないように感じたのだ。というか、スクラッチの1等確率と、パチスロの一番強い大当たりの確率がほとんど変わらないことに着目した。
今回は、その根拠について書いていきたい。
パチスロのレアフラグとは?
はじめに断っておくと、これは決してパチスロをけなす目的で書くわけじゃない。
そこをまずしっかりとご理解いただいたうえで、ここから先を読んでもらいたいんだけど、パチスロって基本的にメダルが1枚20円でホールより貸し出されるもの。
このメダルを使って当たるまで打つんだけど、1ゲームを回すのに3枚のメダルが必要となる。つまり1ゲーム60円を消費するということになる。
で、パチスロにはレアフラグと呼ばれる大当たりのきっかけが搭載されている機種が少なくない。現在ホールに設置されている、ある人気機種には、1/98304の確率で引き当てることのできる役が存在する。
これに当選すると、いわゆるメダルがダラダラと出続けて投資がストップし、当たり状態が維持されるという状態になるんだけど、はっきり言ってその恩恵は人それぞれ。30,000円分しか出ないときもあれば、200,000円分のメダルを吐き出すこともある。
大体前者に傾倒することが多く、200,000円分も出ることはほとんどないんだけどね。このようにせっかくの重い確率のフラグを引いても、結果が伴わないことも多々あるということになる。
レアフラグとほぼ同じ確率で恩恵は大!それがスクラッチ
パチスロの場合はレアフラグを引いた上で、本来の確率で成立する当たりも抽選されているんだけども、これもヒキや台の設定によって左右されてしまう。相当薄いフラグを回収しても、結果的に数万円分しか勝てないということはザラにあるのだ。
ところがスクラッチはどうか?もともと1枚が200円と、パチスロの1ゲーム60円の3倍以上の投資は必須となるが、その分恩恵は大きい。
通常のスクラッチは前述のように1等100万円で、確率は1/125,000。奇跡的に引き当てても数万円しか手に入らないパチスロのレアフラグとは、リターンは比べるべくもない(まあ、スクラッチとパチスロを比べるのもナンセンスかもしれないけど)。
1/98304のフラグを引いて、そこからさらに自分のヒキが重要になるのがパチスロ。一方で1/125,000を引き当てれば、その時点で100万円ゲットとなるスクラッチというわけだ。
じわじわ増やして楽しむか、一撃に期待をするか?
スクラッチは1枚200円で、パチスロは1ゲーム60円ということを差し引いても、一撃のリターンはスクラッチの方が大きいことは事実。
パチスロなどは演出も楽しみつつ勝てれば御の字、というゲーム性が魅力のひとつだけど、まあそれにしたってしょうもない演出の台も随分増えてきた。近年はパチンコホールもなかなか出玉が芳しくない。
同じ大当たりを引くなら、これからはスクラッチを購入するというのも、ギャンブルを楽しむ選択肢にはなるのではないだろうか。
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